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 アンジェリーナ・ジョリー:"いつでも母が恋しいわ"

  2013.05.31

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アンジェリーナ・ジョリー

“いつでも母が恋しいわ”

 

 

Angelina Jolie1.jpg子供に同じ思いはさせないと話す

アンジェリーナ・ジョリー

 



亡き母との強い絆が両乳房切除手術を思い立たせたというアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)。彼女は、87%の確率で乳癌、50%の確率で卵巣癌を発病する可能性を高める“欠陥のある”BRCA1遺伝子を持っていることが判明し、処置を行ったことを先日明かした。

 

 

自分の命について考え始めたのは、2007年に母のミシェリーヌ・ベルトラン(Marcheline Betrand)を亡くした時だというアンジェリーナ。娘を“美しさの化身”と話していたミシェリーヌは、卵巣癌との7年に渡る闘病の末、56歳で亡くなった。母の死によって、心にぽっかりと空いた穴に慣れるのに苦労したというアンジェリーナは「母は、最初の孫達に会って、彼らを自分の腕に抱くまで耐えたのよ。でも、他の子たちが彼女の素晴らしさを知ることは一生ないわ。」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アンジェリーナと母、ミシェリーヌとの間に特別な繋がりが出来たのは、1978年にアンジェリーナの父であるジョン・ヴォイト(Jon Voight)と母が離婚した幼少時代。

ミシェリーヌは、子供達のために舞台を捨てて、アンジェリーナとその兄弟ジェームズ・ヘヴン(James Haven)をほとんど1人で育て上げた。「母は、フルタイムのお母さんだったわ。自分のキャリアも自分の人生もなかった。全ては子供のためだったの。」とアンジェリーナは話している。


痛みは癒えないという彼女は「感情的にはなりたくないわ。母がここにいてくれたらって思うの。恋しくなくなるなんてことありえないわ。」と語る。

 

妊娠できる時間にも限りがあることを長く心配してきたアンジェリーナ。「祖母もとても若いときに亡くなったわ。だから母にも自分にも同じことが起きるかもしれないっていつも考えていたの。」と2010年のインタビューでは話している。

 

 

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アンジェリーナは、子供たちのために健康を維持しなければいけないと思ったと話す。母との思い出に加え、フィアンセのブラッド・ピット(Brad Pitt)との間に6人の子供を持つ彼女は、「子供たちには、乳癌で私が死んでしまうなんて事は心配しなくていいわよって話すことが出来るわ。」とコメントしている。

 

 

父親との冷めきった関係は、ここ数年で和らぎ始めたものの、娘の手術についてはインターネットで初めて知り、「驚いた。」と話したジョン。娘を称え、仲良くやっていると話した。「娘への愛や想いは、言葉に出来ないくらいだ。2日前に息子のジェイミー(Jamie)と一緒にアンジェリーナにあったけれど、私は何も知らなかった。変わった様子も全くなくて、火曜日の朝に知ったのさ。」と話している。









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