NEWS
NEWS

前の記事
次の記事

  OK! インタビュー☆アシュトン・カッチャー☆仕事や愛について語る (2011年10月号特集)

  2011.10.01

ASHTON KUTCHERTop.jpg

 

OK! インタビュー

Ashton Kutcher

 

 

“チャンスをしっかりと掴んでベストを尽くすだけ!”

 

 

 

Demi Moore1.jpgかつてはアクション俳優として知られたアシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)だが、ハンサムで、その上妻がデミ・ムーア(Demi Moore)と言うだけでも世間から注目を集める彼にとって“駄作”への批評はかなり厳しいものになるはず!

 

しかし、アシュトンは危険を犯す事を厭わず、USA・高視聴率TV番組「トゥ・アンド・ア・ハーフ・メン(Two and a Half Men)」の主役で、悪名高いチャーリー・シーン(Charlie Sheen)が番組を降板した後の“後釜”として主役を務めようとしている。高視聴率を誇る“風刺連続コメディー番組”の人気主役の交代劇は、非常に珍しいケースだが、特筆すべきシニカルなチャーリーの演技に対して果たして大衆がアシュトンにどのような評価を下すのか?

 

しかし、そうした世間の噂にも、どうやらアシュトンは恐れを見せない様子である。そして彼は番組出演について、自身の心境を次のように語っている。「失敗を恐れていたら何も出来ないし、今はただ与えられたチャンスをしっかりと掴んでベストを尽くすだけ! その後の事は、視聴者が決める事だと思うし、今はただ“人事を尽くして天命を待つ”の心境だよ! とにかく今は最高のショービジネスに出演出来る幸運に感謝しているし、思いがけない現実に自分でも興奮している所なんだ!」

 

 

 

 

 

 

Charlie Sheen1.jpg麻薬問題の罰則でワーナー・ブラザース(Warner Bros)から番組を降板させられたチャーリー・シーンに取って代わり、最近弟9シリーズ第1作目の撮影を終えたばかりのアシュトン・カッチャーだが、番組の中でチャーリー・シーンが演じる役柄は風変わりな方法で姿を消し、その後カッチャー演じる“失恋に泣くインターネット億万長者”が突然チャーリー・ハーパー(Charlie Harper)の友人として登場すると言った内容とか!

 

 

果たして彼が、チャーリー・シーン特有の微妙にセクシュアルな暗示と、無謀な笑いを番組に持ち込む事が出来るかどうか、今は視聴者の反応を待つばかり! そしてカッチャー演じる「トゥ・アンド・ア・ハーフ・メン」にどのような評価が下されるのかは全く未知数ではあるが、もしかすると彼は難なくこの代役を演じこなして、思い掛けない魅力を発揮する事になるかもしれない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CBS1.jpgこれから先のストーリー展開は計りしれず、まだ公表の段階にはないようだが、一説によると新シリーズの幕開けは“チャーリー・ハーパーの葬儀シーンから始まり、チャーリーの友人やガールフレンド達が全員集合して番組に登場する”場面が見られるのではと言う噂もチラホラ! そして“チャーリーの自宅は売りに出され、カッチャーが演じる男性がその家の買い手の1人として登場する。”と言ったあらすじになるのでは?

 

 

 

 

Bruce Willis1.jpg更にカッチャーは「トゥ・アンド・ア・ハーフ・メン」の撮影が始まる前に国連が推奨する「人身売買撲滅キャンペーン」、特に「10代子女の売春撲滅運動」に妻のデミ・ムーアと共に力を注いでいると言う。又、カッチャーは、私生活でも非常にインテリジェンス溢れる魅力的な男性で、MTV放映によるヒット・ドッキリ番組「パンクD(Punk'd)」への出演を通して有名になった俳優!

 

 

そして、中には失敗作も多々あるものの、プロデューサーとしてもいくつかの作品を作ったりしている頭脳明晰な男性である。そんな彼が15歳年上のデミ・ムーアと2005年に結婚している事は知る人ぞ知る有名な話で、アシュトンはそれ以来デミとブルース・ウィリス(Bruce Willis)の間に生まれた3人の娘達の継父として立派な役割を果たしていると言う。更に面白い事には、カッチャーとウィルスは、デミと3人の娘達と皆で休暇の旅へ出かけると言う気心の知れた友達同士の付き合いをしている様子!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ashton Kutcher1.jpgインタビューの為に、ロサンゼルスのフォーシーズンズ・ホテル(Four Seasons Hotel)の広々としたスウィート・ルームで佇むリラックスした様子のカッチャーは、ブラックのアルマーニ(Armani)・スーツとグレーのシルク・シャツに身を包み、どこから見ても素晴らしくハンサムな男性だが、そんな彼に今回は“デミ・ムーアとの結婚生活や2人の関係”そして“ボディー・ワックス”に関する彼の感想などを聞いてみる事にした。

 

 

 

 

Two and a Half Men1.jpg

---「トゥ・アンド・ア・ハーフ・メン」への出演を通してどのような期待を以っているのでしょうか?

これから先、どのような評価を受ける事になるのか全く検討も付かない状況だけれど、でも何か新しい事に挑戦する事は本当に楽しいし、今は未知の経験に心がワクワクしている所なんだ。

 

それに僕はいつでもしっかりとした目標に向かって冒険をする事が好きだし、新しい可能性を追求し続けるのはとても大切な事だと思っているんだ。勿論、又TVのシリーズ番組に返り咲くとは予想もしていなかったけれど、でもチャンスがあるなら、とにかく挑戦して見ると言うのが僕の人生哲学なんだ!

 

 

 

 

Demi Moore2.jpg---視聴者はあなたの演技を気に入ってくれると思いますか?

これは非常に素晴らしい脚本で本当に面白いシリーズ作品だと思うよ。ストーリーの内容もとても興味深くて、それだけでも今までのような人気を持ち続けるのではないかと自負しているよ。だから、後の事は番組を通して、この秀でた脚本に相応しいような演技を披露して視聴者を楽しませるのが僕に与えられた役割だと思っているんだ。そう言った意味でも、この配役を手に入れた事は僕にとって本当に栄誉ある事だと思っているんだ。

 

 

---今回の代役についてチャーリー・シーンと直接お話をした事がありますか?

直接会って話をした訳ではないけれど、ツイッター(Twitter)を通して連絡を取り合っているよ。その他にも彼が周囲の人達に“今後の番組を支援する。”とコメントしている事を耳にして、とても心強く思っているんだ。彼自身“長年に渡ってショーに出演してとても楽しい経験をした。”と語っているし、実際「トゥ・アンド・ア・ハーフ・メン」の成功は、彼の貢献に寄る所が大きいと思うよ。とにかく、これからはその責任を僕が背負って番組を継続させていかなければならないと言う事で、とても緊張した思いでいるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

MTV1.jpg

---超人気番組に出演している話題の俳優に代役を配置すると言うのは、テレビ業界の中でもとても珍しいケースだと思いますが、どうやらあなたは余り恐れを知らない性格の持ち主のようですね?

僕は自分に自信を持っているし、何かに真剣に取り組む事に意義を感じるんだ。人生で何かを成し遂げたいと思うのなら、ただ後ろに座って頭の中で何かを考えているだけではなくて、行動を取って自分自身の世界を創って行かなければならないと思うんだ。今回も、まさかこのような形でテレビ業界の仕事に戻る事が出来るなんて夢にも思っていなかったし、本当に栄誉な事だと感謝しているよ。

 

でも、今思えばとても不思議な体験なのだけれど、番組出演の依頼が入る数週間前に“もし僕がこの番組に出演出来る機会があったら、自分なりの工夫と方法で面白い番組に仕立ててみたいし、きっと素晴らしい経験になるだろうな!”と思ったりしていたんだ。それが現実のものとなって自分自身の力を試す機会を与えられたのだから、僕のこの番組に対する意気込みが分かるでしょう?

 

 

 

 

Ashton Kutcher2.jpg
---テレビ番組シリーズに出演するのは、時間的にもかなり拘束されて、とても重労働だと思いますが、奥様のデミと過ごす時間の調整はどのように考えているのでしょうか?

その点については、全く心配ないと思うよ。一番下の娘のスカウト(Scout)も成長して、自分で車を運転して学校に通うようになったし、もう殆ど手が掛からなくなったしね。デミも、今回のチャンスが僕の役者としての成長に貴重な経験になる事を承知しているし、僕たちは番組を通してこれから先待ち受けている様々な新しい出会いに二人揃って心がワクワクしているんだ。

 

それにここ数年は、2人で楽しむ自由な時間を満喫したし、テレビ番組制作の場合は映画と違って、例えばタイに3ヶ月も撮影に出かけると言う事もないので、仕事が終われば毎日自宅に戻ると言う日常の家庭生活にはそれ程の変化はないしね。それに僕達は、時々は生活のリズムを変えて、変化を楽しむ事もお互いの刺激になって良いと考えるタイプの夫婦なんだ。

 

 

 

 

 

Demi Moore3.jpg---ここ数年来のデミとの生活の様子についてお聞かせ願えますか?

僕たちは、いつも心が通じ合っている“ソールメイト”のような間柄で、年月が経つに連れて益々親密になって、“様々な色を織り成す”面白い関係に成長して来ていると思うんだ。

 

そして、2人でお互いの存在を認識し合いながら一緒に人生の道のりを歩いて行く事を楽しんでいるのだと思うよ。これから先も色々な体験が待ち受けていると思うけれど、僕たちに限らず、どんな夫婦でもいつも互いを理解し合い、尊敬の念を持ち続ける事が大切なのではないかな? 僕たちにとって結婚は、2人の共同作業のようなものなんだ。

 

 

---あなたは、とてもユーモアセンスに溢れているようですが、それはあなたに与えられた自然なチャームだと思いますか?

いつもと言う訳では無いけれど、時々は刺激的な会話を楽しみたいと思うし、そう言う時は結構周囲を“かき回す”ような発言をしたりする事もあるよ。それに僕は私生活でも三枚目の役どころが好きで“ちょっと馬鹿げて変わった”自分を演じたりして楽しむような所があるんだ!

 

 

 

 

 

 

Ashton Kutcher3.jpgいつも物事を真正面から真剣に捉えていると疲れるし、時には羽目を外して馬鹿を演じるのが僕のリラックス方法なのかも知れないな。それに生きると言う事だけでも大変な現実の生活の中で、自分自身も含めて周囲の人達の心を鼓舞し続けるのはとても大切な事ではないかと思うよ!

 

ユーモアは、恐れや心配を取り除く起爆剤にも成り得るし、人生を生き易くしてくれる“妙薬”のようなものだと思わない? 要するに物事を“肯定的”に考えるのも“否定的”に考えるのも、全ては自分の捉え方次第なのではないかな!

 

 


---と言う事は、言い換えれば、問題を家庭に持ち込まず、適宜な距離感を持って生活すると言う事が人生を楽しく生きる、そして結婚生活を上手に切り盛りする為のあなたの“人生哲学”あるいは、生きる為の“智恵”と言う事なのでしょうか?

デミと僕は、人生のパートナーとして常にお互いの心を割って話し合って来たし、結婚生活を続けて行く中で1番大切な要素は、何があっても逃げずに互いに真剣に向き合う事だと思うんだ。勿論、ロマンティックなディナーや2人だけの旅行を楽しんだりする事も大切だし、お互いにスケジュールを調整して2人だけの時間を設けるような努力をしている事は確かだよ。要するにお互いに“馴れ合いにならず”いつまでも夫婦としての緊張感を持ち続けて、時には2人だけの様々な冒険やイベントを楽しむ事を忘れてはならないと思っているんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ashton Kutcher6.jpg---あなたは、ツイッターの推奨者のようですが、ツイッターの良さとは何なのでしょうか?

様々な人達と同時にコミュニケーションが出来て、お互いの見解を分かち合う事が出来ると言う点で、ツイッターを有効活用したいと思っているんだ。それに、ツイッターは“誰かを感動させたり、教育的なメッセージを広く世界の人達と共有して、有効的に活用するべきコミュニケーションの手段の1つ”と言うのが僕の持論!

 

でも、例えば“どこでランチを食べた”とか、“今日は歯医者に行った”とか言ったような事を毎日の日記のように書き綴るような事には興味はないし、それは正直言ってちょっと的が外れていると思うね。要するにツイッターは、意義のあるメッセージを幅広く伝える有効的なコミュニケーション・ツールの1つと言うのが僕のツイッターに対する一貫したイメージなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

Ashton Kutcher4.jpg---ソーシャル・ネットワーキングは、今後どのような展開を見せていくと思いますか?

情報に溢れる現在の生活環境の中で、どう言う種類の情報を上手に活用するかを見極める事が大切になってくるのだと思う。使い方さえ間違えなければ、世界中あらゆる所に必要かつ重要なメッセージを送る事が出来る強力なコミュニケーション手段だと言う事は確かだし、僕自身に関して言えば、ファンの皆と様々ながりを持つ事が出来る有効的な“交信機器”と言う感覚で、上手にツイッターを使わせてもらっているよ。

 

 

---ツイッターの1番の良さは何だと思いますか?

マスコミや他の手段を通して語られる僕の意見ではなく、僕自身の言葉が直接、そして幅広く皆に伝えられると言う事が“ツイッター”の1番の利点だと思うんだ。勿論僕のツイッター・メッセージは全て自分の言葉で書いたものだよ!

 

 

 

 

Two and a Half Men2.jpg

 

---アイオワの小さな町で育ったと聞いていますが、その頃から現在のような華やかな世界に身を置くご自分を予想していたのでしょうか?

僕の人生の一番の転機は、モデルの仕事をする為にニューヨークへ移り住んだ事で、僕が自分の決心を家族の前で打ち明けた時に父は、口に出しては言わなかったけれど、“モデルとして成功するなんて夢のような話で、きっと失敗して又戻って来る。”と思っていたらしいよ。

 

でも僕の考えの中には“何かに向かって前進したいと言う野望があるなら、まずは目標に向かって行動を起こす事が大切”と言う意識がいつもあって、若くて夢一杯の僕は、実際にそれを実行したと言う訳なんだ。

 

 

 

 

Ashton Kutcher5.jpg勿論、ニューヨークでの1人暮らしは思った通り大変で、暫くの間は、友達のアパートを泊まり歩くと言った貧乏暮らしの毎日だったよ。でも、僕は何故かどこか心の奥底で“1つの事に真面目に一生懸命に取り組んでいれば、いつかは必ず自分の夢が叶う”と自分自身の直感を信じているような所があったんだ! 勿論、全てが計画通りに自分の思うように運ぶ訳ではないけれど、面白い事に1つの道を歩いていると又次の道が開けて来るものだと言う言うのが僕の実感! 要するに何かを成し遂げたいと思うなら、とにかく目標に向かって行動する事が大切だと思うし、リスクを取る事を恐れていたら自分が本当に欲しい物は手に入らないと言うのが今でも僕の変わらない人生哲学なんだ!









CATEGORYから記事を読む