NY時間9月7日~9月13日まで開催された2024年春夏(S/S)シーズンのコレクションを発表したNYFW(ニューヨークファッションウィーク)を終えたNY。4年ぶりの復帰となったラルフ・ローレン(Ralph Lauren)や今回も多くのセレブリティーがNYに駆けつけるなど今回も話題となったNYFWでした。NYFWの後は世界規模のアパレル見本市、“Coterie New York”へと続きます。
NY時間19日~21日までJacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・K.ジャヴィッツ会議センター)で開催しております、“Coterie New York”に初日の19日に行ってまいりました。平日ということで、子供たちのお迎えなどは仲良しのママ友にお願いしました。本当にありがたい! ありがとうございます。(過去の関連ブログ記事:2022年9月18日-Coterie New York(前編)(後編))
Coterie New Yorkは、バイヤー、ファッション関係者、メディア、スタイリスト、700以上のブランドを含む 14,500名以上が来場しています。参加小売業者の65%はブティックおよび専門店で、16%がオンライン小売業者、13%が百貨店またはチェーン店、6%が購買オフィスです。
1986年の創設以来、ファッション界の最も優れた才能を結集させ、明日のトレンドを想像するだけでなく、積極的に創造してきました。 最先端の現代ブランド、小売店、専門家、インフルエンサーが集まり、個人の親密なコミュニティーレベルでの関係が育まれ、業界が情報を共有し、成長、進化できる場所となっています。
コミュニティーと文化は、新時代の中心となり、ファッションの未来を変える力を持つブランドと知識豊富な専門家を結びつけ、バイヤー、ブランド、インフルエンサー、メディア、スタイリストからなる国際的なコミュニティーを通じて、新しいアイデアや機会が生まれています。Coterie New Yorkは、これまでの伝統的な見本市ではなく、ファッション業界全体を団結させるために存在しています。ブランドとバイヤーの87%の主な目標は、Coterieで新しいビジネスに出会うことです。
同じ日程ですが別のフロアでは、手頃な価格のアパレルブランドが集結した“MAGIC”が同時に開催しフロアを行き来できます。
対面でのコラボレーションが常にCoterieの中心ではありますが、デジタルファッション、Web3、または新しい小売技術を通じて、テクノロジーとデジタルエクスペリエンスがファッションの未来の重要な部分でもあります。 Coterieの未来では、現実世界のインタラクションの影響とオンライン世界の可能性を融合させるとのことです。
Coterieが掲げる使命は、ファッションが直面している最も重要なトピックや課題の点と点を結びつけることです。持続の可能性とテクノロジーという2つの重要なアイデアに焦点を当てることで前進します。
2024年春夏(S/S)ということもありますが、会場内では、とにかく明るくカラフルな色彩のアイテムがたくさん目に飛び込みます。ビジューやスパンコールやラメなどを使ったアイテムも多い印象です。
新作アイテムなどを見て回るだけでも楽しいCoterieですが、会場の一部では時間制限を設け、オリジナルチャームブレスレットや、オリジナルブーケ制作や、シールを付ける耳のツボ押しなど、楽しいイベントが開催されています。私も左手首にパーマネントジュエリーを付けていただきました。嬉しい!
会場内には教育スペースが設置され、最新のトレンドからデジタルファッションスペースで起こっていること等、業界の独占的な洞察を得ることが出来るセミナー等が開催しています。
後編では今回私が気になった素敵なアイテムをご紹介します~。
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12月1日生まれの射手座
東京都浅草出身
ニューヨークと東京を行き来する生活を送る、OK! JAPAN編集長。
アメリカ人の夫と一緒に、NYで生まれた娘と息子、2人の子供の子育てに日々奮闘中。
2006年にサンフランシスコから帰国後、2009年にスタートした「OK! JAPAN」の編集長を務め、2013年の「OK! JAPAN 改訂版」 からは編集、ブログを担当。
そして、2017年の「OK! JAPAN リニューアル」から再び編集長を務めます。
NYでの暮らしで学んだ経験をはじめ、NYが発信するファッション、ジュエリー、ビューティー、エンターテインメントの最新情報から、子育てや学校事情、NYの近況報告まで多岐にわたり、リアルなNYのライフスタイルをお届けいたします。
チームユニフォームを着てジジ・ハディッドとベラ・ハディッドも熱烈観戦していたNYを本拠としているナショナルホッケーリーグ(NHL)所属のニューヨーク・レンジャース(New York Rangers)のファン。