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 OK! インタビュー☆ジェニファー・アニストン☆"Wanderlust" (2012年10月号特集)

  2012.10.01

Jennifer AnistonTop.jpg

 

OK! インタビュー

 
Jennifer Aniston

“Wanderlust”

By Lily Rogers/FAMOUS


 

ジェニファー・アニストン


 ワンダーラスト


 


Jennifer Aniston1.jpgスキニー・ジーンズにキラキラ光沢のあるタンク・トップ、そしてベーシックなブラック・ブレザーと言う装いで登場したジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)!

 

 

トレードマークの長いブロンド・ヘアーに、いつもと変わらぬ陽焼けした美しい肢体を披露するジェニファーは、フィアンセジャスティン・セロー(Justin Theroux)との共演による新作映画「原題:ワンダーラスト(Wanderlust)」について語ってくれた。



インタビューの中でジャスティンとの関係については一切語らないジェニファーだが、その満ち足りた様子から、彼女が今に将に幸せに満ちたりた人生を謳歌している様子が伺える!

 

 

そこでOK! は、今回このインタビューを通して、ジェニファーの“今後の新しい人生の抱負”、“名声”、“自身の幸せ”などについて語ってもらう事にした。

 

 

 

 

 

 

 


Justin Theroux1.jpg---“ヌード・シーン”について神経質になったりした事はありますか?

“ヌード・シーン”の撮影が四六時中ある環境の中で同じスタッフと殆ど2ヶ月寝食を共にしていると、自分が神経質になっているのか、そうではないのか、その境界線が何となく分からなくなってきてしまう所があるの。でも、それぞれの関係者が撮影に入る2ヶ月前に経験した事に比べたら、きっとトップレス・シーンなんて、なんてことないだと思うわ(笑) 撮影の間中半裸状態でいる俳優もいたけれど、皆そんな事はお構いなしと言った感じで普通におしゃべりに夢中になっていたわ(笑)

 

 

---撮影の間、強い仲間意識が生まれたような事はありましたか?

そうした強い連帯感は確かにあったと思うわ。殆ど人里離れた湖の近くで嫌と言う程長い間一緒に時間を過ごしていると、最初は全員が何となく警戒心を持ってよそよそしい感じで接していたにも関わらず、知らない間に旧知の仲のように親しくなって、撮影が終わっても皆と一緒にディナーに出かけたり、時には週末も一緒に過ごしたりするような親しい仲に進展した事は事実ね。

 

 

 

 

 

Wanderlust1.jpg

---では撮影現場では“自由恋愛”のような事は起きなかった訳ですね?

それは全くなかったわ! 撮影中の私達全員の共通認識は“ただ一緒の時間を共有している仕事仲間”と言う事だけだったと思うわ!

 

 

---この映画は“都会生活から田舎へ移り住む”主人公について描写されているようですが、実際の生活の中でも“田舎”へ移り住む事を考えたりする事はありますか?

勿論、そう出来ればとてもステキな事だと思うわ。日常の環境から逃避して息抜き出来る“自分の空間”を持つと言うのは、とても必要な事だと思うの。実は幼い頃ニュージャージーに小さな“ゲートウェイ(砦)”があって、週末になると良くそこへ遊びに行ったものよ!森や湖に囲まれた環境の中で自然の中に身を委ねていると、言葉にはならないような解放感と癒しを感じる事が出来たのを覚えているわ!

 

 

 

Jennifer AnistonTop2_1.jpg---スロー・ペースのライフスタイルと言う事ですか?

そう、確かに時間がゆったりと流れていくと言う感じで、とても心が癒された記憶があるわ!

 

 

---もし田舎へ移り住むとしたら、毎日の生活はもっとシンプルになると思いますか? それとも、より複雑になる?

さあ、まだ実際に移り住んで田舎での生活を経験した訳ではないので、応える事は出来ないわ。でも田舎での長期撮影期間の間、時としてジェニファー・アニストンから外れて、1人の人間として自分を取り戻す時間を持つ事が出来たのは本当に素晴らしい経験だったと思うわ! 実際にその環境の中で時間を過ごしている間、自分の身体が自然に溶け込んでいく心地良さを体感して、心身ともに完全にリラックスしている自分を発見したの。それまでは、常に周囲の事が気にかかって、私の中にはちょっと被害妄想的な面もあったと思うの。でも自然の中に身を置いている内に、きっとそうした“負の感覚”が徐々に薄れてきたのだと思うわ。外にはパパラッチ・カメラも一切無いし、大げさな言い方かもしれないけれど、まるで神に囲まれて生活しているような穏やかで、不思議な気持ち! そしてその素晴らしい感覚をそのまま都会の家に持ち帰ると、今まで悩んだり、気にかけていた事がそれ程大きな問題ではないように思えてきたの!

 

 

 

 

 

Jennifer AnistonTop2.jpg---ヒッピーのライフスタイルについては、どう思われますか?

“ヒッピーの自由な感性”には惹かれるものがあるけれど、でも“フリーラブ”や“ドアが無かったり、閉まらないと言うような生活”は、あまりにも開けっぴろげで、そこまでの解放感にはちょっと馴染む事ができないような気がするわ!

 

 

---では、ヒッピーの洋服に関しては?

20代前半は、身に着けるものと言い、ヒッピーのメッカと言われるローレル・キャニオン(Laurel Canyon)を住み家にするなど、きっと内心どこかでヒッピーの生活に憧れていたところがあったのかもしれないわ!

 

---あなたはロマンティック・コメディーに出演する事が多く、それが将にはまり役のように見えますが、一体何を基準にその役柄を引き受けるかどうかを決めるのですか?

“自分で可笑しいと思って笑う事が出来るか”、“その主人公を演じる事を楽しいと思えるか”が私にとってはとても大切な要素なの。そして、役柄に共感して、その主人公になりきれるかどうかと言う事も私がその映画に関わるかどうかの判断基準になっていると思うわ。

 

 

 

 

 

 

Bridesmaids1.jpg---コメディーだけではなく、時にはもっとシリアスな役柄を演じてみたいと思った事はありますか?

私はコメディーが大好きだし、これから先もずっとコメディー・タッチな作品に関わっていきたいと思っているわ。何よりも人を笑わせて、自分自身も笑う事が出来る作品はとても健康的だと思わない? それにコメディーの奥底には、意外にも人間の営みの悲哀や真実が含まれているものだと思うの。でもコメディーなら何でも良いと言う事ではなく、例えば“ポーキーズ(Porky’s)”はとても素晴らしい作品だと思うけれど、私には“はまり役”ではないと思うの。いずれにしても、これから先も様々なコメディー作品に挑戦していきたいと思っているわ。

 

 

 

---映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(原題:Bridesmaid)」のご感想は?あの映画に出演するご自分の姿を想像した事は?

勿論あるわ!(笑い転げるようにして!) でも、あの出演者全員の“弾丸のようにすさまじい面白さ”には将に脱帽と言った感じ!

 

 

 

 

HorribleBosses1.jpg

---では話を元に戻して“楽しい”が、映画出演を引き受ける際のあなたの“キーワード”と言う事ですか?

そうね。でも先ほども言ったように、“ただ面白い”だけではなく、“その裏に人生の真実のメッセージ”が含まれていると言う事が大切な要素だと思うわ。

 

 

---でも、コメディー・タッチな映画の中でも、あなたなりに冒険を試みているような所があるように見受けられますが、それは特にあなたが意図して演技をしていると言う事ですか?

確かにそうね。例えば上映された「モンスター上司(原題:Horrible Bosses)」は、多少自分のイマジネーション(想像力)を加えて、私なりに冒険を試みた作品の1つと言えるかもしれないわ。でも、正直言って、殆どの映画は、作り手側の想像力によって制作される場合が多いの。実はかつてある若い監督の下で「グッド・ガール(原題:The Good Girl)」と言う作品に出演した事があるの。そして、その映画に出て来るシーンが“自分だったら絶対にやらないだろう”と言うような規格外の発想に満ち溢れていて、何とも言えず、感動的で興味深かったのを覚えているわ。つまり、自分が他の役柄に挑戦するのを拒むのではなく、実は業界内にはファンが望むであろうと言うそれぞれの役者のイメージが暗黙の内に定められていて、その既成概念に沿ったごく安全なジャンルの配役しか回って来ないと言う縮図があるの。意外性は全くないけれど、無理な冒険をしないと言う意味で、それが最も安全な方法と言えるかもしれないけれど・・・。

 

 

 

Friends0.jpg

---先ほどの“ヌード・シーン”の話に戻りますが、ご自分の中の変化を求める気持ちがあのような過激なシーンを引き受けた原因なのでしょうか?

いいえ、それが理由ではないと思うわ(笑)

 

 

----USA・TVドラマ「フレンズ(原題:Friends)」の放映が終わってから既に8年の歳月が流れていますが、今でもあの頃の事を懐かしく思い起こすような事はありますか? それとも、あの頃の事は既に遠い過去?

あの頃の記憶がまだ鮮明に私の脳裏に焼き付いていて、今でもまるで昨日の出来事のように感じているわ!

 

 

 

Friends1.jpg

---今でも当時の共演者達との交流があるのでしょうか?

勿論! コートニー・コックス(Courteney Cox)とは毎日のように連絡しあっているわ。デヴィッド・シュワイマー(David Schwimmer)とは最近ちょっと連絡が途絶えているけれど、リサ・クドロー(Lisa Kudrow)やマシュー・ペリー(Matthew Perry)とも親しく付き合っているし、あの頃の共演者達とは“幼馴染(おさななじみ)”のような絆があるの。

 

 

---また、テレビの仕事を引き受ける事はあるのでしょうか?

もし「フレンズ」の再現があったら、ためらわずに仲間に入れてもらうと思うわ。だってあんなに楽しい経験はなかったし、その可能性について“絶対にありえない”とは言えないと思うわ。

 

 

 

Jennifer Aniston3.jpg---では、心の中で何か良い作品があるとお考えです?

よく“テレビ”に比べて“映画”の方が秀作が多いと言う様な声が聞かれるけれど、個人的にはテレビ界には最優秀作と呼ばれる作品が沢山あると思っているし、テレビ番組の内容が映画に比較して見劣りしているとは思えないわ!

 

 

---テレビの仕事を懐かしく思う事は?

私にとって「フレンズ」に関わった10年間には特別な思い入れがあるの。つい先日も“ワンダーラストの共演者達と10年間撮影を共にしていたら、あの頃の魔法のようなエネルギーを分かち合う経験が出来るのかしら?”と“ふと考えた瞬間”があったわ。“番組の独創性”、“お互いを思いやる心”等など、とにかく、「フレンズ」は私の原点で、6人の共演仲間はお互いに“家族同然”のようなものなの。もしかすると実際の家族より深い絆で繋がれているのではないかと思うような事もしばしばあるわ。

 

 

---今でも「フレンズ」の再放送を観ていますが、全く歳をとっていない感じですよね!

まあ、嬉しいわ! ありがとう!

 

 

 

 

Jennifer Aniston3_1.jpg---若さを保つあなたの最大の秘訣は?

洗顔を怠らない事!(笑)

 

 

---“顔を洗う”事以外に、もっと何かあるはずですが・・・。

勿論、ちょっとした冗談よ! でも、正直言って“何か特別な秘訣は?”と聞かれると即座に“これです”と言える答えが見つからないの。強いて言うならば“親からの贈り物”と言うべきかしら? だって私の父は80歳近くになっても皺1つ無い素晴らしい素肌の持ち主なのよ!

 

 

---あなたの“いつまでも変わらない若さ”を見て、ファンを含める周囲の人達は皆あなたのライフスタイルに関心を持つようですが、例えばワークアウトに励むとか言う事も含めて一体毎日どのような自己管理をしていらっしゃるのでしょうか?

強いて言うならば“ワークアウトで日々身体を鍛練する事”と“毎日沢山の水を飲む事”が、私の“若さを保つ秘訣”なのかも知れないわね!

 

 

 

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---確かジュスティンが“リサイクル・ボトル(瓶の廃品回収)”を実行していると 言っていましたが、本当ですか?

そう、確かにジャスティンは、資源再利用に関心があるようで、ボトル・リサイクルの推進者のようよ! コマーシャルではないけれど、一にも二にも“スマートウォーター(Smartwater)”!(笑)

 

 

---何か特別なダイエット(食事療法)をしているのですか? それともダイエットとは全く関係ない生活を送っているのでしょうか?

人間の身体にとって大切な事は中庸性を保つ事だと言う事に気付いた時からダイエットは止める事にしたの。つまり“栄養の行き届いた食品”を“規則的”に食べると言う事がむしろ“しっかりしたダイエット”なのだと思うようになったの。昔はちょっと体重が増えたりすると、“断食”や“クレンズ”と言う手段で減量プランを立てたりしていたけれど、長い目で見ると、そうした極端な方法は健康に良くないと言う事を学んだと言う訳! それからちょっと不思議に思う人がいるかもしれないけれど、1日20分の日光浴も私にとっては大切な日課! 最近は“紫外線”が、“ビタミンD”の不足を引き起こす原因と言われているけれど、でも必ずしも“太陽光線”を“人体の敵”扱いにする必要はないと思っているの。それから、これは私個人の見解だけれど、“笑いと微笑み”そして、常に“幸せな気持ちでいる事”も若さを保つ大切な要素だと思うわ。

 

 

 

Jennifer Aniston4_1.jpg---何があなたの笑いを誘うのでしょうか?

“笑い”はそこら中に転がっているものだと思うわ!

 

 

 

---“環境問題”や“自然主義”に関心があると伺っていますが、その事について少し語って頂けますか?

自宅はソーラー・ルーフを備えているし、資源リサイクルは勿論の事、“地球環境問題”についてはとても敏感な方だと思うわ!

 

 

---現在の地球環境に対して、例えば資源の枯渇など、特に心配なさっていると言う事ですか?

先日のニューヨークを襲った“ハリケーン”や、その他世界各地で起きる“地震”や“大吹雪”をはじめ、気候変化だけではなく、最近ヨーロッパを襲っている経済恐慌など、世界は今揺れ動いていると思うの! でも、世界中の人達が地球環境の危機に目覚めて、徐々に行動を起こし始めているのはとても素晴らしい事だと思っているわ。

 

 

 

 

 

 

Jennifer Aniston4.jpg---今までの人生の中で、外国を含めてご自分を変えた“旅”の経験は?

クラークスビル(Clarksville)(ワンダーラストの撮影地)を訪れた旅が私の死生観を変える大きなきっかけになったと思うわ! あの経験は私にとって将に“青天の霹靂”だったもの!

 

 

---もう少し詳しく説明して頂けますか?

誰にも気付かれずに“普通の人間”として街中を散策する解放感を味わった時に、いかに自分が“被害妄想”で“人を信じる事が出来ない人間か”と言う事を悟ったの! カメラの注目も何も関係なく、ただ“あるがまま”を受け入れて、力強く生き抜いている人たちを見た時の感動は、今でも私の脳裏に焼き付いているの。コンピューターやブラックベリー(携帯電話)だけでコミュニケーションを図るのではなく、周りの人達と直接触れ合って交流する事の大切さを改めて感じたわ! 私自身、これから先は出来るだけ自然に触れた本来の人間らしい生活を楽しむようにしようと思っているの。実は、最近田舎に家を買って、鶏小屋を作ったばかりなの。だから、今でも“私の可愛い卵ちゃん”の事が気になってならないのよ!(笑)

 

 

 

 

 

Jennifer Aniston1_2.jpg---毎日鶏に“餌”をあげているのですか?

まだ完全に引っ越しをして、実際に生活している訳ではないので、残念ながらそれは無理な事! でも今は管理人のレイ(Rey)が、飼育している動物にエサを上げたり、家の面倒を見てくれているの。

 

 

 

---今はランニングとヨガのどちらにこっているのでしょうか?

勿論、両方! でも膝の故障で、昨年はあまり運動が出来なかったの!




---どうも長い時間インタビューにお付き合い頂いてありがとうございました。










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