オリヴィエ・マルティネスとガブリエル・オーブリー: 殴り合いの喧嘩
ハル・ベリーのフィアンセである
オリヴィエと
元交際相手のガブリエル
ハル・ベリー(Halle Berry)とガブリエル・オーブリー(Gabriel Aubry)は、娘のナーラ(Nahla)をお互いに幾度も引き渡してきた。しかし、現地時間11月22日、ハルのロサンゼルスの自宅でいつも通りに行われるはずだった引き渡しは、カブリエルとハルのフィアンセであるオリヴィエ・マルティネス(Olivier Martinez)の激しい言い争いへと変わった。
ハルは、直ぐにカナダ人モデルのガブリエルに対し自身や娘、そしてオリヴィエへの一時的な接近禁止命令を申請。さらに、ハルは接近禁止命令が永久的なものになるよう望んでおり、一方のガブリエルは、オリヴィエに対しての接近禁止令を獲得、ナーラとコンタクトをとることが出来ないようにしたとのこと。
警察は、実際の様子を調査するため3人に事情聴取を行ったところ、現地時間11月21日、ナーラの学芸会に3人が出席したことが事の発端であった。ガブリエルによれば、オリヴィエが彼の所へやって来て、フランス語で挑発ともとれる言葉を耳元で囁いたとのこと。
さらに、それから24時間も経たないうちに、ガブリエルがハルのハリウッド・ヒルズ(Holliwood Hills）にある自宅でナーラを車から降ろす際に事態がさらに悪化、男性2人が病院送りとなる殴り合いに発展してしまった。オリヴィエは、手を骨折した可能性があり、首にもケガを負った。ガブリエルは肋骨を骨折、目は青く腫れ、顔には切り傷、そして頭部にもケガをした可能性があった。
結局、その数日後、ハルとオリヴィエのナーラとのフランス行きは阻止されることになり、2人は裁判での決定に不服を唱えているとのこと。
TMZによると、オリヴィエが過去から前に進むべきだとガブリエルへ言った後、ガブリエルが最初に手を出したと報道している。しかし、ガブリエルは警察の調べに対し、オリヴィエに暴力を振るわれ、US$3Million(約2億4000万円)の養育費についてもオリヴィエには「話し合いが必要だ」と言われたと主張している。
一方のオリヴィエは、ガブリエルが地面に抑えつけられ、逮捕されたことでことが収まったとしたが、ガブリエルは、オリヴィエが彼の頭を掴み、コンクリートの道路へ打ち付けたとしている。さらに、オリヴィエは、もしもフランスへ行かなければどうにかすると脅し、警察にはガブリエルからケンカを持ちかけたと供述するよう言ったとしている。ところが、ガブリエルはその脅しについて警察へ訴えることを忘れ、ケガの治療が行われた後、暴行罪で逮捕。現地時間12月13日に出廷する予定であった。
2005年にヴェルサーチ(Versace)の撮影で出会ったハルとガブリエルだが、ガブリエル(37歳)が暴力や人種差別的な言葉を交際中のハルに浴びせていた、という理由から2010年に破局。以降親権争いを起こしている。殴り合いを目撃した人物によれば、ハル(46歳)は、自分のたった1人の娘を守ろうとしていたという。「彼女は、ただの小さい子供で、私も彼女にそうあって欲しいし、周りの子と一緒でいて欲しい。それが彼女の母親としての仕事よ。」と語るハル。
幼い頃に暴力を受けた経験があると告白するハルは、「母が暴力を振るうところを見ていたけれど、何もできなかった。」と語る。
「身を隠す必要はなかったけれど、間違った相手を私は選んでしまったの。皆が良い人というわけではないわ。幸運にもここ数年で、暴力が起きそうな時には、相手にその場を立ち去らせるぐらい賢くなったわ。暴力だけは我慢ならないの。」
最近は特に辛い日々を送っていたハルだったが、オリヴィエ(46歳)が光を与えてくれたという。
「彼って本当に盛り上げるのが得意で。」と語るハルは、2人がいつかガブリエルとの争いをなかったものにできると信じている。「騒ぎはあったけれど、終結するわよ。」