「シネイドには“ヘンリーは大丈夫”と言って彼女を励まし続けたけれど、実はその僕が一番怖かったんだ。」と語る『アプレンティス(The Apparentice)』、『セレブリティー・マスターシェフ(Celebrity MasterChef)』のスター、トーマス・スキナー(Thomas Skinner)!
そのトーマスがフィアンセのシネイド・チェンバーズ(Sinead Chambers)と共に新しい家族、ヘンリー・アルバート(Henry Albert)を紹介するOK! おめでた特集!
出産は誰にとっても“ちょっと公園を散歩する”程度の軽い出来事ではないのは確かだが、『セレブリティー・マスターシェフ』のスター、トーマス・スキナーのフィアンセ、シネイド・チェンバーズの場合は特に過酷な体験だったようだ!
初めての出産経験のみならず、ヘンリー・アルバートは予定日より2週間も遅れてこの世にデビュー、さらに分娩中にヘンリーの心拍数が何回も落ちるという切迫した状況の中、シネイド(30歳)は、希望していた無痛分娩すらできない状況だったという。
シネイドを励まし続ける医師の横で何の術もなくただ茫然と立ち尽くすトーマスだったというが、(現地時間)11月5日、バシルドン病院(Basildon Hospital)で無事に元気に生まれたヘンリーの体重は約4,000グラム(8lb 13 oz)という立派なもので、写真で見る通り健康そのもの!
『アパレンティス』シリーズの2019年に出演し、“ボッシュ(bosh)”のセリフで知られるトーマスだが、その彼もシネイドの出産はまるでジェットコースターに振り回されているような心境だったと語っている。
でも、結果を見れば全ては万歳! そして、3年の交際期間の後、ヘンリーを家族に迎える喜びに浸るトーマスとシネイドの2人は“今がまさに幸福の絶頂期!”といった感じである。
生まれて間もないヘンリーに“ゾッコン”といった表情を見せる2人。そして子育てにつきものの睡眠不足も何のそのとばかり親バカぶりを発揮するトーマス は、3時間の睡眠時間を取るために仕事場にマットレスと枕を持ち込んで撮影の合間に仮眠を取っているという。
そこで、2人が住むサセックス(Sussex)の自宅にヘンリーのお披露目に招待されたOK! インタビューチームは、シネイドの難産体験や、親子の絆について語るトーマスのメロメロな父親ぶりを披露することにする。
━━おめでとう、トーマス、そして可愛いヘンリー!
トーマス:ありがとう! 父親になることがこんなに素晴らしいなんて、想像もしていなかったよ。ヘンリーは僕の人生の中で最高の贈り物だよ。
━━大変な難産だったと伺っていますが、そのことについて少しお話ししていただけますか?
シネイド:ヘンリーは出産予定日より13日遅れて生まれてきたの。誘発分娩はとても痛いと聞いていたので、本当はやりたくなかったの。あれは本当に痛かったわ! 水曜日から分娩の準備に取り掛かったのだけれど、とにかく難産で、そのうちお腹の中の赤ちゃんの心拍数が落ちてきてしまったの。
医者はモニターでお腹の様子を見ながら陣痛促進剤は使えないと言って、陣痛病棟にすぐにでも行くように勧めたというわけ。
でもベッドがいっぱいで、結局翌朝7時にやっと2階にある分娩室が空いたという状況だったの。
それですぐその分娩室に連れて行かれて、破水させて点滴を打った状態で、4時間掛けてやっと無事に出産したのよ。生まれてきた後、赤ちゃんの心拍数は上がって本当に一安心したわ。
━━心拍数が下がってくるという状況は本当に心配ですよね。
シネイド:ええ、本当に怖かったわ。それにコロナ禍の中で、トムは私が分娩室に入るまでは一緒にいることができたけれど、それ以降は私1人で最初の夜を過ごさなければならなかったの。
だからヘンリーの状態が不安定だと聞いたときはたった1人で恐怖に耐えなければならないという状況だったの。
トーマス:あれはロックダウンになる1日前のことで、僕は病院に行くことさえできない時期だったんだ。だから、シネイドから泣きながら電話が掛かってきたときは僕自身うろたえてしまって、右往左往するばかり。
自分自身がパニックに陥ってしまっているのに、彼女を励まさなければならないという状況だった。
でも医師や看護師を含めて、チームの皆がしっかりと彼女をサポートしてくれて本当に助かったし、今でも医師や看護師の皆さんに心から感謝しているよ。
━━比較的短い分娩時間で終わったようですが、出産後は本当にホッとなさったでしょうね?
シネイド:もちろん、とにかく陣痛がなくなって、我慢できないほどの痛みからやっと解放されたのが一番感謝すること!
とにかく陣痛の痛みは予想をはるかに超えたものだったわ。
トーマス:チームからはシネイドが陣痛で苦しんでいるので、陣痛促進剤を打つという連絡が入ったんだ。でも医師は“胎児の心拍数が極端に落ちているので、それは危険”と言って、ドクターストップが掛かってしまい、それを聞いた彼女はますますパニックに陥って最悪の痛みに耐えなければならなくなってしまったんだ。
とにかく彼女のことが心配でうろたえてしまって、医師にシネイドの安否を確認し続けることしかできなかったんだ。
Words © Sarah Morton
Photos © James Rudland
Styling: LUCY MOON Hair & make-up: Claire Portman using Origins and Paul Mitchell
後編へ続く・・・。