2024年9月22日-Coterie New York(前編)
会場内はカラフルで華やか、拘りの新作も飾られブースを見て回るのも楽しいです。さらにより楽しく・・・パーマネントジュエリー、オリジナルアクセサリー、キャンディバー、コーヒーブースなど、時間や場所の指定に数量と限りがありますが、今回も来場者に向けて無料のイベントやサービスが提供されています。
私が素敵~、欲しいと思ったアイテムをご紹介します。
オーストリア出身のデザイナーがインドの豊かな伝統と多様な文化に刺激を受け、インドに移住。インドで高品質のコットン生地にオリジナルの手描きのデザインを手作業でスクリーン印刷した、華やかなリゾートウェアを販売する、Beyond by Vera。デザイナーが納得する完璧なプリントを作成するまでに最大3ヶ月かかることもある、美しいプリントのコレクションを着る人は優雅な時間を過ごせそうです。古代ベルベルローマの石の彫刻に影響を受けたプリントデザインのドレス、1494 Helenaのアメリカ国内での販売価格:$332.00(税・送料別)。
大ぶりなデコラティブな輝きが大好きな私・・・存在が素敵とブースで立ち止まりました。スワロフスキーをふんだんに使用したデコラティブなギリシャ発のアクセサリー、FRANGOS HANDMADE JEWELRY。大粒でカラフルなスワロフスキーをこれでもかって程に大胆に使うデザインがインパクト大です。イヤリングやネックレスなども揃います。ヴィンテージ風ですが一点ものではないので同じデザインをいくつもオーダーできます。アイテム1点のアメリカ国内での販売価格の目安は$300.00~(税・送料別)。
レインボーはもちろんですが、カラフルなアイテムに目が行ってしまいます~。コロンビア発のハットブランド、SER X ANDREAGUDELO。ダークグレーの上質なウールにカラフルなビーズを縫い付けているハンドメイドのハットは、美しい銀河のようです。写真のハット、CHILI DREAMSのアメリカ国内での販売価格:$771.00(税・送料別)。
廃棄物を再考する使命! がコンセプト。まさにサステナビリティ(持続可能性)そのもの! 梱包材などのビニール・・・50万枚以上のプラスチック バッグが埋立地や水路に廃棄されるのを防ぎました、リサイクルされたプラスチックバッグから作られた手織りの高級トートバッグのブランド、ANYBAG。展示のために作られたプラスチック製のフラップバッグは来場者の方から売って欲しいとの声もありました。マンハッタンに工場がある、NY生まれのプラスチックバッグです。ミニサイズ、THE MINI in Gothamのアメリカ国内での販売価格:$98.00(税・送料別)。
ロサンゼルスと聞けば・・・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の輝かしい活躍をすぐに思い浮かべます。POPでユニークな柄が印象的なアイテムを販売する、ロサンゼルス発のアパレルブランド、Julie Seastrom。日本に一時住んでいたとのことで、デザイナーの方と話が弾みました。色使いや柄もオリジナリティ溢れていますが、生地や素材も珍しいシースルー素材など拘りを感じます。
リサイクルプラスチックで作られたボトルが目を引きました、インドネシア発のパフュームブランドのUnké Naru。売り上げの一部をインドネシアのスマトラ島にある国立公園、テッソニロ国立公園のサポートに寄付しています。植物ベースの爽やかな香りから、ココアミントなどの甘い香りまで揃えています。
ブランドの名前をみて立ち止まりました・・・ロサンゼルス発のアパレル、バッグブランドのMokuyobi 。POPでキュートなデザインと色の組み合わせが楽しいですね。機能性と究極の魅力に重点を置いて、製品をゼロから開発しすべての製品は米国製です。お魚やフルーツなどインパクトのあるデザインですが、確かに機能性もあります。荷物が多い時に活躍しそうなポケットたくさんのハデハデなバックパック、Bubble Gummy Alex Mega Backpackのアメリカ国内での販売価格:$364.00(税・送料別)。
今回のCoterie New Yorkでも素敵なアイテムをたくさん発見しました。
ファッションが直面している最も重要なトピックとなる、サステナビリティ(持続可能性)とテクノロジーと課題を結びつけることを使命としているCoterie New York。サステナビリティは、もはや単なる流行語ではなく、ファッションの現在と未来に重要な要素です。サステナビリティを意識した最高のブランドに注目し、体験とライブプログラミングを通じて重要な問題に取り組むことにも焦点を当てています。
販売面でもカギとなります、テクノロジーの存在。デジタル体験がファッションの未来の重要な部分でもあると同時に、現実世界のコミュニティーの影響も大切です。オンラインとオフラインの両方にアプローチをどのようにしていくのか、ブランドをはじめ、アパレル業界全体が試行錯誤で未来に進んでいく様子を感じました。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。