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 OK! インタビュー☆キャサリン・ゼタ・ジョーンズ☆家族の存在の大切さについて語る (2011年8月号特集)

  2011.08.01

Catherine Zeta JonesTop.jpg

 

OK! インタビュー

キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

家族の存在の大切さについて語る

 



鬱病の症状に苦しんだキャサリン・ゼタ・ジョーンズ

 

かつての不安で暗い日々や家族の存在の大切さについて

自身の心境を語るキャサリン・ゼタ・ジョーンズ

 

 

Catherine Zeta Jones1.jpg世界的に有名な俳優であり、夫のマイケル・ダグラス(Michael Douglas)の壮絶な癌治療との闘いを共にし、その献身的な介護振りが称えられたキャサリン・ゼタ・ジョーンズ(Catherine Zeta Jones)だが、長年の看病生活から来るストレス治療の為、今年4月コネチカット州にある精神科病院に数日間入院していた事が明らかになった。キャサリンの広報の話によると、彼女はここ最近、躁鬱症状を訴え自らの意志で検査入院する為に病院に足を運んだと言う。

 

 

 

キモ・セラピー(化学療法)や放射線治療により、幸いにもマイケル(66歳)は、癌との闘いに打ち勝つ事が出来たが、今度はその彼が自身の治療期間中献身的な看護を続けて来た妻のキャサリンを精神的に支える番が到来! 夫のダグラスに付き添われて治療の為にシルバー・ヒル病院(Silver Hill Hospital)に足を運んだキャサリンは、常日頃から夫のダグラスを「自分の人生の強い礎(いしずえ)」と語り、更に夫婦揃って体験した癌との闘いについても「夫と共に癌と闘った体験は、私達夫婦の絆を更に強いものにしてくれたと思うわ。」と当時の心境を感慨深げに語っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

Michael Douglas1.jpg広報の発表によると、1日約12万円(UK£770)、5日間で総額約60万円かけた治療の結果キャサリン(41歳)の症状は、順調に回復し、現在はジェラルド・バトラー(Gerard Butler)やジェシカ・ビール(Jessica Biel)との共演映画「原題:プレイング・ザ・フィールド(Playing the Field)」を含む2つの映画出演の準備に励んでいる所だと言う。

 

 

又、病院関係者は、キャサリンの入院期間中の様子について「食欲もあり、院内の庭でジョギングに励んだり、就寝前にはポーカーを楽しんだりして、むしろ5日間の入院生活を楽しんでいたようだ。」と語っている。

 

 

検査の結果キャサリンは「バイポーラII(日常:双極性障害II)」と診断されたが、これは一般に知られているような強い躁鬱の症状は無いものの、強度の情緒不安、イライラ、睡眠障害の兆候が現れる、いわゆる躁鬱病の一種だと言う。

 

 

 

 

 

 

Catherine Zeta Jones1_1.jpgキャサリンが鬱病にかかっているという情報は、実際に彼女が入院するまで公表される事はなかったが、既に一部ではその兆候が現れ始めていたと言う。夫の治療生活に付き添いながら仕事に従事し、毎日の母親業もこなさなければならないと言う超過密なスケジュールに追われる日々の中で徐々に心の病気に蝕まれて行った過程についてここでキャサリンの正直な気持ちを語ってもらう事にした。

 

 

 

 

“暗くて否定的になるのは

私の性格には向いていないの!”

 

Being negative isn't

good for my personality”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Michael Douglas3.jpg

勿論、私はとても幸運な人生を送っていると思うけれど、でもだからと言って決して落ち込む日が無いと言うわけではないの!

ネガティブな状態は、私の本質には合っていないと思うし、いつも出来るだけ明るくポジティブ状態でいるように心掛けているわ。

 

 

 

自分では多分皆が想像している以上に“不安”な気持ちでいたのだと思うわ。

時々鎧を被って自分を守ろうとして来たけれど、実は皆が分からない所でいつも大きな不安を抱えてきたのだと思うわ。

 

 

 

長年の生い立ちから常に強く生きて行かなくてはならない宿命を背負っているのだと思うわ。

私は、15歳の時から家を離れて自立して、ひたすら自分の目標に向かって強く生き抜いて来たの。でも何があっても自分を犠牲者と思った事は無いし、実際の人生の中で“犠牲者”振っている人を見ていると、とても違和感を覚えるわ。

 

 

 

 

 

Michael Douglas2.jpg多分ある種の強迫観念に駆られていたのかも知れないわ。

考えてみると、私は今まで毎日のようにステージに上がったり、映画の撮影に携わって来てずっと追われるような生活をして来たの。それに舞台や映画以外の事は、殆どと言って良い位何も知らないし、それってとても恐ろしい事だと思うわ。

 

 

困難から逃げずに前向きに闘った事を自分でも誇りに思っているわ。

人生を生き抜いて行く為には“自分に対する自信と誇り”が必要だと思うの。例え失敗したとしても、何かをやり抜くと言う事がとても大切だと思うし、年を取った時に悔いのない人生を送ったと言えるようにしたいと願っているわ。

 

 

 

私はとても意思の強い人間だと思うけれど、時々そうした強さを邪魔に感じる事がある事は確かよ!

周囲の人達の私に対するイメージは、往々にして“自信に溢れた、華麗なハリウッド・スター”と言った感じがあるけれど、私生活の私には意外に間抜けな所があるのよ。実際ムードに乗った時は結構“女っぽく”なったり“馬鹿げた”発言をしたりするしね。

 

 

 

お酒は大好きだし、荒々しい言葉使いをする事も結構あるのよ。

私は、ウェールズ(Wales)出身だし、言葉もまるでトラック運転手のように荒々しいのよ!

 

 

 

 

 

 

 

Michael Douglas4.jpg今まで一度も傲慢になった事は無いと思うわ。

未だに毎晩ベッドに入る前に“神”に語りかける習慣を忘れていないわ。

 

 

 

就寝前に良く子供達の命に別状は無いかと確認する事があるの。

でも我が家は、子供達を含めて全員“大きないびき”を掻くので、側に行って確認する必要さえないのよ!

 









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