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2023年4月1日-The Whaling Museum

NY時間の本日、4月4日の最高気温は21度と暖かい春の日となりました。

NY時間の4月1日土曜日、主人も私もゆっくり過ごしたい・・・子供達はお出掛けしたい・・・ということで、ベイサイドから車で約30と近場のロングアイランド西部北岸にある港町のコールドスプリングハーバー(Cold Spring Harbor)にあります、The Whaling Museumに行ってまいりました。入館料は大人$8、子供$6、0歳~3歳までは無料です。

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初めて訪れました、The Whaling Museumは、ロングアイランド地域の捕鯨の歴史を探ることができる、博物館です。ニューヨーク州で唯一、オリジナルの装備を備えた完全装備の19世紀の捕鯨船のデイジーを展示しています。

鯨船をはじめ、アメリカの民俗芸術の1つとされる鯨の歯の装飾品、船の装備、道具のコレクション、 トライポット、船首像などが展示されています。博物館のコレクションと教育プログラムは、コミュニティーに、ロングアイランドの最も初期の主要産業の1つである捕鯨の理解への重要なリンクを提供しています。 地域の海事の歴史とコールドスプリングハーバーの捕鯨の歴史を保存する必要性を認識した地元のコミュニティーによって形成された博物館です。

数年に渡る航海、長期期間を船で過ごした人々の暮らしを展示されている捕鯨船の二段ベッドや小さなキッチンなどで垣間見ることが出来ます。鯨を煮詰めて鯨油を抽出した船内の釜などの展示もあります。当時、鯨油はろうそくやランプ、産業用として重宝されましたが、石油の普及とともに衰退した捕鯨業の歴史を学ぶ事ができます。

二段ベッドに入ることが出来たり、展示物の中に子供達が鯨や船の絵を描くスペースがあったりと子供達が体験できる事もあり、お子様連れのご家族でも楽しめます。ファミリー層以外では車でふらっと立ち寄った来館者の方もいらっしゃいました。

その土地、土地で過去があり、文化があり、歴史があります。その土地を訪れた際にその事を知る大切さを、展示物を鑑賞しながら思いました。地元の方が運営を支える為に寄付をしたりと、地元のコミュニティーが大切にしていると感じる博物館です。

  • 12月1日生まれの射手座
    東京都浅草出身
    ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
    アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。

    2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
    そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。

    NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。

    チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。

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