OKJ.Melinda Messenger.3.1

元モデルで、現在テレビの司会として活躍するシングルマザーのメリンダ・メッセンジャー(Melinda Messenger)。

OK! 独占インタビュー☆メリンダ・メッセンジャー:「年齢を重ねるほど、人生が楽しくなってきているわ!」Vol.3

50歳の誕生日を迎え、“今までの人生で得た教訓”、さらに、“そろそろデートを楽しむ準備ができてきたような気がするの”と語るメリンダ!

━━ご自身のトレーニングや勉強をしている最中に、逆にロックダウンが良い環境を与えてくれたと思うようなことはありますか?

確かに言えることは、ロックダウン期間中に与えられた時間は私とって“思わぬ贈り物”のようなもので、私なりに有意義な時間を楽しませてもらったわ。でも、この期間に“大変な思い”を経験している人たちがたくさんいることも事実で、特に若い時期にしか経験できないことを諦めなければならない我が子の生活を見ていると、本当にかわいそうだと思うわ。

エヴィー(17歳の娘:Evie)は学校のテストやプロム(卒業ダンスパーティー)の機会を逃しているし、家にいることが好きな彼女も慣れないオンライン授業には苦労しているようよ。時々、細胞分子構造について私に聞いてきたりするけれど、私には全くチンプンカンプンで答えることができないのよね!

でも今我が家で一番辛い思いを抱えているのはモーガン(20歳の息子:Morgan)だと思うわ。彼は社交的な性格で、普通の社会生活を楽しむことができない毎日にイライラを募らせているようよ。

━━モーガンはテレビ向きかもしれないとおっしゃっていますが、例えば彼が“ラブ・アイランド(Love Island)”のようなリアリティー番組に出演したりする機会があれば、母親としてどのように思われますか

子供たちがやりたいと思うことには惜しみなく応援するつもりだけれど、モーガンは私の目から見てもワイルドな側面を持ち合わせている息子で、そんなことを聞かれただけで恐ろしくなるわ。

彼はとても愛される性格の持ち主だと思うけれど、“歯に衣着せぬ”言い回しをする上に、自分の考えを主張するタイプの子だから!

でもフリン(19歳の息子:Flynn)とエヴィーに関しては、それほど心配していないの。エヴィーはとても勉強家で、小さい頃から“海洋生物学者になって世界中を旅して回りたいから子供はいらない”と言っているような子なの。

でも、フリンはその逆で、将来は女の子が2人欲しいと言って、もうその子たちにつける名前をヴァイオレット(Violet)とパール(Pearl)に決めているようなの。だから、私が“グランマ(おばあちゃん)”になるのは確実というわけ!

OKJ.Melinda Messenger.3.2

━━現在お住まいのご自宅について少しお話ししていただけますか?

ここに引っ越してきたのは3年前で、今住んでいるこの家は4つの寝室と裏庭がある60年代のバンガロー風の建物なの。周囲を森に囲まれた、小さな町の外れにある静かな天国のような環境が気に入って、ここを選んで移り住んだの。

夏になると裏庭に鹿や馬が遊びにきたりして、とてものどかな環境なのよ。中庭に通じるパティオドア(テラスに出入りするガラス戸)があるリビングルームが私のお気に入りで、そのドアを1年中開け放しにして、リスが駆けずり回っている様子を眺めているのが大好きなの。

━━ご自宅にあるものの中で一番高価な買い物があるとしたら、それは一体何なのでしょう?

特に高価な買い物をしているというわけではないの。このキッチンを含めて、ほとんどのものは代々伝わる永久保存もので、既に老朽化しているけれど、完全に使えなくなるまでは、取り替えたりせずに使い切るつもりでいるわ。その他にも30年以上持ち続けている骨董品のようなものもいくつかあるのよ。

OKJ.Melinda Messenger.3.3

━━たくさんの不動産投資をなさっていると伺っていますが。

そう、実はこれが14件目の買い物なのよ。私は家の改築が大好きで、この家を購入するときは、心理療法士の資格を取った後はこの家の改築に取り掛かるというのが私の計画だったの。昔は投資思考が強かったけれど、今は自分が気に入るように家を改築するのが楽しくてたまらないといった感じなの。

だから、この家の改築プランについて語るとすれば、あと2つくらい天窓を増やして、床は総張り替え、それから後ろにある壁は大きなピクチャーウィンドー(外の景色を見るための一枚ガラスの大きな窓)に取り換えるつもりなの。

キッチンは小さいけれど、でも片付けものが嫌いな私には好都合なので、今のままのサイズでよいと思っているわ。それから、その他にも今ちょっとロフトの改築も考えていて、天井を高くしてラウンジに中二階をつくってみたいと思ったりしているのよ。

それやこれやしていると、あと2つバスルームを増やす費用も含めて、基礎作りだけで多分20,000ポンド(約3,010,200円)くらい掛かると思うの。とにかく、高価なバスルームやキッチンを購入して失敗した過去の経験を教訓にして、できるだけ無駄な費用を掛けずに慎重に動くつもりでいるわ。だって今の私には必要ないものだと思っているから!

━━ある会社への投資で、2010年に£250,000(約3,762万円)の損失を出したと伺っていますが、そのことが原因であなたの“金銭感覚”に何か大きな変化があったりしたのでしょうか?

そうね。確かに私の中で“金銭的な意識”は完全に変わってしまったといえると思うわ。あの損失以降は、“全てを失って、これからどうやって生き残っていこうかと”考えるだけで、今思い出してもぞっとするような毎日だったわ。

でも、たとえどんなに最悪なことが起きても、人生は何とかなるものなのね。とにかくあの経験を通して私にとってお金が意味するものは何なのかということを十分に学ばせてもらったと思っているわ。

つまり一言でいうと“自分を大切にする価値観が欠けていること”が、結局は“お金に対する価値観”にも通じているということが教訓だったというわけ! あれは私にとって人生最大のレッスンだったけれど、でも今は失ったものよりも大きなものを手に入れることができたと思っているわ。

WORDS © KIRSTY HATCHER
PHOTOS © LORNA ROACH

END.

AMERIKANA Journal

  1. kana2024_11_28_1
    12月になりました。師走~。NYは最低気温が-1度と寒いです。NY時間の12月1日は私のお誕生日とい…
  2. Kana2024_11_25_1
    NY時間の11月24日、久しぶりにみんなでブルックリンへお出かけしてまいりました。その帰り・・・グラ…

レーサー鹿島Blog

  1. 「FMドライバーズミーティング」、今週も先週に引き続き、ゲストは20歳で鮮烈の「鈴鹿4時間耐久レ…
  2. Test drive for new project still goes on every sin…
ok!family
PAGE TOP