OK! Diet & Fitness Special
トップ・セレブ・トレーナーが明かす、
理想的なボディーを手に入れたセレブ達の美の秘訣
Vol.2
写真上:トレーシー・アンダーソン(写真奥)と自宅で2時間ワークアウトをするグウィネス・パルトロウ(写真手前)。
7.
アシュリー・グリーン(Ashley Greene)
昨年10月、パリで開催された““トワイライト・サーガ”の最新映画「ブレイキング・ドーン(原題:The Twilight Saga: Breaking) 」のプレミア試写会のレッド・カーペットで鍛えられ、フィットしたボディーでゴージャスなドレスに身を包み周囲の皆をアット驚かせたアシュリー・グリーン(24歳)だが、その見事なボディー・ラインは「2人のセレブリティー・トレーナー、トレーシー・アンダーソンとハーレイ・パスターナックの指導の下、精進を重ねた結果なの。」と語っている。
そして、そのハードな鍛錬とたゆみない努力は“2011年ベスト・サマー・ボディーズ(2011 Best Summer Bodies)”のTOP3に選ばれた事で報われる結果となっている。美しく文句の言いようの無いビキニ姿を堂々と披露するには、カーディオ、筋肉強化トレーニング、ピラティスと言った組み合わせのワークアウトを少なくとも週に5日間行う必要が有ると言う。
アシュリー曰く「トレーシー・アンダーソンのクラスは、本当に過酷なものだったわ。ダンス・カーディオの他にバンド・ワークをはじめ様々な種類のエクササイズと3ポンド(約1.4キロ)のバーベルを使用したウエイト運動の組み合わせでワークアウトするプログラムは、体重を増やす事なく、真に筋肉を鍛える事が出来たの。」
「そして、出来る限り週に5日は高温に設定されたトレーニング・ルームの中で沢山の汗をかきながらこのワークアウトを欠かさずに行う努力を積み重ねたと言う訳。その他にハーレイ・パスターナックのトレーニングもトレーシーと同様、サーキット・トレーニングを通して、見事な成果を発揮してくれたわ。この2人のトレーナーの訓練を交互に繰り返して真剣にワークアウトに励んだ結果、自分でも満足行くボディーを手に入れる事が出来たの。女性にはそれぞれ色々な体型があって、何よりもまず自分のボディーを愛する事が大切なのだと言う事を学ぶ事が出来たのは、私自身にとっても素晴らしい教訓となったわ。」
そしてダイエットを実施している期間、殆どの日は健康的な食事療法の中で生活したけれど、健康的ではないと分かっていても時々は自分を甘やかせて、好きな食べ物を口にした事もあると告白するアシュリーは、更に自身のダイエットについて次のように語っている。
「仕事が休みの間ジャクソンビル(Jacksonville)の家族を訪問する際は、厳しいダイエット・メニューを少し解除するようにして、バーベキューに舌つつみを打ったりしたわ。だって、バーベキューは本当に美味しくて“ダイエット期間中だから食べません。”などと言って断る事なんか到底出来ないのよ。とにかくハードなワークアウト・トレーニングを実施して、その分時々は好きな物を食べると言う方法がむしろ無理がなくて、私には効果的に働いたような気がするわ。それに私は、自分の身体が欲している食べ物を補給してあげる事が大切だと信じているし、あとは自分の意志を徹底して貫き通してワークアウトする事が納得出来る結果を出す鍵だと思っているの!」
8.
ジェニファー・ラブ・ヒューイット(Jennifer Love Hewitt)
1994年の「原題:パーティー・オブ・ファイブ(Party of Five)」の “子役スター”として脚光を浴びながら成長し、現在は「ゴースト 〜天国からのささやき(原題:Ghost Whisperer)」で知られるジェニファーは、ハリウッド女優としての成功の鍵は“美しい肢体”である事を熟知している女性の1人! そして、その美しい顔と上半身は、常に注目を浴びるものの、多少ボリューム感のあるウエストラインである事を知っている彼女はここ数年の間、常にその悩みと闘い続けて来ている。
そして2007年、ウェブサイトを通して“魅力的とは程遠い、セルライトで覆われたビキニ姿”のショットが披露され、世間の皮肉な批評にさらされたジェニファーだが、彼女はその時期、次のような反論のコメントを出している。「“サイズ2(日本の9号サイズ)”は決して太っているとは言えないし、むしろ“サイズ0(日本の7号サイズ)”のボディーは、痩せすぎで醜いのではないかと思っているわ。」
しかし、自身の自伝をベースとした映画「原題:ザ・クライアント・リスト(The Client List)」への出演が決まり、セクシーなアンサンブルの水着を身に着けなければならない事を知ったジェニファーは、どちらかと言うと自分の特徴である“大きめの下半身ボディー”を矯正しなければならない事を痛感し、減量トレーニングに励む事になったと言う。まず、パーソナル・トレーナーのスティービー・サン・アンジェロ(Stevie Sant'Angelo)の指導の下、1日のカロリー摂取を1,200から1,500に抑えて、午後の3時までは全粉のたんぱく質食品、フルーツ、野菜しか口にしないようにし、朝昼晩の食事の間のスナックは、リンゴやピーナッツ・バター、そして小さなキューブ・チーズや人参、ブロッコリーなどのダイエット・プランに切り替えたと言う。
ちなみに当時の彼女の1日の典型的なメニューとワークアウト・プログラムを紹介してみると「朝食はフルーツとヨーグルト、ランチにはターキー・サンドウィッチ、そして夕食はチキン・ブレストと野菜の付け合わせと言う内容で、ワークアウトに関しては、45分間の筋肉運動の後に10分間のカーディオ・ウォームアップを週に3回から4回、繰り返し実施したと言う。その他にもトレーナー抜きでローラー・スケーティングやスイミングを楽しんだり、トレッドミル(足踏み運動)やプッシュアップス(腕立て伏せ)、ボクシングの運動に励んだと言うジェニファーは、自身の減量体験について次のように語ってくれた。
「まず体力が強化され、エネルギーが倍増して、1日1日のダイエットやワークアウトの成果を実感する事が出来たわ。そして、その事が私の生活習慣を真から改善する鍵となったようだわ。」
9.
アレッサンドラ・アンブロシオ(Alessandra Ambrosio)
モデルになる為に自分の健康を犠牲にする事は私のやり方ではないの!
ヴィクトリア・シークレット(Victoria's Secret)の専属スーパーモデルとして活躍するアレッサンドラは、「スリムでセクシーなボディーを披露する為に“常に空腹感に耐えなければならない”と言う犠牲を払う事は決してしないわ。」と語っていて、彼女のそうしたコメントはどこかで私達に安堵の気持ちを与えてくれる。しかし、それと同時に一夜にして鍛錬された美しいボディーを手に入れる事が出来無い事を百も承知のアレッサンドラ・アンブロシオ!
常に飛行機に乗って世界中を駆け回る生活を送るアレッサンドラは、管理されたダイエット・プランに徹する事は出来す、彼女の食生活は殆ど私達と似通った内容のものだと言う。
卵が大好物で、特にエッグス・ベネディクト(Eggs Benedict)が大好きと言う彼女は、その他にもポーチド、スクランブル、ボイルド(茹で卵)、フライド(目玉焼き)と、毎朝様々な調理方法で卵料理を楽しんでいると言う。
そして既に1人の子供を持つ長身のスパーモデル(30歳)は、味噌汁、スパイシー・ツナ・ロールやサラダ等と言った、ローファット・プロテイン(脂肪分を控えたたんぱく質)の日本食パック商品も大好きで、エネルギー補給のスナックにはナッツを常食としているとの事!
では「あなたのちょっとした悪習慣は一体何?」と言う質問に「それは沢山あるわ!」と答えるアレッサンドラだが、その一例を挙げると、彼女はチョコレート、ポップコーン、ピッザなどの食事を度々楽しむ事にしていると言う。そして、その理由について彼女は次のように説明している。「勿論、まだ若くてモデルに成り立ての頃は常に“スリムでいなければならない”と言うプレッシャーとの闘いの毎日だったわ。でも時間が経つに連れて、仕事の為に食生活を犠牲にしなければならないのなら、自分の仕事を変えた方がマシだと思うようになってきたの。自分の健康を犠牲にしてまでモデルを続けると言うのは私のやり方ではないの!」
そして厳しい食事管理の代わりに、タフなパーソナル・トレーナーとして知られる、ブラジル人のリアンドロ・カーバルホ(Leandro Carvalho)の指導の下、ワークアウトでフィットしたボディーを維持する努力を続けていると言う。リアンドロ曰く
「僕はニューヨークをベースに仕事をしているので、クライアントがニューヨークへ来た時に週に7日、つまり毎日トレーニングをする事にしているんだ。
そして激しいトレーニングの後でもまだ多少運動するエネルギーが残っていると思った時は、更に厳しいトレーニングを続け、“今日はちょっとやる気がないな!”と感じたら、ダンスのワークアウトを増やしてウォームアップ運動を増やし、多少疲れている事が分かったら、ヨガやスイミングでワークアウトを楽しむようにすると言うのが僕のやり方! つまり、結果を出す為にはありとあらゆる方法で楽しくワークアウトする事が大切と言う事だと思うよ!」
又、彼特有のワークアウト・プログラムである「ブラジル・バット・リフト(ブラジル方ヒップアップ運動)」に感銘を受けたと語るアレッサンドラだが、リアンドロは自身の開発したこの特別プログラムについて更に次のように解説してくれた。
「彼女は、女性的なボディー・カーブを維持するワークアウト・プログラムを望んでいて、バレー、ブラジル流マーシャル・アーツの「カポエイラ(Capoeira)」、それにほんの僅かのキック・ボクシングとアフロ・ブラジリアン・ダンスを織り交ぜた「ブラジル・バット・リフト」ワークアウトはちょうど彼女の望みに叶うピッタリのプログラムだったんだ。これは12のアングルから効果的に筋肉に働き掛け、硬くて小さな美しいヒップをつくり上げてくれると言う画期的なワークアウト・プログラム! 元来モデルは、神様からの贈りものである美しい肢体を持ち合わせて生まれて来た幸運の持ち主だと思うけれど、でもだからと言ってそれが完璧に美しいボディーと言う訳ではなく、例えばちょっとしたお腹やヒップ周りのぜい肉を取り除く必要があったりと、一般の女性達とは程度の差こそあれ、いつも同じようにどこか多少は改善しなければならない弱点も持っているんだ!」
アレッサンドラは又、ちょっとした筋肉の調和を保つ為の“リフォーマー”と呼ばれる器械を使用したピラティス運動が大好きだと言う。
10.
ケイト・ベッキンセイル(Kate Beckinsale)
自身の映画女優としての活動には浮き沈みがあるものの、ケイト・ベッキンセイルの魅惑のボディー・ラインは、揺るぎない確固とした財産!
今年38歳を迎え咲き誇る様に美しいイギリス女優のケイトは、ボディーい・ラインにフィットしたラテックスの衣装に身を包んで登場する映画への成功で知られているが、いつも美しいボディーラインに注目を浴びるケイトにとっては、どうやら役柄の選択技が限られているようである。
そして、そのスリムなボディーの秘密は、夕方6時以降は、炭水化物食品を全く口もしないと言う徹底したルールに基づく「サンダウナー・ダイエット(Sundowner diet)」を実行し、食事の量をコントロールする事によるものだと言う。又、少量の食事を何回も摂取する事で空腹感が薄れて、撮影所に運ばれて来る食事を一度に大量に食べる必要がなくなると言うのも、スリムなボディーを維持する為の大切な秘訣の1つ! そしてケータリングの食事の代わりに、白身の肉、野菜、複合炭水化物、健康的な油、パックされていない新鮮な卵、ツナ、フルーツなどを摂取する事で忙しい仕事のスケジュールの間も常に健康的な食生活を心掛けていると言うケイト!
更にケイトのパーソナル・トレーナー、ラモナ・ブラガンザ(Ramona Braganza)は「一度の食事の量を少なくし、控え目な肉食生活を心掛けるのはダイエットの基本」と語っている。ちなみに、ラモナはケイトが映画「アンダーワールド(原題: Underworld)」に出演する際にフィットネスの指導をしたトレーナーだが、更に「食べ過ぎを避ける為に食事の前にグラス一杯の水を飲む事も効果的なダイエットの秘訣の1つ」と水分補給の大切さを強調している。
そして、かつては“拒食症”に悩んでいた時期があったが、現在は時々カップ・ケーキなどを食べたりして“間食”を楽しんだりしながら、健康的な食生活が出来るようになったと言うケイトは、自身のダイエットに関して次のように語っている。
「全ては、中庸精神が大切だと思うの。私が常に心掛けているのは出来るだけ沢山のビタミンを摂取する事。お酒は飲まないけれど、煙草は吸うわ。それも結構なヘビースモーカーでタバコがなかったら我慢が出来無くなる程なの」
又、ケイトは自身のプライバシーを大切にする女性のようで、公共の場でワークアウトスル事を避け、自宅にジムの設備を設置している。そして、映画の仕事に携わっていない時は、ウエイトとサーキット・トレーニングを組み合わせて週に4回のワークアウトに励むと言うケイトだが、その他にもボクシング、マーシャル・アーツ、ランニング、ヨガと言った運動も織り交ぜ合わせてトレーニング・プログラムを楽しんでいると言う。
又、自身の最新アクション映画の中では、その役柄に備えてラモナ・ブラガンザが推奨する“321メソッド”に従ってフィットネスと体力づくりに明け暮れたと言うケイトだが、その内容は「それぞれ10分ずつのカーディオを3回、サーキットを2回、バック運動(背中の運動)を1回と言った組み合わせで、全体の運動を通してかなりの量のカロリーを燃焼する効果が発揮されるわ。この運動を通して最小の器械で身体を鍛える事により、短期間に驚くように素晴らしくフィットした体型を手に入れる事が出来るの。」と語るラモナ・ブラガンザ!
ケイト曰く「私にとってフィットネスは、ただ単に“ハリウッド流のボディー”を演出する為の努力ではないし、既に私のライフスタイルの一部となっているの。」
11.
ジェシカ・ビール(Jessica Biel)
「美しいボディーとはただ単に痩せる事ではなく、ワークアウトで鍛錬された筋肉と健康的な食生活を通して培われたボディーが一番美しいと言えるのではないかしら!」と主張するジェシカ・ビールは、エスクァイア(Esquire)誌を通して“最もセクシーな女性”に選ばれた女優である。11歳の時に“プリングルス”のコマーシャル・ガールとして注目され、テレビ界にデビューしたジェシカだが、その後も「コメディー」「ホラー」「アクション」と、あらゆるジャンルの映画に出演し続けて来たジェシカは「シェイプアップは、何よりも大切な自分に課せられた義務のようなものだったわ。」と語っている。
ジェシカはフィットネスに対して“基本にもどって、自然を楽しむ事!”と言う考えを持っていて、少量の健康的な食事を1日6回取り、週に5日のワークアウトを実行する事が自分にとって1番理想的なライフスタイルだと語っている。
ジェシカのパーソナル・トレーナー、ジェイソン・ウォルシュ(Jason Walsh)曰く
「一度の食事の量を減らして、回数を増やすと言う食生活は体内脂肪を燃焼すると言う効果を生み出し、ジェシカもそうした食事療法のお陰で10ポンド(約4.5キロ)の体重と10%の体内脂肪を減らす事に成功する事が出来たんだ」
「それから彼女にはオーガニック・フード、ナチュラル・フード、アミノ酸含有量が高い飲み物を摂取するように心掛けていると筋肉や体内のたんぱく質保持に役立つと言う事も伝授したばかりなんだ!」又、上質の脂肪は決して“悪玉”ではないと言うジェイソンの忠告に従い、ジェシカはオメガ3脂肪酸をたっぷり含んでいる、ウォールナッツ、オリーブ・オイル、ココナツ・オイルを体内に補給する事を怠らずに健康管理をしていると言う。そして自身のダイエットについてジェシカは次のように語っている。
「たっぷりの睡眠、沢山の水を飲む事、アルコールの摂取を控える事、が私にとって一番健康的なダイエット方法だと言えるの。あまりに普通過ぎて、つい忘れてしまいがちな事だとは思うけれど、でもこんな簡単な教訓が何よりも1番大切だといつも思っているわ。」
でもだからと言って、いつもルールの鉄則の従っていると言う訳ではなく、日曜日を“チ—ト・デイ(騙しの日)”と呼んで、ルールから外れた好きな物を食べる事もしばしばあるとか! 勿論、その場合も食べ過ぎは禁物ではあるが・・・。
又、女性が何に興味を持っているかを熟知しているパーソナル・トレーナー、ウォルシュの下でワークアウトをしているラッキーガールのジェシカは、ジムでのトレーニングだけではなく、エリプティカル・サイクリング(Elliptical cycling)、ピラティス(Pilates)、ヨガ(Yoga)、週3回の愛犬ティナとの散歩を含む様々なプログラムを駆使したワークアウトで日々のトレーニングを楽しむ事が出来ると言う。ウォルシュ曰く「週に何回か休みを取って、マッサージをしたりして筋肉を休める事も重要な要素で、そうした変化に対応する事によって筋肉は改めて回復力を付けるようになって来るはず!」
そして、今年夏全米公開予定の「トータル・リコール(原題:Total Recall)」の撮影中の為、現在かなり厳しい鍛錬を重ねていると言うジェシカは「全く自分の人生が無いような生活で、殆ど毎日ヨガに通って心の余裕を求めているような気がするわ! 一度撮影が終わったら又自然の生活環境に戻る事が出来ると思うし、今からその日が待ち遠しいわ。時々は肉食を楽しむ事も必要だと思うし、今回の映画を通して多くの女性達に“美しい筋肉も又大切な美容の要素と”言うメッセージを届ける事が出来たら良いと思っているわ。」と笑いながら語っている。
12.
ニコール・シャージンガー(Nicole Scherzinger)
超多忙な仕事のスケジュールをこなす毎日にも関わらず、何時にも無く美しく輝いているUK・オーディション番組「エックス・ファクター(The X Factor)X」のジャッジを務める、ニコール・シャージンガーは、自分のボディーをあるがままに受け止めて、健康である事に感謝する事を学んだと言う。そして更に、自身が“大敵”と呼ぶ「体重計」を自宅からなくし、自分の体型に合うドレスを選ぶ事を心掛けていると言う。
そして二コールは、更に自身の最近の心境について次のように語っている。
「最近の私のモットーは、常にアクティブに身体を動かして、好きな物を食べて生活すると言う事で、つまり中庸精神を維持する事が大切だと言う事を学んだの。それと同時に頑固で自己中心的な考えに拘る事をやめる事が出来るようになったような気がするわ。だから極端なダイエットはしていないし、むしろ、今までよりももっと豊富な食生活を楽しんでいるのよ。とにかくどんなに多忙なスケジュールの中でも食事を抜かすような事はしていないわ! 」
「朝食には柔らかいボイルド・エッグ(茹で卵)やスモーク・サーモン、全粉で出来たパンのトーストと言うのが私の定番メニューで、ランチには野菜スティックやフルーツ、そしてディナーは、チキンか魚にライスの付け合わせ、それに沢山の野菜を食べるように心掛けているの。でも、どうしてもお腹が空いてどうしても我慢出来無い場合は、醤油で味付けしたドライ・ツナ、カルア・ピッグ(Kalua pig)、ココナッツ・シロップをかけたバナナ・パンケーキ、チョコレートでカバーされたマカデミア・ナッツなどで空腹を満たすようにしているの。私はハワイ生まれなので、小さい事から食べ慣れている、そうした食品が好物なの!」
又、二コールのパーソナル・トレーナー、デイル・ディムコスキー(Dale Dymroski)は、「チェンジング・ボディーズ・ワークアウト(Changing Bodies Workout)」と呼ばれるフィットネス・システムの考案者で全身運動によるウエイト管理がフィットネスの重要な鍵と唱える推奨者でもある。
そして、二コールは自身のフィットネス・プログラムについて次のように語っている。「ウエイト、インターバル・トレーニングと言った運動で自分の身体を鍛える必要があるので、1日大体1時間か2時間のワークアウト・プログラムを少なくても週に5日は実行しているわ。特にダンサーとしては身体のコア(芯)を鍛えなければならないの! 腹筋、脚部、腕などを鍛錬して身体のバランスを整えて、身体のコアを鍛える事が一番大切な要素なの! それにジョギングも良くするようにしているわ。それにツアーに出ている時は、スタミナを付ける為に、ショーが始まる前にかなりの量を走るか、40分位のウエイト・トレーニングをするようにしているの。そうしないと一時間半のショーをこなすダンサーとしての仕事は務まらないから! とにかく、ツアーやビデオ撮影の準備を整える為にかなり激しいワークアウトをする事で、ちょっと余分だと思うような10ポンド(約4.5キロ)の脂肪は、瞬く間にどこかに消え去ってしまうと言う訳! 勿論ダンサーとして欠かす事が出来無いフィットした腕と腹筋を維持する為には様々な種類のワークアウトで身体を鍛える必要があるのよ。」
13.
ブレイク・ライブリー(Blake Lively)
美しいスリムな体型に恵まれたブレイク・ライブリー(24歳)だが、彼女は極く最近まであまりダイエットに関心が無く、ワークアウトも殆どした事が無いと言う。しかし、映画「グリーン・ランタン(原題:Green Lantern)」の出演が決まったと同時に、映画の中でのアクション・シーンに耐える得るボディー作りの必要性が急に浮上して来た。そして好むと好まざるとに関わらず、毎日のワークアウトに励まなければならなくなったと言うブレイクは、パーソナル・トレーナーのボビー・ストローム(Bobby Strom)の指導の下、厳しいワークアウト・プログラムをこなすようになったと言う。ボビー曰く「身長が高く、腕が長いブレイクは、映画の役を務める為に筋肉を付ける必要があると言って僕の所に来たんだ。だからその役作りの為に、とにかく特別な運動で身体を鍛えなければならなかったんだ。」
そして通常のフィットネス・プログラムに付け加えて、ボビーの指導の下、かなり激しいサーキット・トレーニングで身体の機能を変えたブレイク! そしてボビーは、ブレイクのトレーニングについて更に次のように語っている。
「カーディオ・コンディショニング・コア・サーキットとダンベルを使ったワークアウト、それにスイス・ボール・トレーニングの組み合わせで一度に筋肉を刺激し、短時間で理想のボディー作りが出来ると言う効果的なドレー二ング方法をブレイクに課す事にしたんだ。その結果、彼女は体脂肪を3〜4%落として、素晴らしい筋肉を手に入れる事が出来たと言う訳! つまり不必要な体脂肪を落としてフィットしたボディー・ラインが構築出来ると言う事なんだののワークアウトを試す場合は、まずは軽めのジョギングから始めて、サーキット運動に入る前に血液の循環を良くし、10種類のトレーニング・プログラムを3回から4回繰り返す事! 同じ運動を繰り返すのだけれど、全て異なった方法で身体のあらゆる筋肉に働き掛ける事が大切なんだ。
又、ワークアウトの他に、ブレイクと共演のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)に、プロテイン(たんぱく質)、サラダ、オートミールの摂取と言った食事療法の指導をし、アルコールは控えるように忠告したと言うボビー! 特にブレイクに関しては、糖分と炭水化物を排除したメニューを組んで、体質改善を図る必要があったんだ。それに朝は、新鮮な野菜とスムージーでスタートして、ビーツや人参、セロリーなどの緑黄色野菜でエネルギーを高めると言うのがブレイクに課した食事療法だったんだ。とにかく豊富な野菜の摂取は健康的なダイエットには欠かせない食品だしね。その結果、ブレイクは見事理想の体型を手に入れて、映画の撮影に臨んでくれたよ。そして3週間のハードなトレーニングを終えたブレイクは、自身の体験について次のように語っている。「こんなにハードなトレーニングをしたのは初めてだけれど、しっかりと健康的な筋肉が身に付いて、理想的な体型を獲得する事に成功したわ。本当にやって見て良かったと実感しているの。」