本日の日中の気温は33度とまだまだ残暑厳しいNYです。
娘もまだ夏休み中です・・・週末を利用して、家族で車で約4時間のところにあります、Upstate New York(アップステイト・ニューヨーク)、ニューヨーク州の西部のCorning(コーニング)にあります、Corning Museum of Glass(コーニングガラス美術館)に行ってまいりました。コーニングは歴史的にガラス産業が発展した場所として知られています。
世界1のガラスの美術館と言っても過言ではないくらい、素晴らしいガラスで制作された作品など5万点以上のガラスの作品が鑑賞できる見応えのある1951年に設立された美術館です。大人一般入館料$20。
入館にはマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保つように促し、至る所にサニタイザーが設置され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を徹底しています。
白を基調とした広々とした空間が広がるコンテンポラリーアートセクションは、2015年に建築家トーマス・ファイファー(Thomas Phifer)によって設計された現代アートの展示に特化した世界最大のスペースです。作品を照らす照明のほとんどは拡散屋根天窓を使った自然光です。素敵。
ガラスのアートと言えば・・・チフーリ(Chihuly)を思い出しますが・・・(過去の関連ブログ記事はこちら) コンテンポラリーアートセクションでは、多くのガラスアーティストによる作品を楽しむことが出来ます。
このコンテンポラリーアートセクションで私が一番好きな作品は、Cephaloproteus Riverhead のFour Hearts, Ten Brains, Blue Blood Drained through an Alembicです。この立体的なコラージュは、ヴィンテージの本や雑誌から切り取った画像を何枚ものガラスの間に重ねて構成された繊細な作品です。肩に木が生み、川のような静脈が魚で溢れているロボットを描いています。
ガラス作りを見学できる、実演ショーも開催されています。熟練された職人の方があっという間に美しい花瓶作り、その腕前を披露しました。
ギフトショップは、リーズナブルなガラス製品からアーティストによるオブジェなど品揃え豊富でした。
子供たちも楽しんだコーニングガラス美術館。カラフルで透き通るガラス作品は美しく見ているだけで元気になれる気がします。コーニングガラス美術館の後は、車で少し移動して湖へ泳ぎに行きました。
アップステイト・ニューヨークは自然豊かで食事も美味しくリフレッシュ出来ます。家族旅行は賑やかで本当に楽しい! 素敵な思い出が出来ました。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。