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 Staying Strong - マイケルの子供達

  2009.08.05

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マイケル・ジャクソンの3人の子供達をめぐる苦悩に満ちた家族ドラマは当初、 ロサンゼルス市内で親権問題に関する事情聴取が7月20日に予定されていたが、8月3日まで延期される事になった。
しかしマイケルの母、キャサリン・ジャクソン(79)は、2人の子供プリンス(12)とパリス(11)の産みの母、デビー・ロウとの間で複雑かつ陰鬱な法的闘争を繰り広げている。
(ちなみに、現在7歳になるブランケットは代理母のもとで生まれているので、今回の親権争いには関係していない)

そんな中、日を追うごとにはっきりと見えてくるのは、マイケルの突然の死以来、数週間に渡り子供達と伯母にあたるジャネット・ジャクソンの絆が徐々に深まって来ているという事である。マイケルの生前の意向によると、彼は母親のキャサリンに子供達の親権を委ねているが、高齢のキャサリンは万が一自分に何かがあった場合、その役割をジャネットに託すのが一番適しているのではないかと考えているらしい。ちなみに、ジャネットは愛して止まない兄のマイケルを失ったばかりではなく、つい最近、長年交際していたボーイフレンドのジャーメイン・デュプリとの破局を迎えたばかりである。

Inside誌編集者の話によるとジャネットは“私は子供達が望むのであれば、喜んで彼らの母親代わりを務めようと思っている”と、自身の現在の心境を友達に語っていると言う。

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マイケルは母親のほか、親しい友人であるダイアナ・ロスにも、自分に何かあった場合の子供達の養育を委ねていたらしい。彼女は1960年代、マイケルと共にモータウンのトップ・チャートを飾ったポップス界の殿堂で、以来、当時まだ幼かったマイケルの子守り役をつとめ、彼が自分の“第2の母”と慕う女性。 かつてシュープリムスの一員だった、現在65歳になるダイアナには既に成長した5人の子供達がいる。マイケルの葬儀の際も、あまりのショックで式に参列できない母親の代理として、彼女の子供の1人エヴァン・ロス(20)の姿があった。

エヴァンは、現在のダイアナの様子をこう語る。
「彼女はまだ深い悲しみに暮れていて、1人静かにマイケルの冥福を祈っている。マイケルを実の子供のように思っていて、その実の子供を突然失ってしまったんだから、その悲しみの深さには余りあるものがあると思う。今は、妊娠中の妹ロンダの面倒を見てるから、その事だけでも少しは気が紛れて良かったと思ってるよ。」

そしてエヴァン自身も、プリンス、パリス、ブランケット達と出来るだけ一緒の時間を過ごすようにしている。「子供達の悲しみが少しでも癒えるように、3人で遊んだり歌ったり、とにかく出来るだけ一緒に時間を過ごすようにしているんだ。でも子供達は驚くほど強いよ。」と語る。


現在子供達は、マイケルの母キャサリンが住むカリフォルニア州、エンチノで、かつてマイケルと一緒に楽しんだビデオゲームなどで遊びながら、3人で寄り添うように暮らしていると言う。残された大人たちは、できる限り子供達の心の支えになろうと努力している。7月15日にはマイケルの一番上の姉であり、子供達の叔母に当たるリビ—が、3人の子供達と一緒にロサンゼルス市内にある、「Jehovah’s Witness Kingdom Hall(エホバの証人王国ホール)」を訪れているシーンが目撃されている。
「とにかく今のところは皆が一丸となって、残された子供達の面倒を見ていくのがベストだと思ってるんだ。ジャクソンファミリーや、僕たちロスファミリーの誰1人として、子供達の事を気に掛けていない人はいないからね。」とエヴァンはOK!のインタビューに答えている。

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