“著名なファンリスト”や“現代の女性が持つ重圧”などについて語る、スコットランド出身の歌姫エイミー・マクドナルド(Amy Macdonald)。

エイミー・マクドナルド:「有名になっても、テスコで気軽に買い物ができるような生活がしたいわ!」(後編)

“著名なファンリスト”や“現代の女性が持つ重圧”などについて語る、スコットランド出身の歌姫エイミー。

━━ロックダウン(イギリスの今年3月の一回目のロックダウン)はいかがでしたか?

アルバムの制作は終わらないだろうと思っていたし、イライラして落ち着かない日があったことは確かよ!
4ヶ月間の自粛生活を通して大きな打撃を受けたけれど、でも今またこうして音楽活動に携わる生活に戻って、アルバム完成の日を迎えることができたことを本当に幸せだと思っているわ。
最新レコードが自分の人生に新天地をもたらし、ワクワクさせてくれる何かを見つけることができたのだから!

━━あのU2もあなたのファンだと聞いていますが、彼らとの最初の出会いについて教えていただけますか?

あれはドイツで行われたある授賞式で、私が壇上で歌ったときのことだったわ。歌い終わって自分の控室に戻ると、ボノ(Bono)のサインで“ハーイ、エイミー、君のファンクラブにちょっと挨拶に来てくれるかな?”と走り書きされたメモが見つかったの。

それで彼らの控室に行くことにしたのだけれど、部屋に入ると同時にボノ自らが飲み物をついでくれるという素晴らしい歓迎で、私にとってはまさに“青天のへきれき”といった感じだったのを今でも覚えているわ。

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━━ご自分の“知名度”や“人気”には、どのように向き合っているのでしょうか?

2009年にある催しに出演するときがあって、ちょうどそのときは私の後にレディー・ガガ(Lady Gaga)が歌うことになっていたの。

私は自分の出番がくるまでホテルのバーで静かに『ハリー・ポッター(Harry Potter)』を読んでいたのだけれど、彼女は出迎えのファンにもみくちゃにされて、結局は自分の部屋の中で出番を待たなければならないような状況に陥ってしまい、それを知ったときの私は“そんなことはごめんだわ”と思ってしまったの。

━━結婚2年目のお祝いをなさったと伺っていますが、何かラスベガスでの挙式の逸話があれば、教えていただけますか?

それはゴージャスで素晴らしい経験だったわ!
私は夜中の1時までしか体が持たなかったけれど、母は何人かの私の友達と夜明けの5:30までパーティーを楽しんだようよ。

ゲスト全員をレストランからバーに移動させるのにリムジンが必要という状態で、それはまさに“ベガス体験”そのものといった感じだったわ。

エイミー・マクドナルドの新作アルバム『ザ・ヒューマン・デマンズ』は現在発売中。
ライブ情報についてはhttps://www.amymacdonald.co.uk/tour/(英語版)を参照のこと。

Interview © Kirsty Hatcher
Photos © Roger Deckker / BMG

END.

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