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 チャーリー・シーンとリンジー・ローハン、それぞれの仕事への影響度の違いは何故?

  2010.11.12

Charlie SheenTop.jpg

 

 

USAでの大きな議論

  

チャーリー・シーンのスキャンダルは、

仕事にそれ程の悪影響を及ぼしていないのに、

何故リンジー・ローハンの場合はそうでは無いのか?

 

 

 

Charlie Sheen1.jpgこの1月のチャーリー・シーン(Charlie Sheen)の逮捕劇の直後、CBSの役員、ニナ・タスラー(Nina Tassler)は「これはあくまでも個人的な問題で、番組に対する影響はそれ程大きいものでは無いと思うわ。」と語っている。

 

裁判所による「ベティー・フォード(Betty Ford)での更生治療判決」を守らなかったと言う事実が現在大きな問題を引き起こしていると報告されているリンジー・ローハン(Lindsay Lohan)。

 

裁判所の申し立てによるとチャーリー・シーンは、どうやらこの数週間ホテルの部屋に閉じこもり、麻薬のやり放題と言う生活をしていたようだ。その上、コロラド州で妻のブルック・ミュラー(Brooke Mueller)に暴行を働いた事による仮釈放期間が切れないうちに、彼はUSA人気TV番組「トゥー・アンド・ア・ハーフ・メン(Two and a Half Men)の仕事に復帰している。

 

その間、リンジー・ローハンは、2007年以来問題になっているDUI(薬物・アルコール中毒症)の更生期間の判決を破り、その為にハリウッド業界への復帰も危ぶまれいる状況だと言う。

 

 

 

 

 

 

 

OK! USAでは、こうした2つの事実について、専門家の見解を聞いてみた。

 

 


Lindsay-Lohan1.jpg「原題:トクシック・メン(Toxic Men)

(中毒症患者)」の著者、

リリアン・グラス博士(Dr. Lillian Glass)の見解

 

 

あまり大きな声で言いたくは無いけれど、これには大きな男女差別問題があって、男性と女性の薬物問題を比べて見ると、同じ事をしても、男性だから許されていると言う側面を垣間見る事が出来ると思うわ。要するに、「バッド・ボーイ(悪い男)シンドローム(症候群)」というようなちょっとおかしな感覚があって、世間の人々はどちらかと言うと、バッド・ボーイが好きで、男性には、セカンド・チャンスが与えられ易いと言う傾向が見られているのは、確かな事よ。同じ罪を犯しても、女性であるリンジーは中傷され、チャーリーは男性のシンボルとして神格化されると言うのは、許しがたい事だと思うわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Charlie Sheen2.jpgハリウッド・イメージ・コンサルタントの

マイケル・サンズ(Michael Sands)の見解。

 

チャーリーは、商標名「テフロン(Teflon)」のようなもので、つまり彼が男性だから許されるのでは無く、業界に利益をもたらしてくれる存在だから大目に見てもらえると言うだけの事だと思うよ。

 

事実、チャーリーはCBSの稼ぎ頭で、その上にどんな事があっても決して仕事に穴をあけるような事はしていないしね。それに反して、リンジーはここ暫くの間、仕事の上でもうまくいっていない、泣かず飛ばずの存在で、周囲の人達は、リンジーの風変わりな行動に辟易としているのだと思う。勿論チャーリーにも様々な問題があるけれど、彼は自分自身の劇的な話題を逆手に取って上手に対処しているからね。要するに、チャーリーとリンジーの違いは、2人の業界への貢献度の差にあるのだと思うよ。

 

 

チャーリーは、「トゥー・アンド・ア・ハーフ・メン(Two and a half men)」でCBSに対して一話毎に約US$2million(約2億円)の利益をもたらしていると言われている。









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