リース・ウィザースプーンのハッピーなハリウッド・ファミリー
“3人連れはトラブルのもと”と言うが、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)と新しい夫、ジム・トス(Jim Toth)の状況はちょっと違ったようだ。
2人は、現地時間11月10日に、リースの元夫、ライアン・フィリップ(Ryan Phillippe)と一緒に3人仲良くサッカーの試合を観戦していた。
リースとライアンの間に生まれた9歳の息子、ディーコン(Deacon)が試合に出場していた為、3人はその応援に駆け付けたのだった。この意外なトリオは、観戦中もお互いに会話も楽しんでいた様子だった。
ライアンとリースが7年の結婚生活に終止符を打ったのは2006年。それ以降も、ディーコンとその13歳の姉、アヴァ(Ava)のために、友好的な関係を続けるべくお互いに努力しあってきた。
「離婚した親同士、その絆を持ち続ける事はとても重要だと思っているよ。」と38歳にして20歳の学生、ポリーナ・スラグター(Paulina Slagter)と交際中のライアンは言う。
「僕たちは、もう仲の良い友達関係で、いいコーペアレンツ(co-parents)(離婚後も子どもを共同で養育する親)なんだ。親同士が交流しているところを見て、子どもたちも安心するんだ。僕たちは、どんな学校のイベントでも一緒に行くし、お互いを助け合う関係だよ。」
リースも“屈辱的で孤独感を味わった”という離婚手続きを経験した後、平穏な場所で人生を過ごせるのはいい気分だと認めている。
「元夫は、私たちの素晴らしい子どもたちの子育てにとても積極的よ。子育てについては、意見が一致しているわ。」と彼女は言う。
「子どもたちと一緒に居る時は自制の気持ちをお互いに保てているの。真の意味での人生のルール、自制心と愛情など、私は自分が子どもの頃に教わったことを子どもたちに教えているの。」
一方、アヴァとディーコンが親の離婚で全く傷ついてないなんて妄想はしていないという彼女。「確か、ノーラ・エフロン(Nora Ephron)が自身の著書で言っていたと思うんだけど、“誤魔化さないでください。離婚は、子どもたちにはとても辛い経験です。本当に辛い思いをします。子どもはそんな罰を受けないに越したことはありません”」と話す。
「本当にトラウマになる位辛い経験よ。」
それでもリースとライアンは、子育ての共同戦線を保つこと、そして家族構成の移行を出来るだけスムーズにすることに努力を惜しまない。リースの言う通り、子どもたちが彼女にとっての最優先事項なのだ。
「私のフルタイムの仕事は、母親業よ…。親業は、私が思い描いていたのとは全然違うわ。子どもたちの知識とユーモアのセンスにはビックリ仰天よ。子どもはそれぞれに独立した人間なのね。」
36歳のママは、ハリウッドのエージェントとして活躍する41歳の現夫、ジムのお陰で、彼女も子どもたちも前を向いていられると彼の協力も称賛している。
「私は、ラッキーなことに、とても素晴らしい人に出会え、子どもたちも彼に懐いてくれているわ。私はとても幸運に恵まれているの。」と話すリース。
ライアンは、元妻のリースが新しいお相手を見つけた事を本人と同じ位喜んでいて、それが2人のお互いを尊敬しあっている明確な証拠。
「リースとジム、2人の幸せを心から願っているよ。僕の子どもたちの母親だから、その彼女にとってベストな選択ができることをいつも願っているよ。」とライアンは語る。