カーラ・デルヴィーニュの悲しい過去
ファッション界のITガール、
その生い立ちについては
あまり多くを知られていない
一流の家庭に育ち、モデルとしてのキャリアに加えリタ・オラ(Rita Ora)やリアーナ(Rihanna)といったセレブ達も親友に持つ英国の ITガール、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)だが、その生い立ちについてはあまり多くを知られていない。
ところが先日、白い粉が入った袋を落としたところを写真に撮られてからというもの、モデルとしての契約が怪しくなり、家族にもドラッグ・スキャンダルが多かっただけに20歳の彼女を巡る不安が渦巻いている。
「カーラについて言うならば、彼女はただのモデルではないってことね。」と話すジャーナリストのイモジェン・エドワーズ・ジョーンズ(Imogen Edowards-Jones)。
「彼女は上品な上に、ほとんどのパーティーに姿を現すから、ITガールとして扱われているのです。」とコメントしている。
ところが、トラブルもパーティーで忘れようとしているカーラの一方で、世間の注目は彼女の有名な家族に集まっている。
カーラは、スタイリストのパンドラ・スティーヴンス(Pandora Stevens)と不動産開発業者のチャールズ・デルヴィーニュ(Charles delevingne)の娘であり、姉のクロエ(Chloe)(29歳)とポピー(Poppy)(26歳)もソーシャライツとして名を知られている。
ただし、母親がヘロイン中毒に陥って以降、彼らの幼少時代は暗い影に覆われたものに。「自分の母親が中毒と闘う姿を見たの。」と話すのは、モデルとしても活動中のポピー。「克服するのに本当に苦労していたわ。」
「私達は、自分達の行動に個性を見い出すように教えられていたけれど、幸運なことに誰もそうはならなかったの。」とオピウム(Opium)にちなんで名前を付けられたと話すポピーは語っている。
また、パンドラは、メディア界の権力者だった、父親のサー・ジョセリン・スティーヴンス(Sir Jocelyn Stevens)が介在したと話している。
「彼は、ほとんどの病院へやって来たわ。」と語るパンドラ(53歳)。「私のことを、ニューヨークにある薬物の過剰摂取の病棟へ連れていったし、スイスにある精神病棟へも入れたわ。そこで座っている時は、いつでも自分の手を握りなが“血は水よりも濃い”って言っていたの。」
ファッション業界の関係者達の多くが、最近のスキャンダルは、カーラのキャリアに影響はしないと考えているものの、今後お騒がせな行動は控えなければならなくなるカーラ。
「もしも同じ日に7つのパーティーに招待されたら、面白いと感じるでしょう。でも、もしもあなたが19歳や20歳で、外で移動の車が待機しているとしたら、全部回ったら良いじゃない?」とイモジェンは説明する。
「本当に楽しいけれど、とても疲れるわね。」
これには賛同する部分がある様子のカーラ。
「左足、右足、左足、右足・・・ってことしかその時は頭にないの。歩くことだけ。おかしいわよね。モデル業は、とても簡単だけれど、ある意味本当にタフな仕事でもあるの。“ウォーキングはクレイジー”っていうのが1番やっかいよね。」と話している。