ハリウッド女優として最もよく知られているケイト・ハドソン(Kate Hudson)は、現在、Netflixで配信されたエグゼクティブ・プロデューサーのミンディ・カリング(Mindy Kaling)による新作コメディー『ランニング・ポイント』(原題:Running Point)に主演しています。
45歳のケイトは、『ランニング・ポイント』でロサンゼルスの重役アイラ・ゴードン(Isla Gordon)を演じています。アイラは、兄が見事に役目を果たせなかったため、予想外に全米で最も有名なプロバスケットボールチームの1つであるファミリービジネの社長に任命されます。
2021年からミュージシャンで6歳の娘ロニー・ローズ(Rani Rose)の父親でもあるダニー・フジカワ(Danny Fujikawa)と婚約し、3児の母でもあるケイトは、ZoomZoomでのインタビューで、スポーツがいかに彼女にとって「心地よい毛布」であるかを語りました。
ケイトは、元夫でブラック・クロウズ(Black Crowes)の歌手クリス・ロビンソン(Chris Robinson)との間に21歳の息子ライダー(Ryder)、元婚約者でミューズ(Muse)のフロントマン、マット・ベラミー(Matt Bellamy)との間に13歳の息子ビンガム(Bingham)がいます。
また、自分が「自分の力を見つけようとしている」女性に共感していることや、伝説の女優である母ゴールディ・ホーン(Goldie Hawn)がいつも彼女に自分の道を切り開くよう励ましてくれたことについても語っています。
━━こんにちは、ケイト! 『ランニング・ポイント』はスポーツコメディー番組ですが、あなたはどれくらいスポーツファンですか?
私はスポーツが大好きです。私の家族は野球大好き一家なので野球をよく見ますし、家族にホッケーをする人もいます。また、アメリカンフットボールとバスケットボールも大好きです。どれも大好きです。
個人的に好きなスポーツはサッカーです。我が家はアーセナル(Arsenal)の大ファンです。スポーツは私にとって心地よい毛布のようなもので、大好きなんです。私は夜中に目が覚めて不安を感じたら、スポーツ番組を見ると心地よいと感じます。これは、スポーツ好きの家族で男の子ばかりで育ったことが大きく関係していると思います。
━━『ランニング・ポイント』では、声を上げて自分の力を見つけようとする女性を演じています。あなたはそれにどれくらい共感しますか?
私は幼い頃から声を上げて自分の力を見つけようとしてきました。男の子と一緒に育つとそういうものです。彼らは聞いてくれないから、何に対しても叫ばなければなりません。女性全般にとって、この質問に対するもっと真剣な答えがあると思います。
番組の中で、私の演じるアイラは、多くの困難な戦いの中で自分で選択する能力があり、非常に無視されてきましたが、最初の取引からリーダーとしての能力があることを示しています。アイラはただ自信を見つける必要があります。それは、高い地位に就く多くの女性にとても共感できることです。
━━アイラは自分自身に何かを証明することに興味があると思いますか、それとも他の人に何かを証明することに興味があると思いますか?
物事が猛スピードで襲いかかってくるときに、どうやって自分の足場を見つけ、自信をつけるかがテーマだと思います。このドラマは家族の力関係もテーマにしていますが、私が大好きなのもそれが理由だと思います。家族の力関係というのは本当に複雑です。
そこに閉じ込められていると、そこから抜け出したいと思うこともありますが、時には家族の力関係が自分を別の視点から見ることを強いることもあります。アイラは、家族から自分が有能な人間だと認められることを求めていると思います。褒められたいのは、気分が良いからです。
Words © Janine Yaqoob / OK! Magazine
Photos © Nicky Nelson / WENN
後編へ続く・・・。