意地悪な女王を演じる為に
プリンス・チャーム(理想の夫)と築く憩いの家庭を
一時離れたと言う、ジュリア・ロバーツ!
グ リム兄弟の童話「スノー・ホワイト(白雪姫)」を脚色した新作映画「白雪姫と鏡の女王(原題:Mirror Mirror)」に出演し、「正直言うと、“意地悪な女性”になるのは結構楽しいものだと言う事を実感したわ!」と語るジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)!
スノー・ホワイト役には、気鋭の新進女優として活躍するリリー・コリンズ(Lily Collins)、チャーミング・プリンス、アルコット役には、アーミー・ハマー(Armie Hammer)と言う配役!
そして、その映画の中でジュリアは、資産を持つ若きプリンス・アルコットに淡い恋心を抱き、誘惑を仕掛けるが、スノー・ホワイトの無垢な美しさの虜になるプリンスの姿を目の当たりにして、そのもくろみを成就する事が出来ない“意地悪なクイーン”役を演じている。
現在は、夫のダニエル・モダー(Daniel Moder)と3人の子供達(ヘンリー(Henry)(4歳)、双子のヘイゼルとフィニアウス(Hazel & Pinnaeus)(7歳))と共にニューメキシコの広大な牧場で生活しているハリウッドの大女優、ジュリア・ロバーツは、映画の中のクイーンを称して「彼女はかなり生気を逸しているとしか思えないわ!」と語っていたが、それと同時にこの意地悪なクイーン役を演じる事を大いに楽しんでいたと言う。
そ して、ニューメキシコでの日常生活について次のように語るジュリア!
「料理、掃除は1人でこなすし、夫のダニエルとは、毎日挨拶のようにキスをし合って日常の生活を普通に楽しんでいるわ。一部の映画俳優又はセレブと呼ばれる人たちは、自分たちの豪華なスター生活をメディアを通して披露する事を厭わないケースも多いようだけれど、私達の場合は普通の人達を全く変わらないごく平凡な家庭生活を楽しんでいるの。私は、いつも希望を持つことを忘れない、とても楽観的な性格の持ち主で、きっとお伽噺の基本的なメッセージもそうした所に端を発しているのではないかしら?」
そこで今日は、OK!特別インタビューを通して、ターセム・シン(Tarsem Singh)監督による「ミラー・ミラー」の中で“意地悪なクイーン”役を演じるジュリアに「クイーン」がもたらす秘密のビューティーや実生活の中での母親としての重要な役割について自身の心境を語ってもらう事にする。
- --映画の中であなたが悪役を演じる機会はあまりありませんが、予てからこのような“意地悪な役”に挑戦してみたいと思っていたのでしょうか?
いいえ、そうではなくて、実は今回は、ターセム監督がこの配役の話を持ってきたの。私は、彼が監督する作品のオリジナリティーと偉大さにかねがね共感を覚えていて、ターセム監督が持ちかけて来る話なら乗ってみようと思ったと言う訳!
- --今回“クイーン”を演じる際は、実生活の中で特定の誰かを想像しながら演じていたのでしょうか?
それが私自身でない事を誇りに思うわ。でも名前を挙げる事は出来ないけれど、何人かの人達を思い浮かべながら演技の参考にしていた事は事実よ!
---今回のような重量感があって大きな衣装を身に着けた印象は?
古典的そのものでそれは素晴らしいと思ったわ! そして衣装合わせをしている内にターセム監督が“この豪華でスペースを取る衣装をより素晴らしく見せるには、ドレスに応じた十分な広さの撮影現場が必要だと思う”と言い始めたの。構築的で、我が物顔に大きなスペースを要求するドレスは、時代はずれの豪華さを感じさせたわ!
---子供の頃によく“お伽話”の本を読みましたか?
両親が子供用に優しく脚本したお伽噺を読んでいたと思うわ。実際のお伽話は、実はもっと残酷で、プリンスはタワーから落ちて目がつぶれてしまい、目が見えない中で彼女を探そうと道を彷徨すると言うストーリー展開なの。ある晩子供達がベッドに入る前にその“お伽話”を読み聞かせていて、ちょうどその残酷なシーンに来た時に思わず“今日はここでおしまい!”と言って本の読み聞かせを終えたのを覚えているわ。
- --既に25年のキャリアをお持ちですが、それでも“新しいプロジェクト”にはいつも感動を覚えたりなさいますか?
いつも現実を離れた所で演技をする事を楽しんで、新しい事に感動しているわ。この仕事をしていると、とても新鮮で楽しいし、様々な人生を疑似体験出来る自分をとてもラッキーだと思っているわ。
---“意地悪なクイーン”を演じる事は難しい事でしたか?
コメディータッチ、正当派、意地悪な配役、等々どんな役割もそれなりに大変な面があるものなの。でもどう言う役割でも与えられた条件の中で最善を尽くす事が何よりも大切な事だと思っているわ。
---“リリー”に意地悪をするのは如何でしたか?
それが正直言ってそれなりに楽しかったのよ!(笑)
---あなたも22歳で脚光を浴びたリリーと同じように若くして成功を収めた女優の1人だと思いますが、当時の状況と現在では何か違った事はありますか?
勿論、当時とは全く異なって、若い俳優が脚光を浴びる事が段々当たり前のようになってきたと思うし、それはそれで素晴らしい事ではないかしら? リリーに関して言えば、彼女は若くして自分をしっかりと持った素晴らしい女性だと思うわ。
---あなたにとって母親として最も大切な事、そしてお子さん達に残したい事は何でしょうか?
一にも愛、二にも愛、そして親として愛を与え尽くす事! 私は、どんな子供達もそれぞれが素晴らしい才能を持って生まれて来ていると信じているし、あとはその花を開かせる機会を与えてあげる事が大切だと思っているの。私達が親として、そして社会全体として果たさなければならない責任は、そうした子供たちを守る事なのではないかしら?
---それを実現する為には?
どの家庭でもしているようにまずは両親が日常生活の中で子供達を守り、育てる事以外にないと信じているわ。
---でも殆どの母親は、あなたのようにカメラのフラッシュに追われるような生活をしているとは思えませんが!
あら、私の場合も同じよ。幸運な事にパパラッチのカメラに追われるような事は無いし、毎日普通の母親として子供達に接しているわ。
- --どのように仕事と母親との両立のバランスを取っているのでしょうか?
何年か前は、まだ両立させるのに四苦八苦していたけれど、それも今は過去の事で、現在は、それなりに自分でスケジュールを工夫して両方を無理なくこなす事が出来るようになったと思っているわ!
---お子さん達はあなたの“意地悪なクイーン”役の映画を観た時にどのように反応すると思いますか?
今はまだ小さくて理解出来ないと思うけれど、もう少し大きくなって成長したらきっと“ママの意地悪なクイーン役”を楽しんで観る事が出来るようになるのではないかしら?
---“クイーン”の美しさを引き出す“ビューティー・シークレット”は?
“幸せ”と“相思相愛のパートナー”、これさえあれば、全ての女性は美しく輝く“美人”になることが出来ると思うの。
---あなたにとって“永遠の美しさ”を保つ秘訣は?
とても体力を消耗する事だと思うわ。でも、私よりももっとビューティー・ケアたっぷりと時間をかける事が出来る人達がきっと沢山いるはずよ!
---毎日どの位の時間“鏡”の前でご自分の顔をご覧になっていますか?
毎朝起きてから歯を磨くときにまず一度鏡で自分の顔を見るけれど、それ以外には殆ど鏡と対面する時間などないと言うのが実際の生活! でもそれは、子育て真っ最中の母親なら誰でも同じ事だと思うわ。
---あなたにとってプリンス・チャーム(理想の男性)の条件は?
勿論今の私の主人よ! そして私はそれだけで十分に幸せなの!