ファンの願いもむなしく!審査員を降番するポーラ?
「悲しい事だけど、たぶんポーラはアメリカン・アイドルの審査員として番組に残る可能性は少ない思う。今回の交渉には首脳陣の対応に全く正当性が感じられない。番組首脳陣達はポーラの要求に対して1歩踏み込んで率直に話を進める事もしないし、それはポーラに対しとても失礼な事だと思う。」とデイビッドはL.A. タイムスに語っている。
2002年に始まったフォックステレビのヒット番組「アメリカン・アイドル」。審査員ポーラは最初のシーズンだけでも、7回も番組を休んでいるが、その度に“何とか番組に戻って欲しいと懇願された。”と当時を振り返って語っている。7年経った今、その交渉手法がまだ彼女の脳裏をよぎるらしく、今年6月に行われたデイビット・レターマンのインタビューでも“それが交渉と言うものよ!”と、かなり強気な発言をしているが、番組関係者達は、「多分今回の交渉は、彼女の思惑通りには運ばないだろう。」と予測しているようだ。 |
ポーラは現在、各シーズン毎に300万US$(約3億円)の報酬で契約を結んでいるが、最低でもライアンが今回更新する報酬額と同等の4500万US$(約43億円)で契約を結びたいと考えている。「アメリカン・アイドルはサイモンやライアンとは異なり、ポーラにとっては唯一の大きなプロジェクト。だから彼女は2人と同じような土壌で交渉する事はできないし、現状じゃ彼女の要求額は高過ぎると思うよ。もちろんポーラが番組を去ってしまうのは淋しいよ。でも彼女の代役はすぐに見つかると思う。」と、番組スタッフは語っている。 |
「あなた達の応援がなければ、この最悪な時期に私の気持ちはもっと落ち込んでいた事でしょう。」と、ポーラは増え続ける“応援部隊”に対して感謝のメッセージを送っている。ポーラの支援者はファンだけでなく、かつての番組出場者達 - マット・ジロード(Matt Giraud)、アヌープ・デサイ(Anoop Desai)、ダニー・ゴーキー(Daniel Gokey)、そして「ポーラがいないアメリカン・アイドルなんて全く面白くも何ともないわ!」と叫ぶ、シーズン7出場のサイーシャ・メルカード(Syesha Mercado)も含まれている。 「ポーラは番組に残るから大丈夫だよ!僕に決定権はないけど、今ここではっきり言えるのは、僕自身はポーラには今まで通り審査員として番組に残って欲しいと思っているって事。」とサイモンも彼女が番組に残る為の支援を惜しまない。さらに「ポーラがいないアメリカン・アイドルは考えられない!」と最大のエールを送るライアン。 |