写真上:ハーバード大学在籍中に「Facebook」を開設した、プログラマであり、実業家であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)。
USAでの大きな議論
最近のUSA内の最もHOTな話題について、
あなたの見解は?
仕事を探している人は、
フェイスブック(Facebook)・パスワードを提供する必要があるのか?
求職者情報を検索するに際し、企業や政府機関はユーザーに確認する事なく、フェイスブック(Facebook)等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)から短時間の内に個人情報を入手する傾向が増えていると言う。
そして多くの人達は、そうした行為は“プライバシー侵害行為”であり、法的な観点から見直す必要があると唱えているのだが、インターネット・ユーザー達の見解は様々に分かれているのが現状である。
企業にとってハイレベルな個人情報を入手する事は大切な事だと思う。
Zdnet.comを通してのザック・ウィッタカー(Zack Whittaker)の見解。
例えば、その人に犯罪歴があったり、将来犯罪に関わる危険性があるかどうかを含めて、求職者が企業や政府機関に提供する個人情報に信憑性があるかどうかを見極めようとする行為は、雇用主としては当然の権利で、とても大切な判断だと思う。現在SNSは、情報入手手段の1つとして世界的な展開で私達の生活と深く関わるようになっているし、そうしたルートを通して、少なくともある程度必要な情報源を事前に入手するのは雇用主として最低限必要な安全対策だと思う。
個人情報の侵害だと思う!
Minotdailynews.comのコメンテーター、アンドレア・ジョンソン(Andrea Johnson)の見解。
かつて無い程、オンライン上で人間同士の交際やビジネスが展開して行く現在のような社会状況下では、雇用主としての越権行為が益々エスカレートする傾向が現れ、そうした雇用主の行動は、ひいては“プライバシーの侵害”や“自由な発言の妨害”に繋がる危険性もあるのではないかと思う。いくつかの州では、雇用主が従業員のフェイスブック・パスワードを要求する行為を違法と定めようと言う動きが出始めていて、僕自身としてはアメリカ合衆国の全ての州が法的な規制を定めるべきだと考えている。