子供のためなら何でもすると語る、ジュリアナ・ランチック
乳がんと闘った、ジュリアナ・ランチック(Giuliana Rancic)は、2つの乳房の切除にも耐え、残念ながら実を結ぶことがなかった不妊治療も経験した。その後、代理母出産を通じて、現地時間2012年8月29日、夫のビル(Bill)との間に待望の息子のデューク(Duke)が産まれ母親となった。
精神的にも辛い経験した、USA・TV情報番組「E! News」のホストである彼女を仕事に復帰させる気にさせるものは何もなかったという。
「ハリウッド的な答え方をするならば、復帰できて嬉しいと言えるけれど、本当は辛かったわ。」と37歳のジュリアナは語る。
自分にとっての優先順位が変わったというジュリアナ。
「今の私にとって大事だと思うことは、数ヶ月前とは違っているの。デュークとゆっくりと朝を過ごせるのは嬉しいわ。それに夜に外出したり、プレミアにもあまり行かなくなったわ。」という。
USA・リアリティー番組「ジュリアナ & ビル(Guliana & Bill)」に出演する2人にとって、今はデュークが全ての中心となるように、スケジュールも調整しているという。
ビル(41歳)は、ジュリアナがデュークの様子を常に見えるようにと、4ヶ月間、デュークの1日の様子のビデオで彼女に送っている。
さらにジュリアナは、仕事が終われば、家族のため一目散に帰宅する。「昔は、ずっとオフィスに残ったりして、働き通しだったの。たとえ家に居てもね。」
初めて息子を残して外出しなければならなかった時には、ジュリアナは自分のこれまでのキャリアについて考えたという。「今すぐ辞めるべきだわ! 離れたくないの!」と番組では涙を浮かべながら語っていた。
たとえ母親業に徹する彼女であっても、未だに仕事には左右されている面もあるという。
「私は復活したのよ。 物事が困難になれば、自分を見つめ直すの。これは多くの女性が直面することだってね。私たちは誰でも自分の子供が恋しいけれど、同時にやらなければならないこともあるのよ。」
ジュリアナは、近い将来、子供が増える可能性についても否定はしない。
「将来的には、絶対にもう1人子供が欲しいと思っているの。できるだけ早くにね。次は何でもするわ。デュークに弟が出来るのも良いと思うし、女の子っていうのも良いわよね。」