ここ最近のNYは日中の最高気温が20度越えの日が多く過ごしやすい日が続いております。
現在、NY時間の5月21日〜23日までの期間、Jacob K. Javits Convention Centerで開催中のThe International Contemporary Furniture Fair (ICFF:国際現代家具フェア)の初日の5月21日に行ってまいりました。2018年以来のICFF。ICFFは、現代的な家具デザインのための北米を代表するプラットフォームです。
オリジナルで持続可能なデザインに重点を置き、住宅やホスピタリティなどの環境向けの幅広い家具製品を10,000人の建築家、インテリアデザイナー、小売業者、流通業者、開発者、報道関係者に向けて紹介しています。
家具、照明、テキスタイル、座席、カーペットや床材、壁装材、屋外用家具、資材、キッチン、バス、アクセサリーなど、約30ヶ国の350 以上の確立されたデザインブランドと新興のデザインブランドが集まります。
様々な国のメーカーが集うICFF。ブラジルやイタリアのブースが会場内に大きな面積を確保し、デザイン性の高い製品をメーカーごとに展示していました。
ICFFの会場内の一部には、NYの知名度の高い美術大学でもあるパーソンズ・スクール オブ・デザイン(Parsons School of Design | The New School)や、プラット・インスティテュート(Pratt Institute)などでインテリア・デザインや建築などを学んだ卒業生たちが手掛ける家具や照明などの製品を展示した、WantedDesign Manhattanという、デザイン教育と次世代のデザイナーに発言権を与えることをモットーとしたトレード・イベントもあります。
このWantedDesign Manhattanは、デザイン・スクール・ワークショップなどのプログラムを通じて、デザイン・スクール、教育者、学生、卒業生をサポート、促進し、結びつけることに一役買っています。個性あふれるデザイン家具などは、インパクトだけなく、機能性にも優れています。
会場内の何ヶ所かには、アットホームな感じの家具が並び、業界の変革者の方や、先見者の方を招いて、パネル・セッションや、住宅および商業デザインの未来を考察するなどトピックについてトークショーが開催されています。来場者の方々は、リラックスしながらトークの内容を真剣に聞き入っていました。
出展ブースの製品の多くは、洗練されたデザインで見ているだけで面白いです。空間作りのプロが集まるICFFということで、ブース1つ1つのレイアウトがオシャレです。来場者用の休憩ラウンジなどの空間も素敵です。
シャープな印象の家具から、柔らかい印象の家具など、デザインの無限を感じます。建築やインテリアが大好きな私・・・。20代後半に緑豊かなサンフランシスコに住んでいたことにも影響され、素敵な家具や照明などを目にして個人的にいいな、と思ったデザインの家具の多くは、木のぬくもりを感じる家具で、そこにさらに緑が加わる家具でした。
自分で家具を選ぶとしたら、デザイン性だけでなく、お掃除やメンテナンスのしやすさ、耐久性のある家具がいいなと思います。長い時間自分の生活を豊かにしてくれる存在となるので、長く使えるものが良いですね。
メーカーの方や、デザイナーの方の溢れる情熱と拘りを凝縮した素晴らしい家具、数多くの素敵なインテリア・・・。我が家の思い出の家具として、木製の小さな椅子などに子供達にペイントしてもらおうかな・・・とアイディアが広がります。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。