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2024年6月23日-Summer Fancy Food Show(前編)

ここ数日のNYは35度超えの猛暑日が続き暑いです。ここ数日、私も暑さに体調を崩していました。今年の夏・・・どれくらい暑くなるのだろうか・・・みなさまも水分補給など暑さ対策をして体調に気を付けてください。

夏といえば・・・この時期の大きな見本市・・・6月23日〜25日までの3日間、Jacob Javits Centerで開催中の米国西部最大のB2B専門の食品・飲料品の専門の見本市、Summer Fancy Food Show(SFFS)へ、NY時間の23日の初日に行ってまいりました。(過去の関連ブログ記事:2023年6月25日-Summer Fancy Food Show(前編)(後編))

68回目の開催となるSFFSです。1950年代の戦後のアメリカで始まったこの見本市は、米国全土の食文化と愛好家と共に数十年にわたって成長し、進化してきました。主催する、非営利団体のスペシャルティフード協会(The Specialty Food Association)は、毎年SFFSに何千もの食品生産者と何万人もの参加者を誇りを持って迎えています。

会場内は活気があります。米国および海外の出展ブースから数千の特殊食品および飲料製品が展示されます。小売業者、食品サービス、販売代理店、輸入業者、輸出業者などの業界関係者のみ入場でき、一般公開されていません。

来場者について、SFFSの参加者全員が潜在的なビジネスコネクションを持つことができるように、厳格な資格審査プロセスを採用し来場出来る資格があるかどうか確認しています。資格のある小売業者、食品サービス業者、販売業者、輸入業者の当日の入場料金は1人$149~。資格のあるメーカーの当日の入場料金は1人$599~。

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2023年夏のSFFSには、世界中から合計30,000人以上のメーカーおよび製造業者、小売業者、バイヤー、販売業者、編集者、記者、インフルエンサー、投資家、リソースおよびソリューションプロバイダー、9,300人以上の資格のあるバイヤー、1,600人以上の主要バイヤー、740人以上の資格のある報道関係者が来場しました。何千人もの影響力のある業界専門家が集まり、出展社のブランド認知度の向上と市場シェアの拡大を支援します。

スペシャリティ フード協会は、あらゆるバックグラウンドを持つ優秀で野心的なメーカーに提供される機会を維持するだけでなく、拡大することに尽力しており、これにはSFFSでメーカーのためのスペースを確保することも含まれます。

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あらゆる商取引チャネルのバイヤーは、世界最高の専門食品および飲料メーカーから、高品質の職人技の製品を調達するためにSFFSを頼りにしています。SFFSの来場したバイヤーの内訳として、42%が流通業者、40%のスーパーを含む小売り業者、18%のフードサービスとなっています。

出展社へのアンケートの集計では、2023年の出展社の満足度83%、2024年度への参加希望80%、SFFSの重要性を感じる81%となっており、業界からの信頼が厚いSFFSということで、今年の開催も活気あるものとなっています。今年も広いJacob Javits Center内の2フロアをフルに使い、多くのブースが並んでいます。

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USA国内だけでなく、ヨーロッパやアジアなど世界中の国から出展しているSFFS。毎年、一番大きなパビリオンを設置しているのは、質の良いオリーブオイルや、パスタソース、チーズなどを多く扱うイタリアが断トツです。イタリア・ローマ出身のセレブリティー・シェフ、ジャーダ・デ・ラウレンティス(Giada De Laurentiis)も初日に駆け付けたということもあり、大勢がイタリアのパビリオンに集まりました。

今年もフランスやイギリスなどのヨーロッパのパビリオンの数が多い印象でした。春にスペイン旅行を楽しんだ主人からスペインでの文化や食事について聞いていたので、個人的にはスペインのパビリオンに興味がありました。

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日本のパビリオンでは、東京をはじめ、北海道、静岡、京都などから、ラーメン、ソース、お菓子、調味料、レトルト製品などを販売する約40の企業が集まっています。

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来場者にとっての楽しみの1つに・・・試食や試飲があります。暑い日でしたので、酸味のあるトマトソースを使った試食が美味しかった。さらに主人から聞いていた丁寧にスライスしたスペイン産の生ハム・・・チャンスがあり頂きました! 上品な塩気で本当に美味しかったです。

後編へ続く・・・。

  • 12月1日生まれの射手座
    東京都浅草出身
    ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
    アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。

    2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
    そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。

    NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。

    チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。

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