今回私は、エクストラ(Extra)の特派員として、映画「原題:ファースター(Faster)」のドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン(Dwayne "The Rock" Johnson)及び、ビリー・ボブ・ソーントン(Billy Bob Thornton)とのフォーシーズンズ・ホテル(Four Seasons Hotel)でのインタビューの機会に恵まれた。
インタビュー後のドウェインに対する私の感想は、「今まで会った男性の中でも特別に優しい男性」と言う事!

そんな事もあって私は思わず、「あなたには、何か暗い秘密の部分があるの?」と聞いて見ると、ドウェインからは「勿論だよ。実、は本当の僕にはかなり暗い部分があるんだ。金曜日の夜、ドン・フリオ・テキーラを5杯程飲んだ後に遂にその性格が顔を出し始めるのさ! それは暗さと邪悪さが絡み合ったような不思議な感覚なのだけれど、それが又たまらなく素晴らしいんだ!」と言う答えが戻って来た。

ここ暫くは、映画「原題:The Tooth Fairy and Race to Witch Mountain」のような家族をテーマにした作品に出演する機会が多かったが彼だが、ここに来て再びアクション映画に返り咲く機会を手にしたドウェイン!
そんな彼に「再びアクション映画に出演する事で汚れ役のイメージが強くなるのでは?」と聞いてみると、「僕は、自分が納得出来るような脚本を手に入れる機会を今までずっと待ち続けて来たんだ。ここ2〜3年の間に何回かアクション映画出演への誘いもあったけれど、なかなか自分が気に入った脚本との巡り合わせが無いと言う理由から全てを見送って、その代わりにコメディーや家族映画に出演していたと言うわけ。

でもここに来て遂に自分が共鳴出来るようなアクション映画の脚本が舞い込んで来たので、その映画制作に関わって見たいと言う、実に簡単で率直な理由から出演する事に決めたんだ。」と私の質問に答えるドウェイン!
彼と映画で共演したビリーは、「ドウェインと一緒の映画に出演する事が出来て本当に素晴らしい体験になった。」と語っている。実はドウェインは、カントリー・ミュージックの大ファンで、どうやら2人は“音楽好き”とう共通点でも互いに意気投合した様子であった。

ヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)との共演作「原題:ファースト・ファイブ(Fast Five)」に出演する事になっているドウェインは、映画の中で彼が“歌姫”になる場面があって、「それはもう見られたものでは無いよ!」と冗談交じりに語っている。