忠実な役作りで痩せ細ったマシュー・マコノヒー
マシューの激痩せに心配の声も数多く聞こえてきている
最新映画でHIVに感染した男性役を演じるために忠実に役作りしている、マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)が壮絶なダイエットの末、彼の健康状態に大きなリスクを冒してまで減量しているのではないか、と心配の声が上がっている。
実話をもとに制作されている「原題:ザ・ダラス・バイヤーズ・クラブ(The Dallas Buyers Club)」でロン・ウッドルーフ(Ron Woodroof)役を演じるマシューは、14kg近くも体重を削ぎ落していて、現地時間11月9日にロス空港に到着した時の彼は、以前の見る影さえもなかったとのこと。そしてその痩せ細った姿に“やりすぎでは?”との心配の声も数多く聞こえてきている。
管理栄養士のナラス・ ラプシィス博士(Dr. Naras Lapsys)は、マシューの変貌ぶりはトラブルの原因になる危険があると注意喚起している。「急激な減量は、気分変動、低いエネルギー状態、過度のコレステロール値による胆石の生成で激痛を伴う場合もある。」とOK!に話す。
一方、一部の人は、この43歳の俳優が同じ結果をより安全な方法で達成できたはずだと信じている。「現代の技術とメイク技術を駆使すれば、人体の健康状態を危険に晒すことなくこの容姿を容易に表現する事が出来る。」とオンライン・コメンテーターのディディ(Didi)は言う。
しかし、マシューは、伴うリスクを理解した上で、健康的に見せない事が減量の趣旨であったと認めている。「この撮影が始まる時点で、健康的な容姿であるべきじゃなかったんだ。」とマシューはコメントしている。
幸い、2児の父でもある彼は、健康的なベスト体重に近々戻す予定のよう。「今は、彼のキャリアの中で最も体重が少ない状態だけど、あと1ヶ月もすれば、元の体重に戻し始めるでしょう。」と関係者は語っている。