娘と息子が通う学校の新学期が始まってから10日が経ちました。学校内でも、子供達も、保護者も、学校の送迎方法や新しい学年での学習方法などの確認などで、皆バタバタしていましたが、少しずつ落ち着いてきました。
New York City(NYC:NY市)が主催する交通安全に関するイベントが地元の公園で実施されると、学校から案内があり、NY時間の9月17日、丁度お天気も良い日曜日ということで、家族で行ってまいりました。
‟Vision Zero in New York City”(ビジョン・ゼロ)というこのイベントは、「重大な衝突事故は防ぐことができ、道路上で人が死亡したり重傷を負ったりすることがあってはならない!」ということを信念に街路の安全性を向上させるためのNYCの取り組みです。
2014年以来、NYCは、死亡者数と重傷者数をゼロにするという目標に近づけるために、包括的なエンジニアリング、施行、教育戦略に投資してきました。安全にサイクリングが出来るようにNYCには、約623マイル(約1002.62km)の保護された自転車レーンを含む、約1,500マイル(約2414.016km)の自転車専用スペースがあります。保護された自転車レーンの大部分は、ビジョン ゼロに基づいて建設されています。保護された自転車レーンの大部分は、ビジョン・ゼロに基づいて建設されています。
NYCを世界で最も安全な大都市にするためには、政府の政策やプログラム以上のものが必要と考え、地元の市民の行動が不可欠としています。すべてのニューヨーカーに、街路の安全に関するイベントへの参加や、道路を安全に共有するために自分たちの役割を果たすよう呼びかけています。
そして、今回のイベントでは、ビジョン・ゼロの活動を広める一貫として、限定で先着順とはなりますが、イベント実施期間中に、子供たちは勿論、大人も含めた希望する人に、ヘルメットが無料で配布されました。各自、スタッフの方に頭のサイズを計って頂き、フィットしたサイズのヘルメットを頂きます。全て同じデザインです。ヘルメットの内側に調整できるスポンジ付きです。日本でも自治体によっては対象年齢の希望する子供たちへ無料でヘルメットを配布していますが、無料のヘルメットは本当にありがたいですね。
日本でも改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となっています。NYでは、自転車に乗るほとんどの人がヘルメットを着用している印象です。交通安全! 身の安全を自分で守る為のヘルメット着用の大切を学びます。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。