“カーダシアン家”の栄光とは関係なく
仕事をしたいと主張する
ケンダル・ジェンナー
つい最近、ジェンラックス(Genlux)誌の表紙を飾ったケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)は、インタビューの中で“自分は、カーダシアン(Kardashian)ではなく、ケンダル・ジェナー”である事を殊更強調し、カーダシアン一家、更にカーダシアン有名3姉妹とは一線を画そうとするようなコメントを発していたと言う。
そして同誌のクリエイティブ・ディレクター、ステファン・カミフジ(Stephen Kamifuji)氏は、今回のジェナーのコメントに関して次のように説明している。「ケンダルは、将来性のある素晴らしいモデルで、今回もジェンラックスのカバーガールとして是非にと頼んで登場してもらったんだ。でも、今回のケンダルの発言は、きっとリアリティー・スターとして有名なカーダシアン3姉妹のイメージを引きずらず、自分独自の路線を見つけていきたいと言う想いから発せられているのではないかと思うよ。」
若干14歳でモデル・エージェンシーと契約を交わしたケンダルが、その彼女がコートニー(Kourtney)(33歳)、キム(Kim)(31歳)、クロエ(Khloe)(28歳)、カイリー(Kylie)(15歳)の5人姉妹の1人であるのは誰もが知っている話! そして最近は、その美しさとスタイルの良さで増々頭角を現し始め、今ではコートニー、キム、クロエの3人の姉達の活躍を凌ぐような勢いで活躍し、モデルとしての将来を嘱望されている存在!
現地時間の9月7日に開催された、“シェリー・ヒル(Sherri Hill)・2013スプリング・コレクション”で、妹のカイリーと共にキャット・ウォークを披露したケンダルだが、今後はカイリーとのペアー活動から離れ、ファッションモデルとしてソロで活動を続ける意思を示していると言う。
しかし、ケンドルの美しさと才能を見越し、“キムを凌ぐ次期のスター”と期待する“マメージャー(母親マネージャーの皮肉)”のクリス・ジェンナー(Kris Jenner)(56歳)が、そうしたケンドルの一連の発言を快く思わないのは当然の事! 更にケンダルの周辺では“クリスの次のもくろみは“ケンダル王国”を築く事なのでは?“と言う囁きも聞かれていると言う。
実際、そうした母親の性格を知るケンダル(16歳)は「ママは、時々正気とは思えないような発言をする事があるの。私の事には構わず、もっと静かにしていてくれたらと思う事が度々あるわ!」と冗談交じりに語っている。更に将来の自分の夢について次のようにコメントするケンダル!
「コレクションのランウェイ見た瞬間、身体の中から“アドレナリン”が出て来て、胸がわくわくするの。ファション・モデルとしての仕事は本当に楽しいし、出来ればこれからもずっと続けて行きたいと思っているわ。」
又、かつてはコレクション・モデルとして活躍する事が夢だったが身長が足りない理由からその夢を諦めたと言うキム! そして、その事情を充分に承知していているケンダルは、「キムは叶わなかった自分の夢を自分のモデルとしての成功を通して再現させたいと思っているような節がある」とコメントしている。
そうした中、普段はあまり多くを語らない父親のブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)(62歳)は、次のような冷静な発言をしている。「ケンダルが幸せなら、父親としては彼女の判断に任せるだけ! ケンダルとカイリーは、幼い頃からマスコミに囲まれた環境の中で育ってきているし、それがどのように2人に影響を及ぼしているかは父親として十分に把握しているつもりだよ。ただ、そのゲームの中で自分を見失うような事だけは避けて欲しいと思っているんだ。いずれにしても僕個人としては“名声”を手に入れる事が必ずしも幸せに繋がるとは考えていないしね。」