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 OK! インタビュー☆アン・ハサウェイ☆最新主演映画について語る (2011年11月号特集)

  2011.11.01

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OK! インタビュー

アン・ハサウェイ

 

「まだ“愛”がどうあるべきなのか、よく分かっていないのだと思うわ!

 

 

アン・ハサウェイ、自身の最新主演映画「ワンデイ」について語る。

 

 

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最新映画「原題:ワンデイ(One Day)」を通して、自身の愛や友情に対する観念、ハリウッド・セレブとしての装いの心得、そして将来の豊富について語る、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)!

 

 

 

 


ANNE HATHAWAY2_0.jpg1988年7月15日の大学卒業以来、生涯に渡って続くであろうと思われるような友情を築き始めた、ハサウェイ演じる“エマ・モーリー(Emma Morley)”とジム・スタージェス(Jim Sturgess)演じる“デクスター・メイヒュー(Dexter Mayhew)”!

 

労働者階級家庭から来るエマは、より良い世界を築く為に人生を捧げたいと夢見る若い女の子であるが、その一方、何不自由無い裕福な家庭に育ったデクスターは、世界を自分の思うように動かして見たいと考える自信に満ち溢れる魅力的な男性である。そして2人は、大学卒業後約20年に渡り、友情、喧嘩、希望、チャンスを逃す悔しさ、そして沢山の笑いや涙を体験し、別れと復縁を繰り返しながら共に人生を生きて行く事になる。

この映画は、そうした希望を探す人生の旅の中で互いに理解を深めながら、いつしか大学卒業当時の1988年に戻り、自然の流れの中で“愛”と自分達の“人生”を見出すと言う内容の作品である。

  

そこで、ロンドンで「バットマン(原題:Batman)」新シリーズを撮影中のアンに“ワンデイ”の映画について、更に彼女の“愛”や“友情”、ハリウッド・セレブとしての装いの心得、そして将来の豊富についてインタビューする機会を得た。

 

 

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY1_0.jpgアンは開口一番、「こんなに晴れた日にインタビューをするのはちょっと可笑しくない?」と言って、イギリス特有の“天候についてのジョーク”を交えながらインタビューの席に姿を現した。

 

 

---映画の中で“デクスター”と“エマ”は、かなり長期に渡って友情関係を築いて行きますが、現実の生活の中で男女の間にそのような友情は有り得ると思いますか?

2人は、100%完全に友情だけで繋がっているのではなく、心の片隅ではどこかしら、異性を意識し合った関係なのだと思うわ。

 

 

---あなた自身、そうした関係についてどのようにお考えですか?

個人的にはお互いに、もしくはどちらか一方が“友情”だけを望んでいるのなら、その関係ははっきりとしていて、簡単だと思うわ。でも、2人にそうした共通した認識がない場合は、その答えはわからないわね。それに人生は長いし、何かの拍子に“友情”が“他のかたち”に変わる可能性も有り得るかも知れないし! いずれにしても、とても的を得た質問だとは思うけれど、でもきっと答えが見つからない方が映画を観る楽しみが増えてよいのかも知れな

 

 

 

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY2_1.jpg---少女の頃、そして十代の頃に考えていた“愛”と現在の“愛”に対する概念はかなり変化して来ていますか?

勿論よ! 若い頃は“愛”についてもっと型にはまった考え方をしていたし、その頃に比べたらもっと順応性を持った対応が出来るようになったと思うわ。

 

 

---では“愛”はどうあるべきだと思いますか?

さあ、それは未だにまだよく分からない“謎”ね。

 

 

---確か若い頃はもっと堅くて、厳しい考えを持っていたとおっしゃっていましたよね?

そうなの。ちょっとクレージーでロマンティック過ぎたのではないかしら? でも28歳と言う歳になって、少しは大人になったと思うし、恋愛だけではなくて色々な事態にもっと流動的な対応する事が出来るようになったと思うわ。今振り返って見ると、若い頃はなかなか自分に自信を持つ事が出来なくて、ついつい型にはめた見方で相手を観察したりする事が多かったのではないかと思うわ。でも安定よりもちょっと複雑な展開に惹かれたりして、若いってとても面白い事だと思わない?

 

 

 

 

 

 

Bob Dylan1.jpg---いいえ、むしろそれが現実だと思いますよ。

昔は“愛”は、熱過ぎて近づくのが怖いと感じるような所があったけれど、今では“愛”の中に人生の喜びや美しさを見いだして、自分にも他人にももっと優しく対応する事が出来るようになったと思うわ。結局、“愛”は本に書いてある様なドラマティックな展開ばかりではなくて、もっと穏やかな日常に潜んでいる物なのかも知れないわね。

 

---この映画の中で学ぶことの出来る人生の教訓や哲学とは?

自分の周りで起きる善悪全ての事を当然と捕えず、出来る限り“感謝”と“慈悲”の気持ちを持って対応する事! だって人間は、誰でも間違いを冒す動物ですもの!

ボブ・ディラン(Bob Dylan)が「“雨”をただ単に冷たいと考える人もいるけれど、“雨”に濡れる事を詩的に感じる人もいる。」と歌っているように、人の感性はそれぞれ異なっていると言う事を自覚するべきだと思うわ。この映画の基になった本の著者、デヴィッド・ニコルズ(David Nicholls)も、そして映画自体も、きっと“雨”を感じる事の素晴らしさを伝えたかったのだと思うの。ところで、確かボブは今年で70歳になったはずよ! ボブ、おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

ONE DAY1.jpg---あなたはボブ・ディランの大ファン?

そうね。特にここ2〜3年は、彼の歌に傾倒しているわ。 

 

 

---彼に会った事は有りますか?

いいえ、まだ会った事は無いけれど、実現したら素晴らしいと思うわ!

  

 

---映画が駄作に終わらないか、どのような評価を受けるのか等と言う、両肩に掛るプレッシャーにどのように対応しているのでしょうか?

その質問を聞いた途端に何だか不安な気持ちになって来たわ! もう一回質問の内容を繰り返して下さるかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---現在まだ28歳と言う若さで映画の仕事に携わっている中で、様々なプレッシャーがあると思いますが、そうした状況にどの様に対処しているのでしょうか?

普段は、あまりそうした事を考える事は無いけれど、改めて質問されると、何だか“岩をよじ登る”ような、恐ろしさを感じるわ。もしプレッシャーを感じる事があるとすれば、唯一それは“自分がしっかりと責任を果たす事が出来たのか?”あるいは“鑑賞に耐えうるような納得の行く役割を演じ切る事が出来たのか?”と言う事だと思うの。だって、役者は他の人物に成り切って、監督が伝えたいと思うテーマを観客に伝える事が仕事だと思うから。それに沢山いる役者の中で特に“その役柄”に私が指名されるのは、とても光栄な事だと思うわ。でも私は “結果”や他人から受ける“評価”は自然の流れに任せて、撮影が終わった後は、出来るだけ大切な家族や友人との時間を楽しんだりする事にしているわ。だって、コンサートに出かけたり、美味しいものを食べたり、ステキなファッションや感銘を受けるような人達との出会いを楽しんだりと、人生には素晴らしい感動が山のように溢れていて、この地球上の数々の経験に比べたら結果や他人の評価なんて大した問題ではないと思うし、心配している暇など無いような気がするの!

 

 

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY4_0.jpg---かつて“ワンデイ”の映画の中に出て来る主人公のような女性が存在すると考えた事がありますか? そして20年に渡って続く男女の友情についてはどのように思いますか?

私は、エマではないし、彼女の行動をちょっと奇妙に思う事もあるけれど、これは現実の物語だし、私にも共通していて共感できる部分が沢山ある事は事実よ。勿論私の“異性との交際”の観念とは多少違っているけれど、でもこれは決して奇想天外な出来事ではなくて、時と場合によっては誰にでも起こり得るような人生の展開だと思うわ。

 

 

---あなたは、“最も美しい顔”、“最もセクシーなボディー”など、様々なトップリストに挙げられているようですが・・・

ほら、又何だか緊張してきてしまったわ!

 

 

---そうした風評にはどのように対応しているのでしょうか?

あら、それって何か対処するような事かしら?

 

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY4_1.jpg---レッド・カーペット・シーンでは毎回素晴らしい装いを披露して下さいますが、いつも自分のファッションに自信をお持ちですか?

ありがとう! でも決して“カマトトぶる”訳ではないけれど、今1つあなたの質問の真意がわからないのよ! 私が関心を持つのはファッションそのものでは無くて、むしろファッションを通して巡り会う様々な人達との友好関係なの。今までも私に数多くの感動を与えてくれる天才的なクリエーター達との出会いがあったし、その人達との繋がりを通して私も勉強させてもらっているわ。女優と言う職業を通してそうした機会を経験出来ると言うのはとても幸運な事だと思っているし、私自身もファッションに関わる世界をとても楽しませてもらっている事は事実よ! でも、ファッションは私にとってあくまでも“楽しむもの”で“ビジネスの世界”とは一線を画したものだと思っているわ。

 

---それはあなたの美しい容姿が成せる技、それともたゆみない努力のおかげ?

まあ、賛辞の言葉を本当に有難う! でも、ここにいるスタッフの人達は皆私が今“バットマン”の撮影に関わっていて、今はファッション所ではない事をご承知だと思うけれど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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---現在撮影中なのですか?

そうなの。

 

 

---撮影の中で間違えて誰かの顔を殴ってしまったと伺いましたが、本当でしょうか?

多少の真実は含まれているけれど、でも実際の内容はかなり違ったものなの。

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY5_0.jpg---ではその真実とは?

それが昨日契約書に“極秘情報保持”のサインをしたばかりで、映画や撮影時の詳細についてはあまり多くの事を語れないのよ。だから重要な部分については言えないけれど、でもどのようにしてそのような事が起きたのかをちょっとお話すると、スタントマンではなくて実際の俳優の顔を殴ってしまって、目に黒いあざが出来てしまったと言うのがその噂の経緯なの。

 

 

---今までのあなたの人生は若い頃に思い描き、計画立てていた通りに順調に運んでいると思いますか?

小さい頃から女優になりたいと思っていたし、そういう意味では計画通りの人生だと言う事が出来ると思うわ。

 

 

---確か15歳の頃は“修道僧”になりたいと思っていたと言うあなたのインタビュー記事を読んだ事があるのですが・・・。

確かに、もっと若い頃にほんの一時期そんな事を考えていた事もあったわね。でも成長するに連れてそうした気持ちは段々変化していったし、そもそも“修道僧”になりたいと思ったのはちょっと寄り道をしたようなもので、それ以前からずっと“女優”になりたいと言う望みを持っていたと言う方が正しいと思うわ。

 

 

 

 

 

 

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---でも、もしかしたら自分の進路に間違いはないのか、そして自分は本当に望み通りの歩みを進めているのかと迷ったりする事はなかったのでしょうか?

それは誰もが通る“自分探し”の関門のようなもので、勿論私も20代の前半は、いつも自分の進路について不安を抱いていたわ。その点に於いてもこの映画の主人公に共感を覚える事はあるわね。

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY5_2.jpg---女優でいる事は、自分自身を知ると言う作業よりももっと複雑な事だとお考えです?

それは、どういう意味かしら?

 

 

---女優として、いつも様々な人格の女性を演じ続け、それぞれの役柄に没頭していると、本来の自分が見えなくなって来るような事はないのでしょうか? それとも、それぞれの役柄の体験を通して自分を見つける作業をしているのですか?

中には、いまさら自分自身のアイデンティティーと言う意識を持たずに演技している俳優もいるけれど、私自身について言えば、自分のアイデンティティーと映画の中で演じる役柄が同一化すると言う事は殆どないと思うわ。今までも映画の中や実際の生活の中で様々な経験を通して成長して来たと思うし、勿論映画の主人公に影響されるような事も多少はあるけれど、でも私の自分探しは女優と言う仕事に関係なく、あくまでも“自分自身の成長の旅”だと思っているわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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---演じている役柄にどのように影響されたりするのですか?

あまり概念的な答えをするつもりはないけれど、映画の中の役柄だけではなく、撮影を通しての経験やスタッフの人達との関わり合いなど、全ての意味で映画作りのプロセスに恋をしているわ。そしてそれはきっとこの仕事に関わっている人なら誰もが感じる“興奮”だと思うの。約2週間の準備期間と3ヶ月の撮影期間の中で皆が一体化して一つの物作りに関わって、撮影が終わった後は再び会わないような人もいる環境は通常の世界から見るとちょっと不思議な感じがするかも知れないけれど、でもそれぞれの経験に意味と深みがあって、それはとても刺激的としか言いようがない素晴らしい体験の繰り返しなの。

 

 

 

 

 


ANNE HATHAWAY3_0.jpg---でも、そうした人達とはいつも一緒に仕事をしている訳ではなく、又一緒に仕事をする仲間ではない場合が多いと言う意味で、どちらかと言うと“希薄”な関係と言う感じを受けるのですが? 

“希薄”? それはどういう意味?

 

---“見せかけ”だけの関係では?

私の仕事が? それはちょっと“偏見”で、何か自分の仕事が否定されているような気がするけれど・・・。

 

---いいえ、そう言う意味ではなくて、映画の仕事と言うのは撮影中の数ヶ月の間に役柄を演じ切って、現実の中では“決して”人間関係を築く環境の中に居ないのではないかと思ったりするのですが・・・。

“決して”と言い切る訳? どうやらあなたは私に対して規制にはまった見方をしているようね。もしかしたら、あまり情感の無い“冷たい女性”と考えているのかしら?(笑) でも、今までの経験の中で、一度しか会った事がない人から生涯を通して影響されるような素晴らしい感動を受けたりする事も多々あったし、私はそれが必然が成せる“宇宙”の出会いの原理だと信じているの。いずれにしても、問題は知りあう期間では無くて、それよりも自分の価値観の中で、どのように人と関わっていくかと言う事だと思うわ。

 

 

 

 

 

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---映画の中では20年に及ぶ友情について語られていますが、あなたご自身の大学時代や子供の頃からの友情とハリウッドの世界で築いた親交とのバランスはどのように取っているのですか? そしてご自身のベストフレンズに対する考えは? 又、自分が障害にぶつかったり、気持ちが落ち込んだ時は一体誰に自分の心の底を打ち明けたりするのですか?

私自身が既にハリウッドの世界で仕事をしているせいか、私には自分が仕事をしている場所が特殊な世界だと言う感覚が余りないの。今までも仕事を通して素晴らしい友人が沢山出来たし、今でも“思いがけないような人達”と個人的に親密なお付き合いを続けているわ。先程の質問の中でも答えたように、ほんの数日会っただけなのに、ずっと昔から知っているような感じを覚えるような人がいるかと思えば、10年以上の知り合いでも心の絆を感じる事が出来ないような人もいたりして、問題は知りあう年月や時間の問題ではないと思うの。勿論学生時代から同じ様な体験をして来た個人的な友達は沢山いるし、その頃の旧友達とは28歳になった今でも全く変わらない素晴らしい友好関係を築いているわ。

 

 

 

 

 

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---友達はあなたの仕事についてどのように感じていると思いますか?

いつもは、私の仕事について特に何を言う事もないけれど、何か大きな出来事があったりすると、いつもからかわれているの。私達の間では、銀行に勤めている人もいれば、たまたま私のように女優業に携わっている仲間もいると言った具合で、私達は仕事の世界とは一線を画した、あくまでも個人的な絆で繋がっているの。オスカー(アカデミー賞(Academy Awards))のホスト役を務めた時は皆でパーティーを開いて、私のドレスの試着をして楽しんだりしたわ。彼らは私にとって本当に気の置けない仲間で、そこには何が有っても私が戻れる“特別な部屋”が用意されているのよ。そしてそれは私にとって何よりも大切な“宝物”だと思っているわ。

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY7.jpg---今回のあなたのオスカー・ホスト役に関して、いくつかの悪評があったりしましたが、それに関してはどのようにお考えですか?

否定的な評価があったのですって? 誰も私にそのような事を知らせてくれなかったし、それよりも、沢山の人達からお褒めの言葉を頂いて、皆オスカー・シーンを楽しんだと聞いているわ。実は特に計画していた訳ではないのだけれど、オスカーが終わった直後に“ガールズ・エフェクト(The Girls Effect)”のチャリティー活動の一環としてアフリカを訪問する機会を手に入れたの。とても感銘を受ける体験で、私としては皆にこの活動に関心を持って欲しいと思っているの。

 

 

---もう少し詳しく説明して頂けますか?

“ガールズ・エフェクト”は、発展途上国で貧困から端を発する“少女虐待”に関して、例えば10代前半の少女の強制結婚問題、HIV(エイズ)問題、教育の場が与えられていない幼い少女の救済活動などを推進しているチャリティー団体で、世界から見放されている恵まれない少女を解放する事を目的としているの。ケニヤやエチオピアで12歳と言う若さで結婚させられている少女達と話をして、まだまだ私が知らない沢山の事を学ばせてもらった事に感謝しているわ。

 

 

 

 

 

 

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---ではアフリカ滞在中はオスカーの体験はすっかり頭を離れていたと言う事ですか?

そうなの。でも良しにつけ悪しきに付け、こうした問題に関わって少しでも恵まれない少女達の為に貢献出来る機会を手に入れた事は、私自身とても幸運な事だと思っているわ。勿論、アカデミー賞授賞式は、ハリウッド業界の中でも歴史ある祭典で、私自身素晴らしい体験をさせてもらったけれど、でも世界はもっと広くて色々な問題を抱えているのだと言う事に目を開かされたような想いがしたのは確かなの。そして今回アンバサダーとしての役割を仰せつかった事に心から感謝しているわ。この大役を担うにはまだまだ役不足かも知れないけれど、少なくとも世界中の恵まれない少女達に昨日よりも過ごしやすい将来を探し出す活動の一環に関わる事が出来て、本当に光栄な事だと思っているの。

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY6_0.jpg---アフリカにはどの位滞在していたのですか?

約1週間の滞在で、その間は出来るだけ多くの場所を訪問したわ。“ガールズ・エフェクト”は、マリー・イドル(Marie Idle)と言う女性が運営しているナイキ・ファンデーション(Nike
Foundation)が推奨するチャリティー活動の一環なのよ。

 

 

---“ガールズ・エフェクト”の他には今後何か関心のある社会的な活動があるのでしょうか?

例えば“シティー・イヤー(City Year)”や“シティー・ハーベスト(City Harvest)”などの計画に政府の予算が正しく使われているかを監視、調査する“サービス・ネーション(Service Nation)”と言うアメリカ国内の外郭団体の役員として名を連ねてて活動しているわ。

 

 

---今後は更に社会的な貢献に尽力して行きたいと考えているのでしょうか?

勿論よ! 女優の仕事の醍醐味の1つは、その知名度を通して、様々な世界貢献活動の場を与えてもらえると言う事だと思うの。 

 

 

 

 

 

 

 

ANNE HATHAWAY6_1.jpg例えば、アムネスティー・インターナショナル(Amnesty International)を通して活動に専念しているエマは、そのたゆまぬ努力で、少しずつ住みよい世界を築き上げて来ているけれど、そこに私が援護射撃をする事で“1ヤード”前進する事が出来るようになると言うのが現実で、でもそれは決して私が特別な人間と言う訳ではなくて、女優としてたまたま“世界に名を知られる”と言う幸運な立場を手に入れる事が出来たと言うだけの事だと思うの。今後もこうした活動には積極的に関わっていきたいと思っているし、活動に参加する事が出来る事自体、とても栄誉な事と思っているわ。

 

---最後に、これから先10年間のご自身の抱負についてお聞かせ願えますか?

一に健康、二に健康、そして全ての人達が健康で幸せに過ごして行く事が出来ればと願っているわ。

 

---子供達に関しては?

勿論よ! 世界中の全ての人達に幸あれ!

 

---長い時間インタビューにご協力頂き、有難うございました。

こちらこそ、ありがとう! さあ、早く太陽の下に出てビタミンDを補給してきて!









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