OK! インタビュー
アントニオ・バンデラス
Meeting MR BANDERAS
アントニオ・バンデラスに
OK!オーストラリアのエンターテイメント編集が直撃インタビュー!
新たに、海外で有名なガム・ブランドのエクストラ(EXTRA™)のアンバサダーとなったアントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)に会いに訪れたスペインでは、食事や娯楽、そして自分の母国で過ごすことに大喜びするカリスマ・スターから飛び出すフレンドリーなジョークなど、盛りだくさんであった。
「この場所が僕のルーツだから、ここが大好きなのさ。」と、同ブランドのイート・ドリンク・チュウ(Eat.Drink.Chew™)キャンペーンのプロモーション用インタビューの最終日、バルセロナのホテルへ足を踏み入れたハンサムな俳優は語った。
ヨーロッパからハリウッドへ進出した最も有名な人物の1人であるアントニオ(52歳)は、「エビータ(原題:Evita)」や「マスク・オブ・ゾロ(原題:The Mask of Zorro)」の他、「シュレック(原題:The Shrek)」シリーズでもお馴染み。
さらに、新たなエクストラの広告(海外用)では、アニメーションの食べ物たちと共演し、大興奮。部屋中でタップ・ダンスを踊ったり、ジョークを飛ばしたり、大量のガムを噛んだりと、まるでコメディアン!
「CMっていうのはとても難しいよね。現実ではない事をリアルにするために、短い時間の中で物語を伝えなくちゃいけないわけだし。」とガムを噛むことで、ドーナツなどの口に残りやすい食べ物とさよならするCMの撮影について語ったアントニオ。
「時々、自分の事が心配になってしまうんだ。ウソだろ、俺は今ドーナツに話かけているのか!ってね。」
目の前に座っている彼が、ロサンゼルスで共に生活する娘のステラ(Stella)(16歳)の母親で、女優でもあり、17年近く連れ添っている妻でもあるメラニー・グリフィス(Melanie Griffith)(55歳)との事など、人生において情熱を捧げていることについてオープンに話す事に乗り気でなかった事もあるというのは、本当に信じがたい。
さらに、実は料理好きだという彼が作る美味しそうなパエリアについて聞いた後は、次の日にクッキング・クラスでスペイン料理を習いたくなってしまうほどであった。たくさん食べた後にはもちろん、エクストラのガムを忘れずに!
---お招きいただいてありがとうございます。どのくらいの頻度でスペインにいらっしゃいますか?
本当のところ、自分が来たいと思うほど来れてはいないんだ。
---ゆくゆくは、はここで生活したいですか?
そうだね。
---エクストラ以外にもタッグを組めそうなブランドはたくさんあると思いますが、なぜこのキャンペーンを選んだのですか?
彼らのアプローチが1番最もらしかったからだよ。僕の起用にも、キャンペーンにも、商品自体にも自信があるようだったんだ。アプローチしている人自体が、自分のやっている事に自信のなさそうな人も時々いるのさ。
---では、彼らがあなたを惹きつけたのですね。
そうだよ。それに見ての通り(口元を指さしながら)僕、はチューインガム好きだしね!
---エクストラのアンバサダーになって、一生無料でガムを貰えるのでしょうか?
多分ね! 家族全員で顎の筋肉を鍛えられるように、ボックスをたくさん送ってもらえるよう会社に頼んでみるよ!
---オーストラリアへも数回行かれているかと思いますが、再訪の予定はありますか?
是非行きたいね! まだシドニーしか行ったことがないし、本当に忙しくしていたから。誰もがハッピーに過ごしているスペインの南部を思わせる所だよね。
---エクストラのキャンペーンの顔となったわけですが、ご自身で料理はされるのですか?
どこにでもいるようなレベルではなくて、僕は料理がとても上手いんだよ。この事に関しては謙虚にはなれないな。アメリカとスペイン中で1番のパエリアを作れるし、繰り返しになるようだけど、僕の作るパエリアはアメリカ中を探しても見つからないよ。
---バンデラス家のディナーはどのようなものなのですか?
僕たちは、夜はみんな揃って食事をするんだ。絶対に。昼間は実質的に無理だからね。
---あなたもよく料理を?
時々ね。でも実は夕飯を作ってくれるシェフがいるんだよ。
---あなたはロマンティックなタイプですか?
そうだね。
---最近の1番ロマンティックな事はなんですか?
昨日の夜、妻に素晴らしいメッセージを送ったんだ。内容は秘密にするけれどね。
---1998年のアカデミー賞(Academy Awards)で、あなたは初めて今の奥様と参加されたわけですが、特別な思い出ですか?
その通り。僕たちは2人してノミネートされていて、僕はスペイン映画「神経衰弱ぎりぎりの女たち(英題:Women on the Verge of a Nervous Breakdown)」、彼女の方は「ワーキング・ガール(原題:Working Girl)」で主演女優賞にノミネートだったね。リムジンを出て、彼女が目に入ったことを覚えているよ。だから、監督のペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)に“見てくれよ!あの女性は誰なんだ?”って聞いたら、“メラニー・グリフィスだよ。“って。僕は“ビックリだな! 彼女って本当にキレイだ!”
って思ってしまって。その6年後に彼女と結婚したのさ。
---テレンス・マリック(Terrence Malick)監督の次回作「原題:ナイト・オブ・カップス(Knight of Cups)」に出演予定ですが、どのような内容なのでしょうか?
自分の人生の中でも1番奇妙な経験をしたよ。彼は、僕に1日だけ仕事を与えたんだ。10ページの独演で即興だった。クリスチャン・ベール(Christian Bale)と話をしていると、みんなが中に入ってきて、僕たちが反応しなければならない事をやるんだ。楽しかったけれどテレンスがそれをどうしたいのか全く考えつかなかったよ。
---今後のご予定は?
今は、4月30日から撮影開始予定の「原題:オートマタ(Automata)」という映画のプロデュースと出演が控えているよ。映画「原題:33ディアス(33 Dias)」では、ピカソ(Picasso)役もやる予定で、彼は僕が育った場所から数ブロックの所で生まれているから、僕にとっては最も印象的なロールモデルと言えるね。それに彼は非常に情熱的な人物なんだ。グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)がピカソの愛人のドラ・マーラ(Dora Maar)を演じるけれど、彼女は僕より上手くスペイン語を話すと言っても良いぐらいなんだ!