トランスジェンダーであることを自ら誇りを持って公表した、才能あふれる俳優であり、社会活動家でもあるエリオット・ペイジが語る人生観。

OK! インタビュー☆エリオット・ペイジ:「やっと世界に向けて本当の自分を知ってもらうことができたと思っているよ」Vol.1

トランスジェンダーであることを自ら誇りを持って公表した、才能あふれる俳優であり、社会活動家でもあるエリオットが語る人生観。

そこに行きつくまでに、かなりの時間が掛かったかもしれないが、ついに自分たちの真実を発見するに至った、エリオット・ペイジ(Elliot Page)!

ちなみに、彼女の改名以前はエレン・ペイジ(Ellen Page)であるが、昔の“エレン”とは離別し、トランスジェンダーであることを自ら誇りを持って公表し、“エリオット”に改名している!

個人的な進化を経て、ついに社会的な認知を手にしたエリオットは才能あふれる俳優であり、ソーシャルアクティビスト(社会活動家)でもある。

Netflix放映のストリーミング・シリーズ作品『アンブレラ・アカデミー』(原題:The Umbrella Academy)に出演しているスター、ペイジは昨年11月、世界に向けてエレン・ペイジがエリオット・ペイジに改名されることを次のようなメッセージと共にツイッターを通して発信している。

「ハーイ、お友達の皆さま! 今日はこの場をお借りして、私がトランスジェンダーであることを公表し、それに伴い私の総称は“彼女”から“彼”に変わり、さらに名前を“エリオット”に改名したことをお知らせしたいと思います。
そして、今こうしてこの場でこのメッセージを送ることができること、ついに自分の真実の居場所にたどり着くことができたことをとても幸運に思っています。
そして、ここに至るまでの間、私の旅路を常日頃から陰日向なく応援して下さった素晴らしい皆さま方に、心からお礼の言葉を述べたいと思います。
今は、嘘偽りのない本当の自分を取り戻し、現在の自分を心から愛することができる素晴らしさを噛み締めているところです。」

10年以上もの間、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字から取った略で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称)の権利を守るためにさまざまな声明を発してきたエリオットだが、この俳優の最新発言は今までの抑制と、いわれのない恥の感覚から解放された証でもある。

認めざるを得ないことではあるが、『JUNO/ジュノ』(原題:Juno)でアカデミー賞候補に挙がった俳優、エリオット・ペイジは、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)との共演作『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(原題:Freeheld)、『メリー・アン・シングルトンの物語』(原題:Tales of the City)そして最近では『原題:マイ・デイズ・オブ・マーシー』(My Days of Mercy)の映画でよく知られ、ハリウッドでも一二を争う社会的かつ政治的な改革を主張する活動家の1人でもある。

エリオットの最新作『原題:ゼアーズ・サムシング・イン・ザ・ウォーター』(There’s Something in the Water)は、俳優エリオットによって生み出され、制作された力強いメッセージが込められたドキュメンタリーで、エリオットの出身地カナダにあるノバスコシア(Nova Scotia)の先住民族社会に根付き、はびこる環境人種差別について描かれている。

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写真左から:エリオットと妻のエマ・ポーター。

現在Netflixを通して配信されているこのフィルムは、彼の社会的正義感と長年に渡る政治的活動を反映し、政府や企業による意図的な政策により、カナダ大西洋地域で起きている環境汚染放置問題にフォーカスし、世界中の批評家から広く称賛を集めている。

また、この作品はカナダのダルハウジー大学(Dalhousie University)の看護教授、イングリッド・ウォルドロン(Ingrid Waldron)の著書を基に、ヴァイスランド(Viceland)放送局のテレビ番組シリーズ、『ゲイケーション -世界のLGBTQ事情-』(原題:Gaycation)でエリオットと共演ホストを務めた、イアン・ダニエル(Ian Daniel)が監督したものである。

そしてこのドキュメンタリー・フィルムは過去一年に渡り放映され、トロント国際映画祭及び、ノバスコシア州ハリファックスで開催されるアトランティック映画祭で、数多くの興味深い評論と称賛を手に入れている。

今年で33歳になるハリファックス(Halifax)出身のエリオットは、ハリファックス地方特有の美しい自然に囲まれて育っているが、ノバスコシア州先住民族の住環境が社会から見放され、いわれのない差別を受け、今も変わらぬ不正に苦しんでいるかを知り、ショックを受けたという。

そして、エリオットは自己の資金を費やしてドキュメンタリーフィルムを制作することを決め、そのエリオットの計画には3人のアフリカ系ノバスコシア女性住人が追従している。

その結果、先住民族社会は自分たちが生活する地域環境の過酷さを訴え、清潔な飲料水を生活の中に組み入れる権利を主張する闘いを始めたという。そうした現実についてエリオットは次のようにコメントしている。
「疎外された社会に現実的に苦しんでいる人たちがいることを知り、それでも何らかの方策を立てないのであれば、それは必要とされる実現に到達できないということだと思う。」

この映画が人々に現実への気付きを与えるだけではなく、悲惨な状況の改善に向けて、実際に地域や地方、さらに連邦政府などに対しエリオットは次のような見解を述べている。
「現在の政府機関は、人権問題や環境問題より、企業の経済的利便性に従った政策に重点を置きすぎていると思う。でも、それは今後変えていかなければいけないことだと思うし、私たちは政府に対してより多くの圧力を掛けていくべきだと思うよ。」

そして、エリオットは特に、ボートハーバーからノバスコシアのノーサンバーランド海峡に溢れるほどの汚染水を送り流して、悲惨な環境問題を招いているノーザン・パルプ・ミル(Northern Pulp Mill)の商業活動に対して批判を繰り返し、改革を求める運動を継続している。

エリオット・ペイジは、現在妻のエマ・ポーター(Emma Porter)とロサンゼルスで暮らしている。ちなみに、エマはジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の「ライフ・イズ・ワース・リヴィング(Life Is Worth Living)」ビデオや「パーパス・ワールド・ツアー(Purpose World Tour)」などで知られるダンサーである。

Interview © WENN
Photos © WENN

Vol.2へ続く・・・。

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