アンジェラ・スキャンロン(Angela Scanlon)は新年の抱負を立てていたとき、2023年は「イエス」の年になると決め、日記に「サプライズ・ミー」(私を驚かせてください。)と書きました。
そこで、『ストリクトリー・カム・ダンシング』(Strictly Come Dancing:英国のテレビダンスコンテスト)の第21シリーズに契約のサインアップするように頼まれたとき、彼女はそれがサインだと判断しました。「私は、何が自分に投げかけられても、イエスと答えるつもりで今年を迎えました! 思っていたより少し大きな出来事かもしれませんが、私が願ったことなので、これでいこうと思います。」と彼女は言いました。
39歳のアイルランド人のブロードキャスターのアンジェラは、英国放送協会のTVチャンネルであるBBC Twoの『Your Home Made Perfect』の司会者と『The One Show』への出演で知られています。
しかし、コメディアンのレス・デニス(Les Dennis)、『ラブ・アイランド』(Love Island:イギリスの恋愛ゲーム番組)のザラ・マクダーモット(Zara McDermott)、ウエスト・エンド(West End)のスター、レイトン・ウィリアムズ(Layton Williams)、『コロネーション・ストリート』(Coronation Street:イギリスの人気テレビドラマ)(略称CORRIE:コリー)のエリー・リーチ(Ellie Leach)らと競い合う中で、彼女は話すことを減らし、ダンスを増やすことになることでしょう。
私たちがチャット(インタビュー当時)している間、彼女は1週間のリハーサルの準備をしており、その晩のストリクトリーローンチショーで、彼女のプロパートナーがカルロス・グー(Carlos Gu)であることが明らかになったばかりでした。
「私は、その話を聞くのを待っている間、誰もが『誰になってほしい? 』と聞かれ続けていたので、途方に暮れていました。もし期待したことが起こらなかったら、私はかなり打ちのめされていただろうから、相手について大声で言いたくはありませんでした。」
アンジェラはカルロスとパートナーを組むことができて興奮し、プロフェッショナル達がショーにもたらすエネルギーに、すぐに元気をもらいました。
「初めてプロのダンサーに会ったとき、主任振付師はこう言いました。『準備をしてください。彼らが部屋にいると違いを感じるでしょう。』とアンジェラに言いました。主任振付師は正しかったです。エネルギーがかなり高まっています。」
アンジェラはこれまでも『ストリクトリー・カム・ダンシング』への出演について打診されてきましたが、ルビー(Ruby)と赤ちゃんのマーニー(Marnie)の2人の幼い娘の母親は、今がその時だと感じていると言います。「私には5歳と18ヶ月の子供がいて、まだ少しデリケートに感じていますが、私はタイミングにとても敏感です。」と彼女は言います。
「以前にも話し合いましたが、うまくいきませんでした。私は赤ちゃんが欲しいと考えていて妊娠や出産について考えていたんです。今年に入って、特にタイミングについて疑問はありませんでした。ルビーはショーが大好きです。彼女は『私も一緒に踊っていい?』って感じでしたが、私と一緒に踊れないと知ったとき、彼女はとてもショックを受けていました。」
アンジェラのテクノロジー起業家の夫、ロイ・ホーガン(Roy Horgan)もこれに賛成していました。「彼は、頑張れと言いました。それが常に彼のメンタリティーで、やったことよりもやらなかったことを後悔するという考え方を大いに支持してくれています。時々、私は自分を優先したり、自分を守ったりすることがありますが、実際には少し臆病なだけです。」と彼女は言います。
集中的なリハーサルスケジュールにもかかわらず、2014年に結婚しロンドンに住んでいるアンジェラとロイは、『ストリクトリー・カム・ダンシング』のために英国に留まらなくてはならないので、今はより多くの時間を一緒に過ごせるはずです。
彼女はこう言います。「私は仕事でよく旅行します。私はアイルランドでトークショーを行っており、ここでの仕事であちこちに連れて行かれます。毎日家で起きるという考えは、他のすべてが大きく異なっているように感じても、少し一貫性があるように感じます。」
私たちがチャットをしているときはトレーニング開始の1週間前でしたが、アンジェラは、アマンダ・アビントン(Amanda Abbington)、アダム・トーマス(Adam Thomas)、アンジェラ・リッポン(Angela Rippon)を含む有名キャスト達がすでにWhatsApp(メッセンジャーアプリ)グループを立ち上げていることを明かしました。
「私は夏休みから戻ってきたばかりだったので、みんなに会ったときはまさに学校に戻ったような子供の時に戻ったような気分でした。興奮していますが、明らかに不安です。しかし、私たちは皆、自分たちの安定ゾーンから完全に外れたことをしています。」
Words © Lauren Morris / OK! Magazine
Photos © Justin Polkey / OK! Magazine
後編へ続く・・・。