NY時間の2月19日の週は、真冬の休み(Midwinter Recess)ということで娘と息子の通う学校はお休みです。今週の最低気温は-2~-4度との予報で毎日寒いです。
NY時間の2月9日~2月14日まで開催された、2024年秋冬(A/W)シーズンのコレクションを発表したNYFW(ニューヨークファッションウィーク)を終え、その後は世界規模のアパレル見本市、“Coterie New York”へと続きます。
NY時間2月20日~2月22日までJacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・K.ジャヴィッツ会議センター)で開催しております、“Coterie New York”に初日の20日に、平日かつ学校がお休みということで、かなり前からスケジュール調整をして・・・仲の良いママ友に朝から夕方まで・・・娘と息子をお願いして、行ってまいりました。本当にありがたい! ありがとうございます!! (過去の関連ブログ事:2023年9月19日-Coterie New York(前編)(後編))
トレンドの発信地でもあり、文化とファッションの世界的な拠点でもあるNY、毎年2月と9月に開催のCoterie New York、2月の開催を取材するのは久しぶりです。
Coterie New Yorkには、ファッション業界のトップブランドがシーズンごとに集まり、ブティックから電子商取引サイト、デパートなどあらゆる小売バイヤーが集まります。一般公開されておらず、ファッション専門家と承認された参加者のみを対象としています。条件をクリアした 認証済みの参加者は無料で参加できます。
消費者の要求が透明性と信頼性を優先するように変化するにつれて、Coterie New Yorkも変化し、顧客がストーリーを共有するスペースを作成しています。企業と企業、買い手と売り手の間だけでなく、最も重要なのは人と人のつながりを再定義し、 エネルギー、ライフスタイル、カルチャー、ファッションが出会い、融合する見本市です。
Coterie New Yorkは、バイヤー、小売業者、専門家、インフルエンサー、メディア、スタイリストからなる国際コミュニティーに1,000 以上のブランドを紹介しています。ここで関係が構築、トレンドが設定され、最も重要な業界の変化が起こる見本市です。ファッション業界全体を団結させるために存在し、世界的なブランドやデザイナーと業界の主要プレーヤーを結びつけ、持続可能性、テクノロジー、イノベーションに関する重要な会話に新鮮な声を与えています。
Coterie New Yorkについて大手のアパレルブランドは、“新しい商品セクションと並行して、ニューヨーク内外のファッション ブランド、バイヤー、小売業者のコミュニティーコネクターおよび教育者としての役割を強化し続けています。”とコメントしています。
Coterie New Yorkの会場内は、ネオンイエローが差し色のブラックホワイトでシックにまとめています。会場に設置された照明器具や家具などもオシャレです。会場内の一部ではブランド一押しのアパレルアイテムが展示されています。
ブランドのドレスを身に纏ったモデル達の撮影会も会場内の一部で行われています。
前回と同様に、同じ日程で別のフロアでは、トレンドを重視した女性向けのヤング層向けで現代的なスポーツウェア、アパレル、アクセサリー、履物、ホーム、ギフト、ビューティーが集結した、今年で90周年を迎えた“MAGIC”が同時に開催されフロアを行き来できます。MAGICの会場は黒とパープルが基調となっています。MAGICの入り口には、ブランド一押しのアイテムがディスプレイされています。
会場内の一部では、新しいファッションのエコシステムについてのトークショーが開催されています。Coterie New Yorkの使命は、ファッションが直面している最も重要なトピックや課題の点と点を結びつけ、持続可能性とテクノロジーという2つの重要なアイデアに焦点を当てて前進することとしています。ここ数年どの業界でも焦点を当てているサステナビリティとは、単なる流行語ではなく、ファッション業界にとっても現在と未来です。 Coterie New Yorkは、持続可能性を意識した最高のブランドを紹介し、現場での体験やライブプログラミングを通じて主要な問題に取り組んでいます。
後編では今回私が気になった素敵なアイテムをご紹介します~。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。