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 OK! インタビュー☆ミラ・クニス☆There's no boyfriend! (2012年8月号特集)

  2012.08.01

Mila KunisTop.jpg

 

OK! インタビュー


MILA KUNIS
TED

By Lily Rogers/FAMOUS


 

 

Mila Kunis0_2.jpgミラ・クニス


ボーイフレンドはいません!」



ブラックのクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のドレスにマノロ・ブラニク(Manolo Blahnik)のヒールを身に着けて登場したロサンゼルス在住のミラ・クニス(Mila Kunis)(28歳)は、現在最も華麗なハリウッド・アイコンと言われる女優の1人! 映画「ブラック・スワン(原題:Black Swan)」の出演以来、世界中のあらゆる雑誌のカバーを飾る彼女は、つい最近、クリスチャン・ディオールの広告塔にも抜擢されると言う活躍ぶり!

 

 

そして、セス・マクファーレン(Seth MacFarlane)が監督する一風変わったコメディー映画「原題:テッド(Ted)」の中で、テディ・ベアとの友情がなければ生きて行けないようなボーイフレンドと交際する女性役を好演しているミラ! ちなみに、このボーイフレンド役を演じているのは、マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)!

 

 

 

 

 

 

 

 

Mark Wahlberg1.jpg7歳の時、家族と共にロサンゼルスに移住したと言う、ウクライナ生まれのミラは、テレビ番組やコマーシャル出演を皮切りに、USA・TVドラマ・シリーズ「ザット'70sショー(原題:That '70s Show)」の出演チケットを手に入れ、その1年後には「原題:ファミリー・ガイ(Family Guy)」、更に映画「マックス・ペイン(原題:Max Payne)」、「ザ・ブック・オブ・エリ(原題:The Book of Eli)」に出演を果たす。そして2008年に入り、映画「寝取られ男のラブ♂バカンス(原題:Forgetting Sarah Marshall)」に抜擢されたミラは、その演技力で一躍脚光を浴びる事となった。

 

 

一方、私生活では2002年から2010年まで続いたマコーレー・カルキン(Macaulay Culkin)との交際に終止符を打った後、映画「ステイ・フレンズ(原題:Friends with Benefits)」で共演したジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)との噂以外、ミラの周辺からは全く浮いた話が聞こえて来ない!

 

 

 

---映画の中のジョークを面白いと思いますか? それともあなたにとっては、ただの“男の独り言”のようにしか聞こえないのでしょうか?

ジョークは、あくまでもジョークだと思うし、別に男のジョークか女のジョークかと言った識別をする必要はないと思うわ。でも、この映画のジュヨークの面白さが分からなければ、きっと今回の出演を受ける事はなかったと思うわ。

 

 

 

 

 

 

 

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---かつて私生活の中で、テディ・ベアに限らず、幼い頃の思い出から抜けきれずに大人に成長しきれない男性に会った経験はありますか?

 
“大人になりたくないピーターパン症候群”の性癖を持った男性とは、沢山会った事があるけれど、大人になってからの自分の人生が左右される程、子供時代のおもちゃに固執する男性と会った経験はないわ!


 

---映画ではなく、もし私生活の中で常にテディ・ベアを追いかけ回すような男性に会ったら、あなたはどのようにその男性に接すると思いますか?

それは、実生活の中で本当にテディ・ベアと真剣に話しながら生活する男性がいたとしたらと言う質問かしら?(笑) もし、周囲の皆もそれを見て理解しているのだったら、きっと異常な事ではないと思うし、私も現実の一例ととらえて、それ以上何も言う必要はないと思うわ。

 

 

 

 

Mila Kunis0.jpg---では、あなた自身、いつもテディ・ベアと一緒にいる男性と交際しても良いと思いますか?

その男性と交際する前に彼がいつもテディ・ベアと一緒でなければならない事を知っていると言う前提で?

 

 

---勿論、そうです。

それなら納得の上での事だから仕方がないと思うわ。

 

 

---とても寛容なんですね?

だって納得の上で付き合う事にしたのだから、現実は現実として受け止めなければならないと思うわ。自分が好きになった男性がテディ・ベアの問題を抱えているのなら、その状況に対応して何とかうまく生活出来るように努力するべきではないかしら?

 

 

---映画の中でテディ・ベアを捨てるように頼むシーンがありますが、今までに自分が大切にしている何かを諦める事を要求されたような経験はありますか?

幸いな事にそう言う経験をした事はまだないわ!

 

 

 

 

 

 

 

Mila Kunis1.jpg---成長の過程で男の子の方が女の子より繊細で傷つきやすいと思いますか?

確かに、一般的にはそう言われているようね。統計的には、男性より女性の方が精神的に大人になる時期が早く来る事は分かっているけれど、結局大人になる過程は、男女に関わらず似たり寄ったりだと思うの。

 

 

---あなたが恐いと思うものは?

虫が大嫌いで、今でも苦手なの! 子供の頃は、ただ単に嫌いなだけだったけれど、今は“ゴキブリ”を見だけで寒気がする位恐怖を感じてしまうの。勿論、歳を経るに従ってその気持ちはすこしずつ薄らいで来てはいるけれど、でも小さい頃に比べるとより注意深く対処するようになっている事は確かよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---何故ですか?

人は、皆大人になるに連れて、状況を把握する能力を身に付け、様々な状況を理論として理解出来るようになると思うの。幼い頃は、見聞きする全ての物事が初めての事で、まるで“魔法”のように思えたりするしね。虫が与える危害を知らない、まだ未熟な子供の頃は、そんなに虫を毛嫌いするような事はなったと思うわ。でも、何故だか分からないけれど、大きくなってくると理由もなく虫を見ると嫌悪感を感じたりするようになってしまったの。私は、精神分析学者ではないから、理論的に答えを出す事は難しいけれど、ドクター・フィル(Dr. Phil)だったらきっとその理由について的確な答えを見つけてくれるかもしれないわね。

 

 

 

 

 

Mila Kunis2.jpg---クローゼットの中にあるお気に入りのワードローブは?

実は私はスウェット・パンツが大好きなの!

 

 

---どんな色の物ですか?

好きな物が見つかると、同じ物を色違いで揃えたりするの。今回は“ブラック”、“グレー”、“ブルー”を買い揃えて、自宅へ戻るとその日の気分で色を選んで身に着けるようにしているの。ヴィクトリア・シークレット(Victoria's Secret)が展開している“ザ・ボーイフレンド・スウェット・パンツ(The Boyfriend Sweat Pants)”と呼ばれるもので、あまりファンシーではないけれど、とても着心地がいいの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mila Kunis2_1.jpg---自分の事を100%アメリカ人だと思っていますか? それとも、生まれ故郷のロシアやウクライナに行くと未だに何か特別な絆を感じたりするのでしょうか?

アメリカに来て以来、ロシアしか行った事がないし、ウクライナには、一度も戻った事がないの。でもロシアに戻っても郷愁を感じると言うような事は全くと言って良い程ないわ。両親に育てられた影響でモラルや、生きる上での基本的な価値観は“ヨーロピアン”、文化的には、自分が育ったロサンゼルスの影響が大きいと思うわ。それに、現在私の家族は、モスクワで暮らしているのだけれど、街のあちこちには、マクドナルドやスターバックスがあって、皆が英語を話すし、夜9時以降になると外のデッキで食事を楽しんだり、女性は、ルブタン(Louboutin)シューズを履いて街を闊歩すると言った感じで、ニューヨークと全く変わらない感じなの。勿論、生まれ故郷のウクライナへ行ったら又事情は異なるとは思うけれど!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---映画の中でボーイフレンドが交際4年目のお祝いに何処か特別な所へ連れて行ってくれるシーンがありますが、あなたがボーイフレンドに演出して欲しい“完璧な記念日”があるとしたら、それがどんなものなのか、教えて頂けますか?

私は、とてもシンプルな性格だから、それ程大掛りな事を望んだりはしないわ。それが何年目の記念日でも、記念日を覚えていてくれてお祝いをしてくれるという、その気持ちだけで十分! 私にとっては、物質的な事はそれ程大きな意味がないの。それがお気に入りのドリンクやキャンディー、フラワーでも、心のこもったプレゼントを持って来てくれて、その日1日プリンセスのような気持ちにさせてくれると言う思いやりが私にとっては何よりも大切な事なの。

 

 

---今までの人生の中で男性がしてくれた1番驚くようなイベントは?

それはここでは言えないわ! ボーイフレンドはいないのよ!(笑) まあ、何と言ったら良いのかしら? このインタビューって誰も読んだりしないわよね? では皆様、ちょっとの間だけ落ち付いて静かにして頂戴!(笑) ここでもう一度はっきりさせておくけれど、今は本当にボーイフレンドはいないの! 何か面白いジョークで交わしてみようと思ったけれど、今はボーイフレンドと言うより、とても親しい友達付き合いをしていると言った方が的確だと思うわ。どちらにしても、こういう事はあくまでもプライバシーの問題だし、公共の場所で話すべき事ではないと思うから! だから、ボーイフレンドはいません!(笑)

 

 

 

 

 

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---マーク・ウォールバーグとの共演は如何でしたか?

マークとはこれで3回目の共演で、そのうち2回は恋人同士の役柄を演じているの。とても才能に溢れた素晴らしい役者だと思うし、私にとってはとても素晴らしい友達なの。

 

 

---いつもはもっとタフな役を演じる俳優だけれど、でもコメディーでも良い味を出していますよね?

確かにその通りね。彼はユーモアたっぷりな男性で、何でも喜んで引き受けてしまうような気さくで素朴な一面を持っていると思うわ。

 

 

 

 

Mila Kunis0_0.jpg---幼い事はどちらかと言うと“トムボーイ”的な傾向があったのでしょうか?

確かに! 私には6歳年上の兄がいて、両親は私がまだ4〜5歳の頃、“マイクと一緒に遊んでいらっしゃい!”と言っては、家の中から私を送り出していたの。私が育ったウクライナの小さな町では、子供達が終日近所で遊ぶのが日常の事だったの。だから、家の中かが追い出されて外で8〜9時間程遊んで、お腹が空いて家に帰る頃には体中あざや打ち傷で一杯と言う毎日だったわ。当時のウクライナの生活では、家に戻ってテレビを観たり、ビデオ・ゲームで遊ぶと言うような事はなかったし、帰宅すると食事をしてお風呂に入って、すぐに眠りにつくと言うシンプルなライフスタイルが当たり前の事だったの。当時、近所には女の子より男の子の人数の方が多くて、兄に憧れていた私は、結局一日中兄について遊んでいたものだわ! 木登りは誰よりもうまかったし、絶対にトムボーイだったわね! そして8歳になった頃、兄の友達の事が好きになって、その時初めて自分が男の子ではない事に気が付いたと言う訳! 妹が男の子に興味を持って名前を聞いて来る事に兄はびっくりしたようよ! とにかく、木登りにかけては誰にも負けなかったし、いつも切り傷の絶えないお転婆娘だったわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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---では、どのような遊びをしていたのでしょうか? 一番お気に入りだったおもちゃは?

当時共産党国家だったロシアには、おもちゃなどなくて、仲間と一緒に色々と工夫した    遊びを楽しむしかなかったの(笑) だから、お人形遊びはあまり好きではないし、近所の子供達と“兵隊ごっこ”をして遊んでいる方が楽しかったわ!

 

 

---テディ・ベアを持っていましたか?

トンデモナイ!

 









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