2026年10月10日(土)から12日(月・祝)まで、阪急うめだ本店13階のダイヤモンドホールで「Hankyu&Julien’s Presents マイケル・ジャクソン&ダイアナ妃オークションエキシビジョン」が開催されました。12月にアブダビで開催予定のオークションに先駆け、2人の衣装や愛用品など約50点を展示。世界を魅了した2人のスタイルと、その背景にある物語に触れる特別な機会となりました。
開催前日の10月9日(金)に行われたカクテルパーティーには、20年以上にわたりマイケル・ジャクソンの衣装を手がけたデザイナー、マイケル・ブッシュ氏が登場。アメリカから来日し、インタビューで衣装制作の舞台裏を披露しました。
パーティーではウェルカムドリンクのドンペリとともに、10月のハロウィンを意識したフィンガーフードも用意され、会場に季節感を添えました。貴重なコレクションを楽しみながら、華やかなひとときを過ごせる演出です。
会場では今回、マイケルに関するレコードや書籍も販売されました。書籍「The King of Style: Dressing Michael Jackson」 は、衣装デザイナーであるマイケル・ブッシュ(Michael Bush)がマイケルとの25年にわたる創作の裏側を描いた代表的な著書。ブッシュ氏はカクテルパーティーで、販売されたマイケルの書籍にその場で直筆サインを入れ、ファンとのツーショットでの記念撮影にも対応。マイケルのステージを長年支えてきたブッシュ氏と直接交流できる、ファンにはうれしい時間となりました。
この日、ひときわ注目を集めたのは、1988年の「BAD」ツアーで使用された赤と黒のジャケット。肩には光を反射するガラス製の装飾が広がり、衣装に組み込まれた多数のライトが発光する仕掛けです。会場では実際にライトが点灯し、ステージを彩った衣装が再び輝きました。

38年ぶりに点灯した赤と黒のジャケット
ブッシュ氏が紹介したのは、当時、この光るジャケットを作り上げたエピソード。制作のきっかけは、衣装を光らせることができるかというマイケルの問いかけでした。完成したジャケットを初めて着て公演を終えたマイケルは、大喜びでブッシュ氏を強く抱きしめたといいます。
音楽やダンスだけでなく、衣装でも新しい驚きを届けたい。そんなマイケルの情熱を感じさせる物語です。大胆なアイデアに応えた作り手たちとの信頼関係も、1着のジャケットから伝わってきました。
展覧会では、マイケルならではのスタイルを象徴するクリスタルに光り輝くグローブとハットも見どころに。特に手袋は、指先まで印象的だった彼の動きやポーズを思い起こさせるアイテムです。衣装から小物まで、ひと目でマイケルと分かる存在感がありました。

さらに、テレビ特番「モータウン25」で初めてムーンウォークを披露した際に履いたとされる黒いローファーや、「スムーズ・クリミナル」のミュージックビデオで着用したクリーム色のスーツも登場。青いピンストライプが入ったスーツを前にすると、あの音楽とダンスまで甦るようです。
一方、ダイアナ妃のコレクションには、着用したドレスが並び、今も愛されるエレガントな装いを紹介しました。 日本との縁を伝える1着は、1995年の来日時、当時の天皇・皇后両陛下、現在の上皇ご夫妻との面会で着用した黒のアンサンブル。英国のデザイナー、キャサリン・ウォーカーが手がけたものです。
ブラックのノースリーブのドレスに合わせたウールのロングコートには、ベルベットの襟とカフスがあしらわれています。シックなブラックの装いにも、素材の組み合わせと端正な仕立てが際立ち、ダイアナ妃の気品を感じさせます。 写真で親しんできたファッションを、質感や細部まで間近に見られる事も、この展示ならではの魅力でした。

ステージで世界を熱狂させたマイケルと、装いでも人々の記憶に残るダイアナ妃。2人が身につけた品々を通して、その魅力と時代を改めて振り返る特別な3日間となりました。





























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