写真上:現地時間10月6日、第20回ハンプトン国際映画祭のレッド・カーペットに登場したシエナ。
母親業をエンジョイする、シエナ・ミラー
「母親業って、きっと素晴らしいことだと思うの。エンジョイするつもりよ」と、今年の6月、長女マーロウ(Marlowe)を出産する直前にそう話していたイギリス出身の女優、シエナ・ミラー(Sienna Miller)。
現地時間10月6日にニューヨークのセントラル・パークで行われたママと赤ちゃんの集い、プレイデートで生後3ヶ月になったかわいい愛娘をあやす彼女を見る限り、彼女の予想は正しかったようだ。ふわふわの美しい髪とぷっくりほっぺのベビーなら、ママが夢中になるのも当然のこと。
巡業中の俳優トム・スターリッジ(Tom Sturridge)(27歳)と婚約中のゴージャスな女優シエナ(30歳)は、「本当に可愛いの。可愛すぎて、私の頭はまったく働いていないわ!」と、笑いながら打ち明け、刺激的な新しい人生の1ページを愛しんでいる様子。
「これまでになく、しっかりと自分の足で立っていると感じているの。とっても素敵な気分よ!」と話すシエナ。「自分のお腹の中にいたこの子に会う日を待ちわびて、そして生まれた時に他のすべての新しい体験も出来たわ。」
母親としていろいろ学 びながらも、シエナは早くもレッド・カーペットに復帰した。公園デビューした日の夕方に、ブロンドの美女は、自身が出演するHBOのTV・ドラマ(ヒッチ コック(Hitchcock)に見いだされた女優ティッピ・ヘドレン(Tippi Hedren)のストーリー)「ザ・ガールス(The Girls)」のワールド・プレミアの為に第20回ハンプトン国際映画祭(Hamptons International Film Festival)に登場した。
アレサンドラ・リッチ(Alessandra Rich)のドレスをまとったシエナは、出産後間もないのに、驚くほど美しいボディー・ラインを披露した。
「本当に、これまでエクササイズというものにはまるで縁がないの。1度ジムに入会したことはあるけれど、結局サウナに通っただけ。やっているのは、犬の散歩だけなので、きっと私は新陳代謝がいいんでしょうね。」とこんなに早く復帰できたのは、よい遺伝子のお陰とコメントするシエナ。
しかし、「それには、本当に感謝しているけど、実はまだぜんぜん引き締まっていないのよ。」と、シエナは妊娠のために出来たストレッチ・マーク(妊娠線)についても正直に話す。
「私のお尻を見て。歩くたびに揺れているわ。まじめな話、お尻が大きくなったの。朝起きて、鏡の前で自分にうんざりする日もあるのよ」と打ち明ける。
「もし、ヌード・シーンを撮影するとしたら、魅力的なお尻に見えるように、ヒップにメイクを施されるでしょうね。みんな、そうじゃないのが現実なんだけどね。出産した女性には誰でもあるストレッチ・マークを、すっかりメイクして見えなくするの。でも、ストレッチ・マークもセルライトも、私は気にしていないの。だって、それが普通ですもの」と、さりげない様子だ。今のところ、彼女にはそれ以外の心配はなさそうで、「妊娠中は、お腹に赤ちゃんがいることと、出産のことしか考えないものよ。でも、退院すると突然、赤ちゃんと自分だけという瞬間が訪れるの。そして、それはこれから一生ずっと変わらないんですよね。不思議ね。」と、新米ママ女優は、満足そうに語った。