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2025年5月18日-The International Contemporary Furniture Fair(ICFF)

日本時間5月15日~18日まで地元、東京・浅草で開催されました三社祭! 今年も大賑わいだった様子で、4日間期間中に約180万人もの人出が予想されていました。美しいお神輿を勇ましく担ぐ姿・・・いいですね。三社祭開催にあたり、関係者のみなさま、担ぎ手のみなさま、観客のみなさま、お疲れさまでした!!

NY時間の5月18日〜20日までの期間、Jacob K. Javits Convention Centerで開催中のThe International Contemporary Furniture Fair(ICFF:国際現代家具見本市)の初日5月18日に行ってまいりました。ICFFは、北米を代表する現代家具デザインのプラットフォームです。(過去の関連ブログ記事:2024年5月19日-The International Contemporary Furniture Fair(ICFF))

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ICFFのテーマは、「調和のとれたデザイン」です。世界中から集まる業界のメーカーや出展者の多様性を反映し、人間を中心にすること、多感覚、多文化デザインの重要性に焦点を当てています。

独創的で持続可能なデザインに重点を置いたICFFは、住宅、コントラクト、ホスピタリティ空間向けの幅広い家具製品を、建築家、インテリアデザイナー、小売業者、流通業者、デベロッパー、そして報道関係者など1万人に紹介します。ICFFには、35カ国以上から450を超える有名ブランドと新興ブランドが一堂に会します。

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製品カテゴリーは、家具、照明、座席、屋外用家具、コントラクト家具、キッチン&バス、壁紙、テキスタイル、カーペット&フローリング、資材と多岐にわたります。

開催期間中、来場したデザイナー、建築家、開発者、バイヤーは、ブラジル、カナダ、フランス、イタリア、メキシコ、ルーマニアなど、様々な国の出展者による傑出した製品やプロトタイプを体験できます。

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展示会場では、業界を代表する著名人によるパネルセッション、講演、そして親密な対話で構成されるトークを通して、参加者はインスピレーションを得る機会を得ることができます。

さらに、専門家ネットワークを広げる機会も無限にあります。展示会場でのミーティングで、参加者と出展者はビジネス戦略を交換し、デザインコミュニティ内の関係を強化できます。

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デザイン界のアイコン、編集者、キュレーターからビジネスリーダーまで、80名を超える専門家が、会場内に設置されたメインステージやラウンジ等でICFFトークを主催します。住宅、商業、ホスピタリティーデザインのあらゆる側面を網羅するパネルディスカッションや親密なトークで盛り上がります。

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国際的なデザインスクールの生徒による作品の展示スペースが会場内に設置されています。

参加校はNYの知名度の高い美術大学でもあるパーソンズ・スクール オブ・デザイン(Parsons School of Design | The New School)や、プラット・インスティテュート(Pratt Institute)をはじめ、カリフォルニア美術大学(California College of the Arts(CCA))、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(Rhode Island School of Design(RISD))、ヨーロッパ・デザイン学院(Istituto Europeo di Design(IED)) 等。

2022年に開始されたスクールショーケースとして、国際的なデザインスクールにとって、優秀な学生の作品を発表し、デザイントレードイベントに参加し、専門家からのフィードバックを得て、ネットワークを構築する絶好の機会となります。国際的なスクールネットワークとつながり、パートナーシップや交換プログラムの可能性を探る場にもなります。

会場内を見て回ると・・・存在感のあるアート作品のような屋外に設置できるエアーソファー。弾力のある座り心地で、子供から大人まで楽しい気分にさせてくれます。

アート作品のようなデザインですが、実用的な家具や照明など、洗練されたデザインを多く目にします。

キノコを使った天然由来が原材料の照明器具。優しい存在です。

シンプルでお掃除しやすいデザインが好きですが、カラフルな家具も大好きです。どこか懐かしさを感じるデザインの家具もチラホラ・・・可愛い。

会場内を見て回ると・・・日本から出展している企業も何社か発見しました。頑張れ~!

来場者の方がICFFについてコメントしています。「アメリカのお客様と直接会うことができ、関係を強化する絶好の機会です。メール、電話会議の時代において、直接的な交流は不可欠だと感じています。カジュアルな雰囲気の中であらゆる情報を共有することで、協力関係の強化に繋がり、市場機会をより明確に把握できるようになり、市場のニーズにより的確に対応できるようになります。」

私もこのコメントに同意します。どの業界も直接的に交流ができる見本市の規模が少しずつ小さくなっているように実際に感じることもありますが、それでも実際に会場に入り、人々の様子を目にすると、ビジネス上でも、それ以外でも人と人の繋がりの大切さと不可欠さとを感じます。

拘りのデザイン、環境への配慮、機能性・・・多くの素晴らしいアイテムを見て回ると、居心地のいい空間は自分に良いエネルギーを与えるように感じ、自分の身を置く空間作りの大切さを実感します。

  • 12月1日生まれの射手座
    東京都浅草出身
    ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
    アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。

    2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
    そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。

    NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。

    チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。

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