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 親のお金で贅沢生活 OKそれともNot OK? (2013/4/25付Exclusive)

  2013.04.25

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親のお金で贅沢生活 OKそれともNot OK?

 

ヒルトン家に次ぐ新たな富豪セレブの波が到来!

 



Tamara Ecclestone1.jpgUS$76Million(約76億円)の豪邸やUS$17.5Million(約17億5000万円)のウエディング、さらにクリスタルでできたUS$1.5Million(約1億5000万円)のバスタブなど、たったの9年間でUS$4Billion(約4000億)を使ったと報道されている、親が大富豪という環境で育ったセレブたち・・・。

 

 

ところが英国の大富豪タマラ・エクレストン(Tamara Ecclestone)とぺトラ(Petra)によると、決して甘やかされているわけではないとか!
F1界のビリオネア、バーニー・エクレストン(Bernie Eccleston)の娘であるぺトラは「周りが私を何て呼んでいるかなんて気にならないわ。私の仕事は、父親のお金を使うことだなんて言われない限り、何と呼ばれようと構わない。」と話している。24歳である彼女は、US$5.5Billion(約5500億円)の資産を持ちフォーブス(Forbes)誌の長者番付で353位にランクインする82歳の父親でさえ、自分達のお金の使いようには驚いているという事実を認めている。

「父親は、私達がハンドバッグを買い過ぎだって思っているんだけど、たぶん間違ってはいないわね。」と話すぺトラ。

 

 

 

 

 

 

Tamara Ecclestone2.jpgところが新米ママは、自身のハンドバッグのブランドで収入を得ていることを理解してもらう事に苦労しているようで、「私達は、仕事をすることを選んだの。同じような立場にいて、きちんと働いている人は世界中にたくさんいるわよ。」とぺトラはコメントしている。

 

 

ただし、2011年に購入した、かつてはアーロン・スペリング(Aaron Spelling)とキャンディ・スペリング(Candy Spelling)が所有していた123部屋ある豪邸の支払いを父親がしていることも事実。姉であるタマラもウィリアム王子(Prince William(The Duke of Cambridge))や夫人のケンブリッジ公爵夫人、キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)が生活しているすぐ側に位置する、US$70Million(約70億円)のロンドンのケンジントン・パレス・ガーデンズ(Kensington Palace Gardens)にある5110㎡のマンションを父親の財産で購入!

 

 

さらに28歳のタマラは、US$19Million(約19億円)かけてリノベーションも行った。ただし、彼女も妹同様に自分自身で成功も掴んでいる。

 

 

 

 

 

 

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「私の父親は、お金に感謝するように私達を育てたの。だからチャリティーのために数百万円も集めるし、リアリティー番組も成功した。今はヘアーケア商品のブランドを立ち上げるところなのよ。」と話している。



“お金持ち”といって忘れてはならないのがパリス・ヒルトン(Paris Hilton)。パリスもまた、お金があるが故に偏見を持たれていたという。「私に関する事で1番間違って伝えられているのは、甘やかされたおてんば娘だと思われていることね。本当は正反対よ。ヒルトン家の孫だとは言われたくないの。パリスとして知られたいのよ。」と話すパリス。さらに「皆は、私が何も知らないと思っているけれど、本当は賢いの。自分自身をビジネス・ウーマンだと感じているし、自分がブランドだと思っているわ。」とコメントしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

Paris Hilton2.jpg確かに彼女のブランドはパリス(32歳)を一躍お金持ちに。自身のフレグランスは2005年以来、US$1.4Billion(約1400億円)の収入となっている。初めてスポットライトを浴びるきっかけになったのは、自分がUS$2.2Billion(約2200億円)のヒルトン・ホテル(Hilton Hotel)の相続人だという事実とスキャンダルだったとか。しかし、成功は自分で手にしてきたと主張するパリス。「自分で使うお金は、自分で稼ぐわ。家族に頼ったりはしないの。」と話している。

 

 

42のショップに17のプロダクトラインと、パリス帝国が築かれていったのは印象的だったものの、誰もがパリスに憧れたわけではない様子。
社交家達からは距離を置き、彼らと比較されることを嫌っているのがイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)(31歳)。

「私たちは完全に他とは違います。」と話した不動産業の大物ドナルド・トランプ(Dnald Trump)の娘、イヴァンカ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ivanka Trump1.jpg「もしも私がレールを外れてパーティー好きの子供なったら、自分のライフスタイルは維持できないと思います。権力への執着は全くありません。」とコメントしている。

 

 

裕福な家庭に生まれた他の友人達とは違い、お金は自分で稼がなければならないというイヴァンカ。

「私は、1日に13時間働きます。」とかつではモデルを務め、経済学の学位を取得した後、現在では父親の会社でディベロップメント&アクイジションズ(Development & Acquisitions)のエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントを務める彼女は「父親から家を買ったの。住宅ローンがあるのよ。」と話している。



一方で、これまで働いたことは全くないと言っていたのがケイシー・ジョンソン(Casey Johnson)。「欲しいモノは何でも手にしてきたわ。」とジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の資産相続人である彼女は、悲劇的な死を迎える以前の2008年のインタビューで語っていた。

 

 

 

 

 

 

Casey Johnson1.jpg「困るほど物が多いのよ。12歳の時には、シャネル(Chanel)のバッグのデビューをして、15歳の時には、US$17,000(約170万円)するカルティエ(Cartier)の時計を持ってたわ。欲しい物なんてそれ以上なかったの。」

 

 

自分の子供がケイシーのようにならないかと心配する多くの富豪と仕事をしてきたという、心理学者のロバート・A・ケニー(Robert A Kenny)は、「彼らは、もしも自分の子供が十分なお金を持っていて、ローンの心配もなかったとしたら、何が彼らにやる気をおこさせるのか、と心配しているのです。何でも好きな事が出来るという自由を与えることは、何に自分の時間を使うのがベストなのか、というようなジレンマを生み出します。自分が手にする自由や選択肢に圧倒されてしまうのです。」と話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hugh Grant1.jpg英国俳優のヒュー・グラント(Hugh Grant)(52歳)は、18ヶ月の娘タビサ(Tabitha)と2歳の息子フェリックス(Felix)の2人の子供に対しては、自分の財産が悪影響を及ぼさないように気を使っているという。

「自分の子供にお金を与えるのは、良い事だとは思わなかったんだ。子供にとっても社会にとっても良い事にならない。」と2010年に高額の寄付する事を決めている。

 

 

全てを与えられなかったことで、現実的に育ったというのは、サー・リチャード・ブランソン(Sir Richard Branson)の娘、ホリー(Holly)(31歳)。

人道的な仕事に従事する以前に医学部で学位を取得したホリーは「若い頃から医者になりたかったの。だから自分の人生におけるゴールはわかっていたわ。友達とは本当に楽しい時間を過ごしたけれど、社交家の生活には全く興味がなかったのよ。」と話している。「私の両親は、弟のサム(Sam)と私を周りと同じように育てたの。皆よりプレゼントの数が多いなんてなかったわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

Chloe Green1.jpgトップショップ(Topshop)の創設者でビリオネアのフィリップ・グリーン(Philip Green)の娘であり、マーク・アンソニー(Mark Anthony)(44歳)のガールフレンドでもあるクロエ・グリーン(Chloe Green)(22歳)も地に足はついているとアピール。

「私の人生において、何かを与えられて当然だと感じた事はないわ。自分の父親に向かって“ジェット機、借りてもいい?”なんて言わない。もしも父親が“飛行機が欲しいの? ”って聞いてきたら、“もちろん、良いならね。”って答えるけれど。」

 

 

ところが18歳の誕生日には、ロンドンにある豪華な家を贈られたと話すクロエ。クロエは、UK・リアリティー番組「メイド・イン・チェルシー(Made in Chelsea)」のファースト・シーズンに出演することで自分がどれだけ“普通”の生活を送っているのかを証明しようとしたものの、その買い物の様子やロンドンでも有名なナイトクラブでお金を使う様子は、“普通”とはかけ離れたものに。

 

 

 

 

 

 

 

 

Chloe Green2.jpg裕福な家庭の子供達は、どうして道を外れてしまうことが多いのか? どうして彼らは自分を甘やかすのではなく落ち着いて、恵まれた環境を堪能することができないのか? 心理学者のアニタ・ベトガー(Anita Boettger)は「自分の要求が何でも叶えられていると、その人は精神的に発育が遅れることがあります。私達は、人生において苦労をすることで学び、順応し結果として成長していきます。もしも、チャレンジする機会を与えられなければ、困難を克服するチャンスを逃すことになり、感情的な発達の段階に影響を及ぼすことになるのです。」と説明。さらに、「人は、父親のクレジットカードを使う以外に、幸せを感じるために朝目覚める理由が必要になるのです。」と話している。

 


さらに「人生において目的意識を持つことは、幸福感をもたらす事になります。その目的は、必ずしも仕事と関わっている必要はないのですが、私達にとって個人的な意味合いのある事の方が良いと言えます。」とコメント。「従って、常に金銭的に恵まれていることのメリットは、チャリティー活動に大きく貢献することが出来ることでしょう。」と話している。









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