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調査の結果によるとイギリスでは、全ての成人の5人に1人は毎晩“不眠”の症状に悩まされている。

OK! Health☆眠れない? 眠らない!

インターネットがあなたの眠りを妨げている? それはもしかすると昨今増え続けている“睡眠恐怖症”と呼ばれる症状かもしれない。

心地良い睡眠は誰もが望むもの! でも“完璧な眠り”が“不健康な執着”になってしまったらどうするの?

グーグルの調査によると、私たち現代人の間では”不眠症ハック”や“睡眠ハック”が螺旋のように絡まり、自分の健康に繋がる“質の良い睡眠”を望む人たちが、今特に増え続けているという。

中でも女性は、男性に比べると熟睡することが難しいと言われ、調査の結果によるとイギリスでは、全ての成人の36%が少なくとも週に1回は“熟睡”することができず、5人に1人は毎晩“不眠”の症状に悩まされている。

その結果、数多くの人たちが“睡眠の深さ”や“健康に必要な十分な睡眠をとっているか”などを分析する「フィットネストラッカー(自動計測するリストバンド型活動量計)」を身に着けるようになっている。ちなみに、このフィットネストラッカーの使用者は世界中で10億人以上に上ると推測されている。

そして、科学者たちは“この何が何でも1日8時間の熟睡”にこだわる状況を“睡眠恐怖症”と呼び、完璧な夜の睡眠を取らなければならないという強いこだわりが、逆に不眠症の原因となっていることが明らかになっている。

健康福祉会社ストレス・ノー・モア(StressNoMore)の創設者、ステファニー・テイラー(Stephanie Taylor)の話によると、その症状には「あまりにも完璧な安らぎを得ようとしたり」、「睡眠の質について心配しすぎたり」、「睡眠時間が短いために次の日の仕事への影響を案じたり」するため、就寝してからも頻繁に“スリープトラッカー”を確認することも含まれているという。

「心拍数や熟睡度、就寝中の体の動きなどのデータを確認することを含め、トラッカーはかつてないほど私たちに睡眠の質や量を検査するように仕向け、そのことが原因で「睡眠恐怖症」の症状は益々大きくなってきている。そうしたことはほとんどの場合、私たちにはコントロールできない問題であるにも関わらず、「不安症」、「うつ」、「不眠症」、「日中の眠気」などの症状を引き起こす原因となっている。」

「不眠症」は診断が難しいと言われているが、もしあなたがそうした症状に陥っているのではないかと不安に思っているのなら、まずは心理学やその分野の専門家に相談することをお勧めする。

ほとんどの人たちは、就寝前には「カフェイン」、「食事」、「スマートフォンや電気機器が発するブルーライト」などを避けたほうが良いことは知っているが、最近ではその他にもたくさんの熟睡方法が推奨されている。

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そこで、今日はステファニーが伝授する「快適な睡眠」を手に入れるための秘訣について紹介してみよう!

1.「枕で境界線をつくる」

これはあまりロマンティックな方法ではないが、パートナーとの間に枕で境界線を設けること。

<その定義>この方法は2人の間の親密度を妨げることにはなるが、枕で境界線をつくることでパートナーのいびきの悩みから解消される。さらに、物理的に距離を保つことで、パートナーの寝返りなどで眠りを妨害されることもなくなる。

2.「レタスティー」

カモミールティーを試したことはありますか? あるインフルエンサーの投稿によると、レタスには「素早く眠気を誘う」秘密が隠されていて、カモミールティーと同様の効能があると言われている。熱いお湯を入れたマグカップの中にレタスの葉を何枚か浸して、就寝前に飲むことをお勧めする。

<その定義>レタスを入れて沸騰させたお湯を飲むことで、レタスの中に含まれる「ラクチュシン(Lactucin)」が持つ鎮静作用が効果的に働くようになると言われている。しかし、十分な効果を生み出すためには、かなりの量のレタスが必要になるということもあり、レタスティーの効果についてはさらなる調査が必要とされている。お味はもう1つかもしれないけれど、“温かいお湯を飲む”だけでも、鎮静薬と同様の効果を生み出すことが知られている。

3.「手首のマッサージ」

あるスリープハッカーは「両方の手首をそれぞれ30秒~60秒ほど、円を描いてマッサージを施すことは“精神的な不安を和らげ”質の良い睡眠をとるのに役立つ」と言っている。

<その定義>どんなマッサージにも、体の副交感神経に働き掛けて「心拍数を抑え」、「血圧を下げ」、「体をリラックスさせ」、安らかな眠りを誘う効用がある。

4.「チョコレート」

チョコレートはチョコレートでも「ダークチョコレート」!

<その定義>ダークチョコレートには“即座にかつ深い眠りに誘う”マグネシウム(Magnesium)が大量に含まれていて“精神的な不安を”軽減する効果があると言われている。しかし、チョコレートに含まれている“糖分”は睡眠を妨げる要素にもなるので、チョコレートと同様にマグネシウムを大量に含むナッツやバナナで代用するのも1つの方法かもしれない。

5.「マウステーピング(口にテープを張る)」

これは誰もが必要というわけではないが、就寝前に“口の真ん中に小さく切った多孔性のテープを貼ることで、口ではなく鼻から息を吐き”いびきをなくしたり、少なくすることができるようになるという。

<その定義>口を開けて眠ることは、舌を後ろに巻くことになり、それが原因で空気が抜ける道がふさがれて寝息やいびきが大きくなってしまう。医薬品として認められているテープの使用はいびきの習慣や、空気が抜ける道が脳の覚醒までの数秒間完全にふさがれてしまう「閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)」を改善する効果がある。また、OSAは「脳梗塞」や「心臓発作」などを誘発する危険性があると言われている。

6.「キウイフルーツを食べる」

キウイフルーツには睡眠の量と質を増す効果があると言われている。

<その定義>研究の結果によると、キウイフルーツには、特に「不眠症」の症状を抱えている成人たちの入眠、睡眠時間、睡眠効率を向上させる効果があるという。それは、キウイフルーツに多量に含まれている睡眠誘発化学メッセンジャー「セロトニン(Serotonin)」のお陰だという。

7.「援助を求める」

「睡眠に対する考えは人によって異なり、個人差があるが、もし睡眠に対しての不安を抱えるようなことがあれば、問題解決の道を見つける助けを求めるべき」と述べるステファニー! さらに彼女は次のようなコメントを残している。

「自分の主治医や“睡眠”関係の専門医師に相談することで、それが“質の良い睡眠をとらなければならないというような強迫観念”からきているのか、あるいは“原因がわからない不眠症状”なのか、その原因を見極めなければならない。」

Words © Sandra Walsh
Photos © WENN.com

END.

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