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「ロイヤル通」と定評のある元BBC王室レポーターのジェニー・ボンド(Jennie Bond)。

OK! 独占インタビュー☆ジェニー・ボンド:「女王は“女王以外の何者でもないの!”」Vol.3

元BBC王室レポーターのジェニー・ボンドが解説する女王の軌跡と偉業の数々!

━━女王(エリザベス女王(エリザベス2世:Elizabeth II))とカミラ夫人(コーンウォール公爵夫人カミラ(Camilla, Duchess of Cornwall))との関係は、この数年の間にかなり改善したのではないかと思いますが、その点についてはどのような見解をお持ちですか?

故ダイアナ妃(ウェールズ公妃ダイアナ(Diana, Princess of Wales))と比べると、女王はカミラ夫人との間の方が共通の感覚を分かち合えるのではないかと思います。しかし、いわゆる“不倫の関係”を公に認めるわけにはいかず、国民の手前カミラ夫人との関係に距離を置く必要があったのだと思います。でも基本的には女王はカミラ夫人を尊重し認めていますし、2人の関係はうまくいっていると思います。

━━在位中の女王の幸せを脅かす“3つの出来事”は何だと思いますか?

それは、もちろんご主人のフィリップ殿下(エディンバラ公爵フィリップ王配(Prince Philip, Duke of Edinburgh))との別れだと思います。そして健全な王室の継続を願う女王にとって、最近起きたアンドルー王子(ヨーク公爵アンドルー王子(Prince Andrew, Duke of York))の裁判問題は王室の崩壊だけではなく、家族の崩壊につながるような重要な問題で、女王にとっても大きな悩みの種だったことは間違いありません。その他にもヘンリー王子(サセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex))とメ―ガン妃(サセックス公爵夫人メーガン(Meghan, Duchess of Sussex)の王室離脱やそれに続く一連の問題があったわけですが、女王はそれに対しても、自らの過去の経験をもとに「家族の愛に訴える」公式声明を発表して、民衆の支持を手にしています。

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━━それから、あなたは1994年のチャールズ皇太子(ウェールズ公チャールズ(Charles, Prince of Wales))オーストラリア訪問の取材に同行して、“チャールズをターゲットしたピストル事件”の報道も現地からしていらっしゃいますが、きっと恐ろしい経験をなさったのでしょうね?

あれはちょうど“オーストラリアの日”に起きた出来事の後で、チャールズ皇太子はちょっと退屈で、ありきたりなコンサートに出席してスピーチをしなければならなかったんです。ほとんどの記者たちは彼のスピーチ原稿に目を通していて、私はカメラマンと打ち合わせをしていた、ちょうどそのとき“バン、バン、バン”という銃声が聞こえてきて、私はその瞬間思わず“将来のキング暗殺”シーンの瞬間を見たと思ってしまったのですが、実際にはそれは単なる抗議合図の銃声で、私たちは事なきを得た結果にホッとした思いを抱いたわけです。でも“ボディーガードがガンマンとの間に押し入るようにして、チャールズ皇太子を床に押し飛ばした”あのシーンは私にとっては今でも忘れることができない出来事で、今でもドラマティックで恐怖に満ちた記憶が蘇ったりすることがあるんです。その後は40時間寝ずに事件の報道をし続けたことを今でもよく覚えています。

━━取材生活を送る中で、自分の身に危険を感じるような心配を抱えたりしたことはありましたか?

たった1度だけ不安が頭に浮かんだのは1999年に起きたジル・ダンドー(Jill Dando)の自宅前で起きた銃殺事件で、ちょうどその日が勤務日に当たっていた私が、その事件の報道をすることになったわけなんです。彼女は私の同僚で友達でもあったわけで、事件から数週間経った後でも夜分遅くに1人で自宅に戻ったりするたびに誰か茂みに隠れているのではないかと、不安を感じたりしていたことは確かです。

━━今までストーカーの被害にあったりした経験はありますか?

幼児殺人犯や刑務所に収監されている人たちから手紙を受け取ったことはあったけれど、特にストーカーの被害にあったことはないと思います。ブロードムーア(The Broadmoor)に住む幼児殺人犯からスペルが間違だらけのファンレターが頻繁に届いて、ちょっと怖気づくような経験をしたことはありますが、彼は40年間に渡る収監の末、獄中で死亡したと聞いています。その他にもローナ(Rhona)という女性からもよく手紙を受け取っていました。どうやら彼女は私にちょっとした恋心を抱いてしまったようで、“仕事が終わったら外で待っているから”といった感じのラブレターを送ってきたんです。でも、当時BBCは私たちに自分の車を提供してくれていたので、外部との不必要な接触を避けることができましたので、その点においてはとても幸運だったと思っています。

━━最後の質問になりますが、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相(インタビュー当時)は女王のお気に入りだったと思いますか?

女王のお気に入りの首相の1人として挙げられるのは、ジョン・メージャー(John Major)元首相で、彼は今でも“王室顧問メンバー”として、その名を連ねています。それから、ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)元首相も女王のお気に入りリストの中に入っていると思いますし、ハロルド・ウィルソン(Harold Wilson)元首相にも愛着を感じているのではないかと思いますよ。女王には女王なりの特有のお好みがあるようで、ボリス・ジョンソンはその範疇にはないと思いますね。

Words © Polly Brown
Photos © Lorna Roach / OK! Magazine

END.

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