昨年夏のヒット作であるロマンティック・コメディー『マテリアリスト 結婚の条件』(原題:Materialists) (2025年6月13日に米国公開、2026年5月29日日本公開)での魅力的な演技に続き、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)は心理スリラー『ヴェリティ/真実』(原題:Verity)(日本公開:11月6日)への出演で新たな一面を見せています。
彼女が演じるのは、売れない小説家ローウェン・アシュリー(Lowen Ashleigh)。
彼女は、危うく命を落としかけた交通事故で重傷を負った有名作家ヴェリティ(Verity)(アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)演じる)の夫、ジェレミー・クロフォード(Jeremy Crawford)(ジョシュ・ハートネット(Josh Hartnett)演じる)にゴーストライターとして雇われます。
ローウェンに課せられた任務は、ヴェリティが交通事故に遭ったときに執筆途中だった本を完成させることでした。
ローウェンはこれを一生に一度の仕事だと考えていました。しかし、クロフォード家で執筆に没頭するにつれ、ジェレミーが恐ろしい秘密を隠しているのではないかと疑念を募らせていきます。
ヴェリティの未発表原稿を発見したとき、彼女の最悪の予感は現実のものとなります。その原稿は、特に著者であるヴェリティ自身に暗い影を落としていました。ローウェンは、自分が常に操られていると確信するようになり、自分を陥れた複雑な嘘の網を解き明かす旅に出ます。
「これは非常に恐ろしく、ひねくれた物語ですが、究極的にはラブストーリーでもあります。」とジョンソンは語ります。
「観客は私の演じるキャラクターと共に、クロフォード一家に一体何が起こっているのかと常に疑問に思うでしょう。そして私のキャラクターは、皆さんが想像するほど無垢ではありません…しかし、この映画の核心には強いロマンチックな要素があり、私は愛や人々の間の力関係を描いた物語に惹かれます。なぜなら、それは私たちの人間としての旅路において非常に重要な部分だからです。」
コリーン・フーヴァー(Colleen Hoover)の2018年のベストセラー小説を原作とする『ヴェリティ/真実』は、マイケル・ショーウォルター(Michael Showalter)が監督を務めています。
ショーウォルターは以前、アン・ハサウェイ主演の2024年公開のロマンティック・コメディー『アイデア・オブ・ユー 〜大人の愛が叶うまで〜』(原題:The Idea of You)の脚本と監督も手掛けています。本作は10月2日にイギリスの映画館で公開されます。(日本公開:11月6日)
ハートネットはジョンソンのスリラーに対する見解に同調し、「この映画に何を期待すればよいのか、人々は分からないと思います…私はそれが好きです。なぜなら、この物語は他のコリーン・フーヴァーの本とは全く違うからです。」と述べています。
ここで言及されているコリーン・フーヴァーの本とは、『リグレッティング・ユー』(原題:Regretting You)、『リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの』(原題:Reminders of Him)、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(原題:It Ends with Us)など、彼女の以前のヤングアダルト小説のことです。
これらの小説は、賛否両論の評価にもかかわらず、いずれも商業的に成功した映画化作品となっています。

映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』は2024年に公開され、主演のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)とジャスティン・バルドーニ(Justin Baldon)(監督も兼任)がその後互いに数百万ドル規模の訴訟を起こしたにもかかわらず、全世界で3億5000万ドル(約549億5,000万円)の興行収入を上げる大ヒットとなりました。
ハートネットは『ヴェリティ/真実』とその潜在的な観客層について非常に楽観的です。「『ヴェリティ/真実』はセクシーで、ミステリアスで、少しゴシックで、少し怖い。ワイルドで、きっと観客を驚かせると思います。」
また、『ヴェリティ/真実』が、ジョンソンが昨年の『マテリアリスト 結婚の条件』で獲得した興行収入の勢いを維持できるかどうかも注目に値します。
彼女の最も印象的な作品の多くは、ノワール調の要素を帯びており、『フィフティ・シェイズ』(原題:Fifty Shades)のエロティック三部作、『ロスト・ドーター』(原題:The Lost Daughter)、『ブラック・スキャンダル』(原題:Black Mass)、『胸騒ぎのシチリア』(原題:A Bigger Splash)などが挙げられます。
そして、彼女の謎めいた個性は、『ヴェリティ/真実』の不穏な雰囲気によく合っています。
昨年、彼女はロマンティック・コメディー『スプリッツビル:ウワキな結婚生活』(原題:Splitsville)にも出演しましたが、この作品は観客と批評家の両方から失望を招きました。
36歳のダコタ・ジョンソンは、ロサンゼルスとニューヨークを行き来しながら生活しています。彼女は現在独身です。
━━『ヴェリティ/真実』での全体的な体験はいかがでしたか?
ジョシュ・ハートネットとアン・ハサウェイと共演できたのは素晴らしい経験でした。不思議なことに、脚本を受け取った時点では、コリーン・フーヴァーの小説がどれほど人気があるのか全く知りませんでした。でも、読み進めるうちに物語に引き込まれ、撮影中もずっとその気持ちが続きました。
物語の陰謀と謎めいた要素に引き込まれずにはいられません。そして、私の演じるキャラクターはその渦中にいるんです。
クロフォード一家とその幼い息子と一緒に彼らの家に引っ越してくると、何が起こってもおかしくないような予感がします。この映画の撮影はとても楽しかったですし、本当に魅力的なストーリーです。
━━映画の公開に向けて、大きな期待が高まっていますね。特にあなたがプロデューサーを務めていることもあり、こうした勢いを期待しているのでしょうか?
コリーン・フーヴァーには何百万人ものファンがいて、それは間違いなく私たちの映画に観客を呼び込むのに役立つでしょう。多くの人が原作を読んでいたり、コリーンの他の小説のファンだったりするのは、間違いなく有利です。
Words © Jan Janssen / Wenn
Photos © Udo Salters / WENN.com
後編へ続く・・・。




























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