英国アイスダンスリアリティー番組『ダンシング・オン・アイス』(Dancing on Ice)のスター、ブリアンヌ・デルクール(Brianne Delcourt)とケヴィン・キルバーン(Keving Kilbane)が新しく女の子を迎え入れた喜びと、妊娠から出産に至るまでのトラウマ的な体験について語るOK! オメデタ特集!
前回、元『ダンシング・オン・アイス』のスター、ブリアンヌ・デルクールと元サッカー選手のケヴィン・キルバーンと話をしたのは3度目の妊娠の初期段階で多量の出血を経験し、そのストレスからやっと立ち直った数週間後だったが、その5ヶ月後の4月末(インタビュー当時)、帝王切開の末、無事に誕生したキーヴィー・アン(Keavy Anne)について誇らしげに語るカップル!
2020年、イギリスの民間放送ネットワーク、ITVシリーズでの共演で初めて出会ったというカップルだが、3人の子育てに追われる2人は当然のごとくちょっとお疲れ気味のご様子! 既にグレイシー(Gracie)(5歳)とオリヴィア(Olivia)(生後15ヶ月)の2人のママ、ブリアンヌはカナダの自宅からOK! おめでたインタビューに快く応じ、現在の生活について次のようにコメントしている。
「既にいる5歳のグレイシーとオリヴィアの2人の子育てだけでも大変なのに、それに加えてわずか14ヶ月しか違わないキーヴィー・アンが加わると、全くといってよいくらい何の計画を立てることもできないし、とにかく全てが“ぶっつけ本番”といった感じなの。
赤ちゃん誕生の喜びと同時に、妊娠後期に掛かった“妊娠糖尿病”のストレスについて「ちょうど22週目に入ったころ、そのことが分かったの。別に特に変わった症状があるわけではないけれど、でもやはりショックだったわ。1日4回針をさして血液検査をしなければならない毎日で“まるで目の上に、たんこぶができた”ように滅入った気分の毎日だったわ。」と語るブリアンヌ!
毎日の食生活に気を付けなければならなかった彼女は、妊娠後期になるとかなり体重が減り、すっかり体調を崩してしまったというが、幸いなことに出産後には、糖尿病の症状はすっかり消え去ったという。
さらに超音波検査でキーヴィーの腹部の壁の部分に雑音が聞こえるという予期せぬ最悪な事態が発生して、検査のためにトロント市内でベストな病院と評判のシックキッズ (SickKids)まで足を運んだという。
「だから私たちは“妊娠糖尿病”から“ちくちくする針、腹部の問題、出血”まで様々な関門を潜り抜けてきたというわけなの。キーヴィーの腹部の雑音についても、いつの間にか、なくなってしまって、今でもあれが一体何だったのかよく分からないの。
そうした問題の他に自分の計画の中にさえなかった“帝王切開”について、ブリアンヌいわく「手術が始まるまでは全てが順調に進んでいたのよ。でも、ちょうどケヴィンが部屋に入ってきたとき、急に“冷や汗が出て、目の前にチラホラと星が見えてクラクラし始めたの。ドクターに向かって“何だか朦朧としてもうダメ”と言ったことを今でもうろ覚えに覚えているわ。でも、ドクターがくれた錠剤を飲んだと同時に何だか急に元気が出て、結局、かつての経験よりかなりの長時間を費やしてやっとの思いで無事に出産できたの。
今までの2度の出産は30分であっという間に終わって“産声”を耳にすることができたのに、キーヴィーのときは1時間以上の時間を掛けた難産だったの。とにかく、気分が悪くなる中、ドクターの“大丈夫もうすぐだよ。でも、まだちょっと赤ちゃんが出てきたくないだけだから!”と励ましてくれた言葉をかすかに覚えているだけだったわ。
それから20分後に、ドクターが“これから赤ちゃんを取り出すから、かなり痛みを感じるかもしれないよ!”と私に話しかけた途端に赤ちゃんが出てきたというわけなの。それと同時にベタベタとした血が私の顔に飛んできて、そこから一瞬“静寂”が訪れたわ。それから、私はパニック状態になってケヴィンに“ねえ、私に話しかけてみて! 一体何が起こったの?” と、話しかけたような気がするわ。
生まれてきた赤ちゃんの泣き声をどうしても聞いてみたいと思い、「赤ちゃんが無事かどうか、確認してきて!」と言って、ケヴィンを新生児部屋に行かせたという。結局、後から分かったことだが、赤ちゃんは喉の部分にチューブが付けられて、息も弱かったという。でも、それから約5分後に産声を耳にしたときは感動的で、泣きわめいてしまったというブリアンヌは「あんなにか細くて小さな泣き声を聞いたことはないわ。そして、彼女を胸に抱いた瞬間を、今でも忘れることはできないわ。」と語っている。
Words© Gemma McCartney
Photos© Jennifer Kamminga / OK! Magazine
Vol.2へ続く・・・。