Staying Strong - マイケルの子供達
しかしマイケルの母、キャサリン・ジャクソン(79)は、2人の子供プリンス(12)とパリス(11)の産みの母、デビー・ロウとの間で複雑かつ陰鬱な法的闘争を繰り広げている。
(ちなみに、現在7歳になるブランケットは代理母のもとで生まれているので、今回の親権争いには関係していない)
そんな中、日を追うごとにはっきりと見えてくるのは、マイケルの突然の死以来、数週間に渡り子供達と伯母にあたるジャネット・ジャクソンの絆が徐々に深まって来ているという事である。マイケルの生前の意向によると、彼は母親のキャサリンに子供達の親権を委ねているが、高齢のキャサリンは万が一自分に何かがあった場合、その役割をジャネットに託すのが一番適しているのではないかと考えているらしい。ちなみに、ジャネットは愛して止まない兄のマイケルを失ったばかりではなく、つい最近、長年交際していたボーイフレンドのジャーメイン・デュプリとの破局を迎えたばかりである。 |
マイケルは母親のほか、親しい友人であるダイアナ・ロスにも、自分に何かあった場合の子供達の養育を委ねていたらしい。彼女は1960年代、マイケルと共にモータウンのトップ・チャートを飾ったポップス界の殿堂で、以来、当時まだ幼かったマイケルの子守り役をつとめ、彼が自分の“第2の母”と慕う女性。 かつてシュープリムスの一員だった、現在65歳になるダイアナには既に成長した5人の子供達がいる。マイケルの葬儀の際も、あまりのショックで式に参列できない母親の代理として、彼女の子供の1人エヴァン・ロス(20)の姿があった。 |
現在子供達は、マイケルの母キャサリンが住むカリフォルニア州、エンチノで、かつてマイケルと一緒に楽しんだビデオゲームなどで遊びながら、3人で寄り添うように暮らしていると言う。残された大人たちは、できる限り子供達の心の支えになろうと努力している。7月15日にはマイケルの一番上の姉であり、子供達の叔母に当たるリビ—が、3人の子供達と一緒にロサンゼルス市内にある、「Jehovah’s Witness Kingdom Hall(エホバの証人王国ホール)」を訪れているシーンが目撃されている。 |