2020年12月18日で57歳の誕生日を迎えたブラッド・ピット(Brad Pitt)!
世界的な大スターの一人として映画業界に君臨する彼の仕事の軌跡と愛の遍歴を振り返ってみよう!
ほんのちょっと名前を出すだけで、世界中のファンを魅了するブラッド・ピット!
もうすぐ60歳に近づこうという彼は、今もなおハリウッドで一、二を争う“憧れの的”としてその名を馳せるハリウッドの大スターである。
1963年12月18日、オクラホマ州ショーニー(Shawnee, Oklahoma)に生まれたウィリアム・ブラッドリー・ピット(William Bradley Pitt)は、典型的な南部のバプテスト信者家族の下で育つ。
トラック運送会社を経営する父親のビル(Bill)と高等学校のファミリーカウンセラーのジェーン(Jane)の間に長男として生まれたブラッドには弟と妹がいる。
元々メディア業界で働く夢を持っていたブラッドはミズーリ大学(The University of Missouri)でジャーナリズムを専攻したが、後に“芝居の面白さ”を発見し、自らの人生目標を変えることになる。
そして大学を中退し、カリフォルニアへ移り住んだ彼は、生活を支えるために様々な仕事に就きながら芝居の学校に通い、自身が所属するエージェントを見つける。
ちなみに、その後ブラッドは俳優として、次のような数々の輝かしい作品に出演し、俳優として輝かしい軌跡を残している。
1987年: 「ダラス(Dallas)」を含むテレビ出演
1991年: 映画『テルマ&ルイーズ』(原題:Thelma and Louise)
1992年: 映画『リバー・ランズ・スルー・イット』(原題:A River Runs Through It)
1994年: 映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(原題: Interview with the Vampire)
その後ファミリー大作ドラマ『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(原題:Legends of the Fall)でロマンティックなヒーロー役を演じた彼は、その演技の才能が認められ、初めてゴールデングローブ賞の候補に挙がり、それを機にハリウッド業界で注目を集める存在となる。
さらに、次の映画作品『セブン』(原題:Seven)では、連続殺人鬼を追う刑事役を演じたブラッドだが、その映画の中で当時はまだ無名だったグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)と共演している。
そして互いに“一目惚れ”で恋に落ちた2人は、その後ハリウッド一の注目を集める噂のカップルとして2年半の交際を続けている。
生まれながらに兼ね備えたブラッドの魅力、カリスマ性、才能は当然のごとく彼を映画界の成功者へと導き、1995年にはSF映画『12モンキーズ』(原題:Twelve Monkeys)でゴールデングローブ賞助演男優賞を獲得すると同時にアカデミー賞助演男優賞にも初めてノミネートされるという活躍ぶり!
その後1996年にはロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)との共演による『スリーパーズ』(原題:Sleepers)、さらに1997年のハリソン・フォード(Harrison Ford)との共演映画『デビル』(原題:The Devil’s Own)など数多くのヒット作品に出演し、ブラッドはハリウッド映画業界の中で瞬く間に成功の階段を昇り詰めていく。
さらに同年、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(原題:Seven Years in Tibet)の撮影のためアルゼンチンへ飛んだ彼は、仕事の成功とは裏腹に、わずか7ヶ月間の婚約期間を経てグウィネスとの別れを迎えている。
Words © Suzanne Baum / OK! Magazine
Photos © WENN
後編へ続く・・・。