3月半ばになりましたが、まだまだ寒いNY、春が待ち遠しいです。
お馴染みのJacob K. Javits Convention Centerで3月17日〜19日まで開催されました、アイケアとアイウエアが出会う場所・・・アイケアとアイウエアに関する業界限定のセミナーと展示会、眼科専門家のためのイベントのVision Expo East 2023に最終日の3月19日に行ってまいりました。最新のアイウエアの展示はもちろん、最新の眼科の診療からレンズの革新、アイウエアのトレンドなどに至るまでの教育のセミナーも開催しアイケアの未来を垣間見ることができます。 昨年に続き2回目のVision Expo East 2023です。(過去の関連ブログ記事:2022年4月3日-The Vision Expo East 2022)
今回のフロアプランが昨年と異なり、アイケア関連のブースとアイウエア関連のブースが同じフロアとなり、行き来しやすくなりました。今回の開催は、 何千人もの業界の専門家が集まり、450以上の出展ブース、220以上の教育セッションとなります。入場料はフロアのみの入場で$150~。セミナー受講無制限は$539。
知名度の高いブランドのアイウエアや、スポーツブランドのアイウエア、新ブランドのアイウエア、子供ブランドのアイウエアなど多種多様のブランドのアイウエア製品が並びます。アイウエア + サンウエアの究極のファッションハブとも言えるVision Expo。見て、触れて、品質やデザインを確認できます。 何千ものブランドを探索しようとしているデザイナー、バイヤー、トレンドの専門家とネッワークを築くことが出来ます。
アイウエアのトレンドはもちろん、最先端のラボ機器や光学用品に加えて、屈折器、レンズメーター、画像システム、医薬品の進歩、弱視など、アイケアの新しいテクノロジーや革新的な製品やサービスを発見できます。 眼科などの医療関係者の来場も多く、アイセラピー製品、最新のコンタクトケア製品、医療用の最新機器などを紹介するブースに立ち寄り、実際に体験していました。
会場内の一部に最新のブランド、デザイン、トレンド、テクノロジーを紹介することで、業界全体を前進させるという考えでスタートしました、NOW by Vision Expo トレンド・パビリオンが設置されています。アイウエアの最新トレンドとイノベーションを具現化する厳選されたフレームとレンズのセレクションを一同に鑑賞出来ます。 このイベント内で更なるPRをすることが出来る無料の付加価値の機会としてこのアイウエアのディスプレイに多くのブランドがブランド一押しアイテムを提出し参加しています。そこからメディアと小売業者の審査委員会によって選択され展示されています。
さらに展示されたアイウエアの中から、NOWベスト・サングラス・アワード:250 ドル未満の小売部門や、NOWピープルズ・チョイス・アワードなどの 8つのカテゴリに分かれたアメリカ国内でアイウエアの創造性を代表する最初の業界賞である、NOWアワード2023の優勝者が決定します。
ブランドの一押しの素敵なアイウエアを沢山目にしました。NOW by Vision Expo トレンド・パビリオンで見つけました、個人的に気になったアイウエアは、ビジューやラインストーンをあしらった煌びやかでインパクト大のアイウエアです。
Vision Expoが多くの業界関係者に支持される理由の一つに、多種多様の業界のトピックに分かれたセミナーの教育プログラムです。病気の管理や実践の成長から、レンズの革新、アイウエアのトレンド、患者ケア全体を強化するためのコンテンツなどをセミナーでは提供しています。専門家から、一般的な眼疾患の診断と治療、およびビジネスの成長における最先端の技術と最新の傾向について学ぶ事ができます。何百時間ものセミナーから選択して、アイケアの未来を垣間見ることができます。
最終日の日曜日に会場入りしましたが、各ブースに「今回の調子はどうですか?」と尋ねると、どのブースも前日の土曜日は来場者が多く、成果があったと、コメントしています。アイケアとアイウエアを合わせ、業界を変革する革新的なテクノロジーを深く掘り下げたイベントは他にないということもあり、東海岸を拠点とする業界関係者が必ず訪れるイベントという印象です。
個人的にサングラスが好きなので、デザインや使用感が良いと購入し、20本くらいありますが、会場内で再会したアイウエア大好きな友人は60本以上所有している、とのこと。アイウエア好きにとっては数多く持っていることも多く、1人に1本ということでもないアイウエア。アイウエアが日常生活に必要な方の為のアイウエアとしての機能としてはもちろん、それに加え、個性やファッションを楽しむためのファッションツールとしても購入者の窓口が広い業界なので、これからの業界の発展にも注目したいと思います。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。