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自身が率いるバンド、ボン・ジョヴィと共に今や“ロック界の象徴的存在”となっている、ジョン・ボン・ジョヴィ(60歳)。

ジョン・ボン・ジョヴィ:「徐々に姿を消して行くくらいなら、死んだほうがましだね!」(前編)

60歳を迎えたロック界のスーパースター、ジョン・ボン・ジョヴィ! そんな彼の数々の偉業を振り返ってみよう。

若々しい容姿と溢れるほどのエネルギーを携えたジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)を見ていると、彼が今年の3月2日に60歳の誕生日を迎えたなんて信じられない。長年ソフトロック業界のトップに君臨し、現在はロックの神様として崇拝されるジョン・ボン・ジョヴィ! そして、普及のヒット曲『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』(Livin‘On A Prayer)は過去35年間世界中で歌い継がれ、自身が率いるバンド、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)と共に今や“ロック界の象徴的存在”となっている。

ジョン・フランシス・ボンジョヴィ・ジュニア(John Francis Bongiovi Jr)は、3人兄弟の1人として1962年3月2日、ニュージャージーで生まれている。海兵隊軍人を退役後、理髪店を営む父親と、かつてプレイボーイ誌の表紙を飾った母の間に生まれた彼は、敬虔なカトリック信者の一員として育っている。ちなみに、ボンジョヴィという姓はシチリアから由来していて、父方はイタリアとスロバキアの血を継ぎ、母方の祖先はドイツとロシアから来ているという。

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写真は1996年当時。

息子の音楽への夢を常に応援し、励まし続けたという両親についてボン・ジョヴィは賛辞の思いを込めて次のように語っている。

「僕の両親は、子供たち全員に夢を現実のものにする能力を育んでくれたと思うんだ。今振り返ってみると、常に子供たちに自信を持つように導いてくれる両親は、僕たち兄弟3人にとって本当に貴重で大きな存在だったと思うよ。だって、たとえそれほどの才能がなかったとしても、自分を信じることができれば、目標に向かって努力し続けていけるんだから!」

家族の支援の下、若くして音楽制作を始め、若干19歳で最初のヒット曲『夜明けのランナウェイ』(原題:Runaway)を生み出したボン・ジョヴィは、その後21歳でグループバンド「ボン・ジョヴィ」を結成し、レコード会社と契約を結ぶに至っている。ヘヴィメタル寄りのバンドを望むレコード会社に反してバンドのフロントマン、ボン・ジョヴィは“音楽でストーリーを物語る”本来の自分たちのスタイルを押し通し、その思惑は見事的中することとなる。

ちなみにヘヴィメタルは1960年代末から1970年代初頭にかけてイギリスおよびアメリカなどで広く発展したロックスタイルの1つである。

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写真左から:当時のボン・ジョヴィメンバーのデヴィッド・ブライアン(David Bryan)、リッチー・サンボラ(Richie Sambora)、ジョン、ティコ・トーレス(Tico Torres)、アレック・ジョン・サッチ(Alec John Such)。写真は1987年当時。

『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』を含めるアルバム3作目として1986年8月に発表された『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』(原題:Slippery When Wet)は爆発的な人気を誇り、80年代のサウンドトラックとして数多くのファンの心を捉えている。

そして、今日に至るまでジョンはボン・ジョヴィ・バンドとして15枚のスタジオ・アルバム、さらに2枚のソロ・アルバムを発表し、2006年にはイギリスの音楽の殿堂(UK Music Hall of Fame)、さらに2018年にはアメリカのロックンロールの殿堂(US Rock & Roll Hall of Fame)に選ばれている。

Words © Emma Marsden
Photo © Mirrorpix

後編へ続く・・・。

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