OKJ.Barack-Obama.2.1

「大統領としての重責から解放された今が、1番幸せなとき。」と告白するかつてのアメリカ合衆国大統領、バラク・オバマ(Barack Obama)(60歳)。

バラク・オバマ:「僕の人生にとって、1番大切な人たちはいつも女性だったんだ」(後編)

歴史に残る肖像ともいうべき、かつてのアメリカ合衆国大統領「バラク・オバマ」が私たちに与えたインパクトと、その軌跡をたどってみたい。

そして、何年か教育関係の仕事に携わった後「人権問題」を専門とする法律事務所で研鑽を積み、特に「貧困と人種問題」に関心を抱くようになったオバマは2005年、アメリカ合衆国上院議員に就任することになる。

しかし、そこに至るまでの道のりはそれほど単調なものではなかった。若干21歳で長年疎遠だった実父を車の事故で失い、さらに1995年には愛する母をがんで失ったオバマは、幾つかの個人的な悲しみを乗り越え、上院議員就任を果たした2年後には既にアメリカ合衆国大統領選に立候補することを宣言している。

そして大統領としての任期中には「失業率の低下」、「医療保険制度改革法(通称オバマケア)」、さらに「LGBTQ+」支援など、数多くの画期的な改革を成し遂げてきたオバマ!

ちなみに、この「医療保険制度改革法」により、低所得者層を含める2,000万人以上の人たちにも保険制度が適用されるようになったという。

近年の歴史上、最も重要な政治家の1人としてその名を知られるオバマ! しかし「自分にとって何にも優る重要な役割は2人の娘、マリア(Malia:23歳)とサーシャ(Sasha:20歳)の父親業」と周囲の反応もはばからず公然と語る彼は、さらに2016年のインタビューの中で「ホワイトハウスで執務を取る1番大きな利点の1つは、生活の場である“ホワイトハウス”と僕の執務室“大統領執務室(オーバルオフィス(Oval Office))”の行き来に掛かる時間がわずか45秒だったこと! だってそのお陰で娘たちが“スマートで、ユーモアあふれるセンスを身に付けた、優しく、素晴らしい女性”に成長していく過程を見続ける時間ができたんだから!」と、父親として正直な気持ちを語っている。

フェミニストであることを自認し、誇りに思うと公言するオバマだが、彼の女性への崇拝はいくら語っても語り尽くせないようだ。そこで2016年に綴ったエッセイ『フェミニズム』(Feminism)の中から「彼の女性に対するオマージュ」を一部紹介してみたい。

「僕の人生の中で最も大切な人たちとの関りといえば、それはなぜかいつも女性である。僕は“発展途上国で女性に権利を与え、女性たちの社会進出の支援に力を注いだ”シングルマザーの下で育ち、ガラスの天井(資質や実績があっても女性やマイノリティを一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の障壁)という環境の中で、昇進を目指しながら銀行で働く祖母の後姿を見ながら育ってきた。

そして、多忙な仕事と家族の世話を両立させるという環境の中で、何とかバランスを取りながら日々を送るミシェル(Michelle)の姿も見続けてきた。他の多くの働く母親たちの悩み同様、ミシェルもまた周囲の期待や偏見を気に掛けながら“より有利なものを得るために何かを差し出す取引”をする必要があったことも知っている。

今振り返ってみると、僕は確かに彼女の手助けをしようと努力してきたけれど、でもそれはいつも僕の男という立場から見た支援で、結局のところ、その負担は不公平にもいつも女性であるミシェルが背負わなければならなかったのだと思っている。」

しかし、そうしたタフな女性の環境に愚痴を言うことなく、しなやかに長きに渡る結婚生活を切り抜けてきたミシェルは、いまだに夫のオバマに“ぞっこん惚れ込んでいる”ようで、つい最近のウエディングアニバーサリーのメッセージ中でも“溢れんばかりの妻の愛”を次のように綴っている。

「私はバラク・オバマの微笑み、人格、思いやり、その全てを愛しているの。そして今ここに彼と共に歩んだ人生の道のり全てに心から感謝している私がいるの!」

ミシェル、私たちもその言葉に同感よ!

Words © Rhona Mercer
Photo © Mirrorpix

END.

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