マイケルが残していったもの

マイケル・ジャクソンの様々な功績の中でも最も彼が誇りに思っているのは、 おそらく彼が残した3人の子供たちに違いない。 マイケルの名付け娘である二コール・リッチーは、 残された子供達の養育を援助したいと話している。 さらに、“その意向をジャクソンの家族らにも伝えている”と、 内部の関係者はOK!に語ってくれた。 現在3人の子供達は、 マイケルの母親キャサリン・ジャクソンと共に生活している。

マイケルの2番目の妻デビー・ロウは、 息子マイケル・ジョセフ・ジュニア(通称プリンス・12歳)と 娘のパリス・マイケル・キャサリン(11歳)の実の母親である。 2006年、マイケルと親権を争う裁判で戦い結局裁判には負けたが、 マイケルの死によって、実の母である彼女が 法的に2人の子供達の親権を取り戻すであろうと言われている。 ちなみに3番目の子供、プリンス・マイケル2世(通称ブランケット・7歳) の母親については公表されていない。

マイケルの遺産には、彼が1988年に購入した
カリフォルニア州ロス・オリボスにあるネバーランドも含まれており、
ここには遊園地の乗り物、動物園、そして消防署までが備わっている。
その後2005年、マイケルは諸々の事情から
2600エーカーに上る広大なネバーランド建設計画を断念。
施設に建てられた乗り物や動物園などの設備は殆どが取り壊され、
この広大な土地は近々売りに出されるらしい。

結局、彼が残した1番の大きな功績は、 やはり本来の歌手としての活動に由来するものだった。 マイケル悲報が流れた翌日、 iTunesのアルバム売上トップ10にはマイケルの作品が7作も含まれ、 Amazon.comでのCD注文数はその日の売上の60％を占めた。

また6月26日、ハーレム地区にあるアポロ・シアターでは、
Beat Itや、Billy Jeanに合わせ、
数百人のファンが路上でダンスをしていたと言う。
ファンの1人であるゴルダ・ロメリンは、
「今でもマイケルが僕たちと一緒に生き続けているような気がする。」
と話していた。