「ストレスがかかると痩せてしまう」とアレクサ・チャン
今では、スレンダーなモデル体型で知られるアレクサ・チャン(Alexa Chung)(28歳)は、自身の体型について、“細身は生まれつき”だとコメントしている。
しかし、オーストラリアの新星、ホリー・ヴァランス(Holly Valance)の2002年のミュージック・ビデオ「ダウン・ボーイ(Down Boy)」などに出演していた頃のアレクサは、もう少し肉付きがよかったように見える。
173cmの身長におそらく体重は54キロくらいと思われているが、「スケジュールが忙しくて、健康と体重に影響が出ている」というのが、本人の弁。
「いろいろなストレスで、もとのボディー・サイズになりました。これが自然な体型です。私は生まれつき細くて、ストレスがかかるとよけいに痩せてしまうのです。」と話し「食べるのを我慢しているわけではないです。」と言うアレクサ。
ファッション・ショーの最前列が常連のアレクサは、本当はもうちょっと肉をつけたいと思っているが “シンスピレーション(Thinspiration) (痩せたい人にインスピレーションを送るウェブサイト) ”のピンナップ・ガールにされてしまったのは少し不愉快だと告白している。
「鏡に映った自分のからだを見ながら“あと10ポンド (4.5キロ)痩せたいわ”と思う人は結構いそうですが、私はそうではありません。でも、どうしてそれを知ってもらえることが出来ますか?」とはいえ、いつも隙のないボディーのアレクサにも、納得できない日もたまにはあるようで、
「自分に自信が持てない時があります。鏡の中の自分を見て、“私ってなんて素敵なんだろう”といつでも思っている人はそうはいないはず。いるとしたら、ハル・ベリー(Halle Berry)かビヨンセ(Beyonce)くらいでしょう。」と、アレクサは話している。
アレクサ・チャンはじめ、多くのセレブたちが自分は生まれつき細い体型だと主張する。「実は、ダブル・スタンダードがあって、大きな体型の女性は自分のボディーが好きだと言えるけれど、細めの女性には言えないこと」だと話します。「もし私がそんなことを言ったら、ものすごく非難されてしまうでしょうね。」
イギリス栄養士協会(British Dietetic Association)(国家資格者の団体である)の広報担当者シアン・ポーター(Sian Porter)氏は、過度の減量は深刻な結果を招くと警告している。
「もしあなたの摂取量が1日1300カロリー以下だと、あなたのからだは、ものすごくカロリーを欲していますから、どこからでも取り込もうとするでしょう。」とのこと。