NY時間3月15日〜17日までJacob K. Javits Convention Centerで開催されました、アイケアとアイウエアが出会う場所・・・アイケアとアイウエアに関する業界限定のセミナーと展示会、眼科専門家のためのイベントのVision Expo East 2024に最終日、St Patrick’s Day(セント・パトリックス・デー)でもありました3月17日に行ってまいりました。(過去の関連ブログ記事:2023年3月19日-Vision Expo East 2023)
最新のアイウエアの展示はもちろん、最新の眼科の診療からレンズの革新、アイウエアのトレンドなどに至るまで、450を超える出展ブース、320時間のセミナー、推定20,000人の来場者という印象的なラインナップによりアイケアの未来を垣間見ることができます。場料はフロアのみの入場で$150~。セミナー受講無制限は$399。
来場者の職業は、Optometrist(検眼医)20%、バイヤー21%、Optician(眼鏡や)16%、実践管理16%、その他22%。52%と多くの来場者はNorth Eastから来場し、続いて国際20%、南大西洋11%となります。イタリアやフランス出展しているブースも多い印象で20%の来場者がアメリカ以外というのも分かります。
広い会場の入り口向かって左半分が眼鏡を販売するメーカー、右半分が眼科機器やレンズなどのメーカーと分かれています。左半分のブースの中には知名度の高いブランドのアイウエアのブランドも多く、参加した来場者に企画限定プライズを用意してブースを盛り上がています。75人以上の独立したデザイナーや職人が集まるアトリエのエリアもあります。
来場者は、最先端のラボ機器や光学用品に加えて、屈折器、レンズメーター、画像システム、医薬品の進歩、弱視など、アイケアの新しいテクノロジーや革新的な製品やサービスを発見できます。 眼科などの医療関係者の来場者は、アイセラピー製品、最新のコンタクトケア製品、医療用の最新機器などを紹介するブースに立ち寄り、実際に体験していました。
最新の機器の中には、好きなデザインの眼鏡を素早く作る3Dプリンターも機器もあります。細部まで丁寧に仕上げています。
目の乾き、ドライアイを調べるラボ機器があり、私も体験してみました。どの程度のドライアイか簡単にチェックできます。診断の結果は・・・左右共に問題ありませんでした。今までドライアイについて検査したことがなかったので、参考になりました。
会場内にステージが設置され、イベント開催中、時間別で、コンタクトレンズのビジネスを強化するためのセミナー、職人技が光るアイウエアのファッションショー、全国眼鏡学校連盟(NFOS)グラミー賞ノミネートシンガーソングライターのソフィー・B.ホーキンス(Sophie B. Hawkins)のパフォーマンスなどが開催されました。
NOWパビリオンは、NYCノスタルジア、NYCファッション、リサイクルプラスチックで作られ環境に配慮したアース、ラブ、今年のパントンカラーであるピーチファズなどのカテゴリーにまたがるショーに出展しているブランドから厳選された200以上のフレームが展示されています。
フレームデコレーションというよりは、カラーで勝負した眼鏡のデザインが多く、多くのブランドが透明感のあるカラーの眼鏡のデザインをしている印象です。
サングラスが好きな私ですが、昨年に比べるとサングラスを扱うブースが少ないようでした。最終日ということで、一部のブースではフレームのサンプルセールをしていました。購入者の方々は、購入したフレームに別途レンズを入れ替えるとのことでした。
お仕事や生活環境などライフスタイルによって自分の目のコンディションが変わっていきます。目の専門家とお話していくうちに、もっと目を大切にしなくては、と考えさせられました。
来年のVision Expo Eastは、NYから移動し、フロリダ州オーランド(Orlando)で開催されます。会場を移動しどのような成果をあげるのか、気になります。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。