“マネーボール”PRの為に来日したブラッド・ピットが日本へエールを送る
11月11日(土)から全国公開中のアカデミー賞の呼び声が高いこの秋一番の感動の実話「マネーボール(原題:Moneyball)」の主演・製作を務めるブラッド・ピット(Brad Pitt)が、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)と6人の子供達と一緒にPRの為に11月8日から10日まで来日したのは、ご存じの通り。
記者会見場で一番初めに「“マネーボール”という作品をもって日本に来れた事にとても興奮しています。非常に誇りに思っている作品です。」でコメントし、映画についての質問に自身の価値観も加えて丁寧に答えていった。
「失業率が下がる今、若い人にGMとして何を伝えたいですか」とい質問に対して、「この映画のテーマであることですが、まず常識とされていること、仕事場でも例えば選挙の投票システムでもですが、果たしてそれがいいのか疑問をもつことが大事だと思います。もし今車を発明するとしたら、燃料は石油にするのか、でもそれは環境破壊になるから止めよう、と今なら考えますよね。アメリカも企業の利益ばかり優先され、状況は良くありません。でもそのフラストレーションを一瞬だけ放つのではなく、システムを問い、その解決策を見出すことが一番大切だと思います。」と答えた。
記者会見場で映画の深刻な部分を多く語ったブラッドだったが、「シリアスではなく笑いの部分もある映画なんです。楽しんでいただけると思います。僕は楽しみましたよ!」と述べた。
そして最後に、「東日本大震災で被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます。皆さん一生懸命復興している姿はとても価値があり、インスピレーションを受けています。僕は、世界中の色んなところに行きますが、世界中で日本の粘り強さについての話を聞きます。絶対忘れていません。みなさんの生きる力、復興にかける思いにとっても影響されています。」と日本へ温かいメッセージを送った。
写真右:11月9日、“マネーボール”のJapan Premiereには、アンジェリーナと揃って登場した。
ブラッド・ピット主演・製作映画「マネーボール」
11月11日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
写真上:11月8日、家族揃って来日した一家。多くの歓声に笑顔で答えるブラッドとアンジェリーナ。
写真上:11月10日、日本での滞在を終え出国する一家。
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